SSH日誌

【SSH】大学実験講座

1.行事名

 大学実験講座

2.実施日時

 平成29年8月24日(木)
 
3.実施場所

 宇都宮大学教育学部

4.参加者

 1・2年生希望者

5.実施概要
 

【物理学】 「身の回りの色のしくみ」

 宇都宮大学教育学部  教授 堀田 直巳 氏

①虹のしくみの学習後、ビーカーに入った水を水滴にみたて、白色光を照射し観察。
 さらに、色による屈折の違いを詳しく観察するため、プリズムでの観察後、虹プレートを作成し実際に虹を観察。
②青空と夕焼けの違いについて懸濁液で観察。
③簡易分光器を作成し、光源の観察を行った。
④スリットと回折格子を用い光の波長を求めた。

大学実験講座1





【化学】 「-200℃の世界」

 宇都宮大学教育学部 教授  山田 洋一 氏

液体窒素の温度の確認。CO2、Ar、O2,Hg等を冷却し、その変化や様子を観察。
その中で、ドライアイスを加圧して液化させたり、固体と液体のエタノールの密度を比較したり、O2が磁性を持つことなどを観察。
さらに、電気抵抗が減少する様子や、マイスナ-効果の観察を行った。大学実験講座2





【生物学】 「ゲル電気泳動」
 
 宇都宮大学教育学部 教授 井口 智文 氏

変態生物である両生類のイモリは、幼生時の胃と成体時の胃では構造だけでなく働く酵素の種類も違ってくる。
イモリを解剖し、内臓を観察、消化器を取り出して試料を得る。
この試料も含め、他の両生類の幼生時消化器と成体時消化器から得た試料をゲル電気泳動させ、さらに活性染色させ、消化酵素の種類を同定した。

大学実験講座3





   
 


 宇都宮大学のGSC事業と連携して実施している。
 課外の最終日に設定したためか昨年よりもやや参加者が減ったが、アンケート結果の「そうである」「どちらかといえばそうである」の割合は例年通り高い値であった。


【生徒の感想】
・分光器やビーズを作った実験はいつもみている光が異なる色に見えてとても面白かった。(物理)
・今まで物理で学んだ波は音波だけであったが、光も電磁波であり、同じ波なので関係があることがわかった。(物理)
・冷やすと体積が小さくなることはどの物質にも共通していたが、酸素は色が変化したりゴムが伸びなくなったりという違いがあった。(化学)
・様々なものをマイナスの温度まで下げると、普段の生活ではみることができない液体の二酸化炭素や酸素をみることができて貴重な体験になった。(化学)
・タンパク質の大きさや形によって種類を区別できる電気泳動の原理が良く分かった。(生物)
・生物は幼生と成体で酵素の種類が異なることに驚いた。生物の分野は新しい発見がたくさんあって、世界初の研究も沢山あるとあらためて感じた。(生物)