2017年9月の記事一覧

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に 2017 8月


                      “夏の足工”伝統校のプライドを胸に
             ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News    AUG  2017  Vol.17


 今年も熱い夏が終わりました。夏の大会は、注目を集めた開幕戦で足利高校を相手に劇的な逆転勝利。さらに、宇都宮東高校との苦しい戦いも制した一方、春季県大会の優勝校・白鴎大足利とのベスト8を懸けた3回戦は、悔しい敗戦と、なかなか切り替えもできないままでしたが、多くの方のご尽力により新チームをスタートさせることができました。この場を借りてお礼申し上げます。
 さて、その新チームですが、今年も約1ヶ月間で22試合を消化するハード・スケジュールとなりました。結果は8勝13敗1分けとメンバーも入れ替わり、まだまだ多くの課題を抱えている現状です。ただ、選手は本当によく頑張りました。そして何より、2年生9名と1年生17名の26名全員で、この夏を乗り切れたことを嬉しく思います。部員1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれたことを実感した夏でした。
 そして、8月5日から1泊2日で4試合を戦った土浦遠征も無事、実施することができました。保護者の皆様にはご理解、ご協力頂き、ありがとうございました。今回の遠征も普段とは違う環境の中、県外の様々なタイプのチームを相手に、選手は貴重な経験を積めたはずです。
 さらに、19日から実施された交流戦は、宇都宮短大附属と対戦。選手はチャレンジャーとして立ち向かいました。しかし、結果は無念の8回降雨コールド、3対7での敗戦に終わりました。それでも今回の交流戦では、まだまだ実力不足ながら、やるべきことができれば、どこが相手でも勝つチャンスはあることを再確認できました。何れにしても県大会を前に、そういった経験ができたことは貴重だと思います。本番は次です。この経験を生かしながら秋季大会では持てる力を発揮し、旋風を巻き起こせるよう一戦一戦、全力で立ち向かいたいと思います。
 また、この夏の甲子園は、史上最多68本の本塁打が飛び出す“打高投低”の大会となりました。その結果、終盤での逆転劇が相次ぎ、勝負は本当に最後まで分からないことを感じました。足利工業野球部としても、高校生らしい好チームとなるため日々の練習から真剣な取り組みを続け、努力していく所存です。選手の懸命なプレーに変わらぬご支援をお願いします。