生徒会・部活動・同好会の活動報告です

2019年8月の記事一覧

「那珂川町役場打ち合わせ」(建築研究部)

 建築研究部は、8月27日(火)那珂川町役場で関係の方々へ小砂地域協働研究の取り組みについて説明しました。
 那珂川町役場からは、商工観光課の薄井亮様、露久保諭様、渋谷直樹様が出席して下さり、現在実施している研究活動の取り組みについて理解を示し、支援して頂けるお話を頂きました。
 午後は、「なす風土記の丘資料館」の見学と「那珂川町馬頭広重美術館」の学芸員山内れい様から、那珂川町の歴史や美術館の説明をして頂き、生徒達の研究活動に大いに役立つ研修となりました。
  

   

  

「富屋地区街並み装飾の研究2」(建築研究部)

 建築研究部は、令和元年8月25日(日)宇都宮市徳次郎町富屋地区の徳次郎石街並みの調査を行いました。
 第2回目の調査では、宇都宮市文化財調査員の池田貞夫様との協働研究で、徳治郎石倉庫、西根、田中地区の装飾について調査しました。寺社建築の虹梁装飾が用いられたり、西洋建築のデザインが施されているなど、徳治郎石建築の装飾には興味深いものが多くみられました。
 少しずつですが、研究を進め、今後も活動の報告をHPにて公開したいと思います。
  

  

 

「ものコン関東大会4位入賞」 建築研究部木造班

 令和元年8月24日(土)に、茨城県職業訓練センターにおいて、第19回ものづくりコンテスト関東大会木材加工部門が開催されました。
 本校からは、県大会で優勝した神山颯斗(建築デザイン科3年)さんと、準優勝の野口琉生(建築デザイン科3年)さんの2名が参加しました。競技は3時間30分以内に、木造建築の木組み精度を競う競技です。
 各都県の予選を勝ち抜いて関東大会に出場した選手は25名で、神山颯斗さんはその中で見事4位入賞、野口琉生さんは第7位を果たしました。
 入賞した建築デザイン科3年の神山颯斗さん(大沢中出身)は、「関東大会で優勝を目指していたので、技能五輪全国大会では入賞を目指したい。」と話しています。
 今後も、高い目標を持ち頑張ることを期待しています。
  

  

 

WRO Japan 北関東 予選会(生産システム研究部)

 8月12日(月)、帝京大学(宇都宮キャンパス)において開催された『WRO Japan 北関東 2019 予選会』シニアエキスパート競技に、本校の生産システム研究部より6チームがエントリーしました。各チームともに健闘し、見事に全6チームが得点をあげることができました。
 
準優勝
 伊澤 賢志さん(電子機械科3年)
 星野 拓巳さん(電子情報科3年)

 
第3位               宇都宮市長賞
 篠澤 緑空さん(電子情報科2年)    町田 迭三さん(機械システム系1年)
 髙田 隆奨さん(電子情報科3年)    久郷 志貴さん(電気情報システム系1年)

「宮ラジ出演」(建築研究部)

 令和元年8月17日(土)に、建築研究部木造班3名(神山颯斗さん、野口琉生さん、中山拓海さん)は、宇都宮コミュニュティFMの宮ラジに出演しました。
 3名は先月行われた栃木県高校生ものづくりコンテスト「木材加工部門」で、優勝、準優勝、第4位になったことや今までの練習内容や工夫した点などを語りました。
 パーソナリィティーの中川享子様には、緊張する生徒を和らげて頂き、建築研究部の取り組みについて取り上げて頂き感謝しております。
 

 

「桐箪笥研修」(建築研究部)

 建築研究部は、令和元年8月10日(土)に、宇都宮市砥上町にある伝工舎において、下野手仕事会の桐箪笥職人、大塚敏様より桐箪笥の製作に関する研修を受けました。
 伝工舎は、「桐箪笥工房」を掲げ、伝統的桐箪笥の修理、再生をはじめ、伝統的工法で作る美しく頑丈で、機能的な家具を多く製作し、海外から注文が来るほどの有名な会社です。
 今回の研修では、桐の特性や手工具の仕込み方、桐箪笥製作の伝統技法を学びました。
 講師の大塚敏様には、お忙しい中ご指導ありがとうございました。
 

 

 

「建築板金研修」(建築研究部)

 建築研究部は、令和元年8月3日(土)に、鹿沼市職業訓練センターにて、鹿沼市の名匠津吹孝行様による建築板金研修を行いました。
 研修内容は、祠屋根の銅板葺きで、講師の拍子木や柳刃などを巧みに扱う伝統技法に、生徒達は感銘を受けていました。
 現在では建築板金まで扱う大工さんが少なくなっていると聞いています。本校生は貴重な経験をさせて頂きました。
 講師の津吹孝行様、ご指導ありがとうございました。
 

 

 

「建築設計研修」(建築研究部)

 建築研究部は、令和元年8月2日(金)に、宇都宮市のかんばら設計室神原浩司・敦子様の指導のもと、建築設計研修を行いました。
 研修内容は、建築家としての業務内容や設計のポイント、模型製作方法を学びました。専門的な観点から多くの指導を受け、生徒達の興味関心が高まりました。
 また、建築研究部が取り組んでいる小砂地域協働研究について技術的支援の協力を頂くことができ、現在の進行状況について報告しました。
 今後の研究が楽しみです。
 

 

「宇都宮聖ヨハネ教会の研究」(建築研究部)

 建築研究部は、令和元年7月28日(日)に、宇都宮市宇都宮市桜にある、大谷石建築の宇都宮聖ヨハネ教会の調査を行いました。
 建築研究部では長年大谷石建築の調査研究を行っています。今回は工学博士の岡田義治様との協働研究で、不明確であった宇都宮聖ヨハネ教会図面を、生徒達で測量を行いCADで設計図を復元する取り組みを開始しました。
 教会の図面を復元していくには、多くの課題がありますが、一つ一つ解決し研究を進めていきます。
  

  

「祭礼遺産の研究」(建築研究部)

 建築研究部は、令和元年7月27日(土)~28日(日)に、宇都宮市富屋地区にある徳次郎六ヵ郷の屋台調査を行いました。
 この日は、徳次郎下町屋台を調査しました。下町屋台は白木造り白木彩色彫刻屋台で、江戸時代の安政3年及び慶応2年に建造され、彫工は富田住磯部系の作と伝えられています。
 彫刻は、龍を基調としており、前後面の鬼板、懸魚、方立、高欄下はいずれも龍の彫刻があり荘厳な屋台でした。
 車輪は内輪型屋台で、鹿沼の屋台文化の影響を受けていると思われます。