研修報告

令和6(2024)年度 数学専門研修(高)

目  的 数学的活動の理解を深めるとともに、指導力の向上と授業の工夫を図り、魅力ある数学科授業を創造する。
日  時 令和 6(2024)年 7月23日(火) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校(高等部)の数学科を担当している教員
研修内容 講話「『統計的な推測』をどう教えるのか?~大学入学共通テスト、科学的探究、AI社会の意思決定の観点から~」
研究協議「魅力的な授業の創造」
講  師 立正大学データサイエンス学部教授 渡辺美智子 氏
総合教育センター職員
研修の様子
 
講話「『統計的な推測』をどう教えるのか?
 ~大学入学共通テスト、科学的探究、AI社会の意思決定の観点から~」
研究協議「魅力的な授業の創造」
受講者の声
  • もともと重要性については認知していたが、欧米での取り組みなどを比較することにより、指導しなければいけない重要な内容であることを再認識できました。
  • データ駆動型社会において、スポーツのデータ分析や、購入品提案、ワクチンや薬の効能等々、生徒が身近に感じられる実社会のデータの分析や活用等による導入を実践していきたいと思います。
  • 選挙における当確を素材として検討しましたが、統計的な推測は素材が豊富なので、その素材をいかに授業で扱えるようにするか、教材研究に力を入れていきたいです。
  • 総合的な探究の時間や他教科の授業とも絡めて指導していくなど、数学科だけではなく学校全体を巻き込んでやっていくことも必要であると感じました。
研修担当者からの
メッセージ
 午前の講話では、日本が置かれた状況や産業界の要望などの説明があり、受講者は統計学が求められている経緯や背景を理解することができ、統計教育の重要性を実感できたようです。午後の研究協議では、グループで統計的推測について授業づくりを行いました。受講者のみなさんは、教科書通りの授業展開ではなくデータを活用しながらシミュレーションや確率を根拠として授業を展開するイメージをもつことができたようです。
 

令和6(2024)年度 新任校長研修(高等学校、特別支援学校)第2日

 

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 7月 9日(火) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容 1 講話「学校における特別支援教育」
2 講話「学校の財務と事務室との連携」
3 講話・演習「学校におけるICT活用」
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師 県立学校職員
県教委事務局特別支援教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校における特別支援教育」
講話「学校の財務と事務室との連携」
講話・演習「学校におけるICT活用」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

 
研修評価・振り返りシートから
研修の満足度・活用度
 ① 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 89.5% 10.5%
 
 
1 講話「学校における特別支援教育」
  【目標】
 特別支援教育に関する学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解するとともに、自校での取組への意欲をもつ。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 支援を必要とする生徒は増加傾向にあるとのことで、医師の診断の有無にかかわらず、生徒の強みを伸ばす支援の共通理解を図り、校内の支援体制を再確認したいと思います。
  • 改めて特別支援教育について確認する場となりました。特別支援学校としてセンター的機能を発揮し、各校と情報共有しながら支援にあたりたいと思います。
 
2 講話「学校の財務と事務室との連携」
  【目標】
 事務室の業務、学校特有の財務について理解するとともに、事務室との連携の重要性を再確認する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 事務担当者の視点からの講話で、大変参考になりました。今後も、DX推進の視点や業務分担等について検討、周知し、事務室との連携を図っていきたいと思います。
  • 事務部の業務内容、財務関係を校長としてしっかりと把握し、教職員と事務部との連携を図っていくことが重要と考えます。
 
3 講話・演習「学校におけるICT活用」
  【目標】
 子どもたちを取り巻くネット環境の現状や学校教育におけるICT活用の現状と課題を理解するとともに、自校におけるICTを活用した教育活動について考える。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 学校における著作権の課題は、確実に職員に伝え、生徒への周知を図りたいと思います。ネット環境の現状、情報モラル教育の必要性を改めて確認できました。「情報」の授業、普段の授業からも生徒に伝えることが大切であることを職員に伝えていきたいと思います。
  • 特別支援学校はタブレット等の端末の使用はかなり進んできましたが、活用という段階までには至っておりません。子供の障害特性に合ったICT活用を進めていきたいと思います。
 
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
  【目標】
 各学校の教育目標の具現化に向けたビジョンの在り方や、学校組織マネジメントを効果的に推進するために校長として発揮すべき指導性について意見交換することを通して、校長としての資質の向上を図る。
 

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 他校の校長先生の取組が大変参考になりました。本校でも教職員の意識調査や課題と感じている事案について聞き取り等を行い、課題の解決に向けて、教職員一人一人が我が事感をもって取り組める学校経営に努めてまいります。
  • どの学校も業務改善が課題でした。取り入れたいことがあっても、今現在、教職員が手一杯な状況であり、なかなか新たなことに取り組めないでいるのが現状です。上手く機能していない校務において、「やり方を少し変える」ことをまず提案して実践しようと思っています。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任学習指導主任研修(小・中)

 

目  的 学習指導主任の職務・役割や学習指導の今日的課題について理解し、校内における実践を通して、学習指導主任としての資質の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年 6月24日(月) 9:30~16:00
対  象 小学校・中学校・義務教育学校の新任学習指導主任
研修内容 1 講話「新任学習指導主任に期待すること」
2 講話・演習「本県の学習指導の現状と課題」
3 研究協議「学習指導主任の職務と役割」
講  師 県教委事務局義務教育課学力向上推進担当指導主事
総合教育センター職員
研修の様子
講話
「新任学習指導主任に期待すること(小学校)」
講話
「新任学習指導主任に期待すること(中学校)」
講話・演習
「本県の学習指導の現状と課題(小学校)」
講話・演習
「本県の学習指導の現状と課題(中学校)」
研究協議
「学習指導主任の職務と役割(小学校)」
研究協議
「学習指導主任の職務と役割(中学校)」

 
研修評価・振り返りシートから
研修の満足度、活用度
 ① 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 81% 19%
 
 
1 講話「新任学習指導主任に期待すること」
  【研修の目標】
 学習指導主任の責務を再確認するとともに、学習指導主任としての心構えや在り方について理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

    <小学校>
  • 児童及び教職員の幸せのために、自校に合った学習指導のあり方を研究していきたいと思う。その中で、「令和の日本型学校教育」実現のため、「協働的な学び」と「個別最適な学び」について、どう具現化して取り組んでいくかを、職員と協議を重ね、共有しながら進めていきたい。
  • <中学校>
  • 学習指導主任の責務を確認できた。自校において主体的・対話的で深い学びを実現できるように、思考力・判断力・表現力などの「見えにくい学力」を重視した授業改善を推進していきたい。
 
2 講話・演習「本県の学習指導の現状と課題」
  【研修の目標】
 本県の学習指導の現状と課題を理解し、自校の学習指導を充実するための手掛かりを考えることができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

    <小学校>
  • 自校の学習指導を充実するために、とちぎっ子学習状況調査の分析を確実に活かす授業の実践を考えていきたい。また、成果と課題を洗い出すだけでなく、学校課題の解決のために着手できそうな手立てを焦点化し、全職員で共有できるよう工夫しつつ授業改善を行っていきたい。
  • <中学校>
  • 授業改善に向けた3つの視点のもと、本県の調査結果を振り返ってみると、教師側と児童生徒側で受け取り方に差があることがよく分かった。改善策や学力向上関係資料もたくさん教えていただいたので、できるところから取り入れていきたいと思った。
 
3 研究協議「学習指導主任の職務と役割
  【研修の目標】
 学習指導主任の職務と役割について理解し、学習指導の中核的な役割を担う意欲をもつことができる。
 

【研究協議の主な意見・感想】

    <小学校>
  • 同じ立場で同じ環境の先生方とお話する機会は少ないため、交流をする時間がとても有効だった。他校の先生方の頑張りや思いに触れ、心強く、頑張ろうという気持ちが強くなった。
  • <中学校>
  • 経験豊富な先生、若手の先生のそれぞれのよさを生かし、学習指導が推進されるよう、見守り、働きかけをしていきたい。研修の持ち方や家庭学習の方法、ICT活用など、学校の特色に合わせた最適な方法を考えていくことが必要だと考えた。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 教頭2年目研修(小・中学校)第1日

 

目  的 管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 6月 3日(月) 9:30~16:00
対  象 小学校、中学校、義務教育学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容 1 講話「コーチングを活用した人材育成」
2 講話「学校経営と学校事務」
4 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
講  師 大学等職員
公立小学校事務長
総合教育センター職員
研修の様子
講話「コーチングを活用した人材育成」
講話「学校経営と学校事務」
発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 92.1% 7.9%
 
 
1 講話「コーチングを活用した人材育成」
  【目標】
 管理職の立場やコーチングの視点を踏まえた人材育成の在り方について理解し、教職員の資質向上のためにOJTや校内研修の充実を図ろうとする。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校のファシリテーターとして、今どきの先生方に対して、承認されたい・貢献したいというニーズや欲求を満たしていけるよう、対応をアップデートしていきたいです。賞賛よりねぎらいを大切にし、「聴く」を意識するより「話させる」を意識し、相手を認めたコーチングの手法を使い、コミュニケーションをとって調整役を務めていきたいと思います。
  • 「指導」ではなく、「成長を助ける」ことを意識して、かけがえのない同僚である先生方のやる気と力を信じ、「承認」と「質問力」でコーチングしていきたいと考えました。まず、こちらから声をかける・挨拶プラスワンから着手したいと思います。また、伝えなければならないことがあるときは、承認と期待のパンと拡大質問で、「やらされる」のではなく「自ら動く」行動を促せる教頭になりたいです。
 
2 講話「学校経営と学校事務」
  【目標】
 学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 早速、事務職員に「授業を見に行ってみよう!」という呼びかけをしました。実際に予算がどのように執行されているかの様子を見ていただこうと思います。そして、事務職からも子供たちの学びを支えているという実感を感じられるように、できるだけ現場(教室の様子)を見ていただき、共通理解のもと予算執行に向き合いたいと考えました。
  • 既に取り組んでもらっている「開かれた予算」、「適正かつ効率的な予算運営」がスムーズに進んでいくよう、教育活動推進のリーダーとして、事務職員とのコミュニケーションを更に深めるとともに、一人職であること、組織の一員であることへの配慮を忘れずに、協働体制を整えたいです。
 
3 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
  【目標】
 学校組織マネジメント校内実践計画についての意見交換を通して、自校の計画を様々な観点で捉え、さらに校内実践に向けての見通しがもてる。
 

【発表・研究協議後の主な意見・感想】

  • まずは、校長先生の経営方針や思いを実現できるように、校長先生との対話の時間を大切にしたいと思います。そして、全教職員に校長先生の思いが伝わるように、分かりやすく繰り返し話をしていく。また、中心となって進める係の先生が納得できるように説明をしていきたいです。また、温かい職員室づくりをしていきたいです。そのために、いつも笑顔でいること、相談されたときには自分の仕事の手を止めて話を聴くこと、先生方にねぎらいの言葉を掛けることを心掛けたいです。特に、若手教員が生き生きと仕事ができるような職員室の人間関係が築けるように努めたいと思います。
  • 他校の教頭先生の実践計画を見せていただいたり、説明をお聞きしたりしながら、管理職としての視点に気付かされたり、本校と同じ悩みを抱えていらっしゃることを知ったりと多くの学びがありました。自分の実践計画においては、組織として取り組むための教頭としての関わりについて、さらに考えながら実践していきたいです。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第1日

 

目  的 管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 6月 3日(月) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容 1 講話「コーチングを活用した人材育成」
2 講話「特別支援教育の充実に向けて」
3 講話「学校の財務」
4 講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント~危機管理体制の確立のために~」
講  師 大学等職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「コーチングを活用した人材育成」
講話「特別支援教育の充実に向けて」
講話「学校の財務」
講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント
~危機管理体制の確立のために~」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 86% 14%
 
 
1 講話「コーチングを活用した人材育成」
  【目標】
 管理職の立場やコーチングの視点を踏まえた人材育成の在り方について理解し、教職員の資質向上のためにOJTや校内研修の充実を図ろうとする。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 人材育成を目標に、管理職として心掛けるべき姿勢を学べました。「指導者として心掛けること」を参考に、言葉掛けを変えていきたいと思います。まずは、相手への感謝を伝えることをしていきたいと思います。
  • 教職員一人ひとりの立場に立って考え、教頭としての意識をもって会話をしていきたいと思います。そのうえで、話を聴いてもらいたい人になれるよう心掛けていきたいと思います。
 
2 講話「特別支援教育の充実に向けて」
  【目標】
 高等学校における特別支援教育について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮し、特別支援教育コーディネーターを中心とした組織的な特別支援教育の在り方や特別支援教育を推進する上での管理職の役割を理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 今年度より、通級による指導協力員が配置されました。通級による指導について、まずは教職員の理解を深めるための研修を実施したいと思います。そして、インクルーシブ教育の実現に向け、本校での指導の在り方や実施方法を特別支援教育コーディネーターを中心に検討し、組織的な指導体制を構築していきたいと思います。
  • 日常生活では課題が表面に表れないが、本人の中では「困り感」を抱いて学校生活を送っている生徒が多数いると思います。HR担任や所属する部活動顧問などを中心に、一人一人がもつ課題、必要な配慮・支援方法を探り、教職員間で共有することが、今よりも自然に行われる雰囲気づくりをしたいと思います。
 
3 講話「学校の財務」
  【目標】
 学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 改めて学校の財務に関して考える機会を頂き感謝しています。教頭として財務に関する視点をしっかりと持ち、公金や準公金を問わず事務処理を人任せにせず対応していきたいと思います。
  • 学校の予算の編成や執行の流れについて確認することができました。学校運営費がどれくらいきているか改めて確認いたしました。予算については事務部が把握していればよいということではなく、教頭としても限られた予算を学校運営に効果的に活用できるようにしていかなければいけないと思いました。
 
4 講話・研究協議「学校運営における危機管理推進のポイント~危機管理体制の確立のために~」
  【目標】
 危機管理の実践的なポイントを理解し、教職員の危機意識の向上や自校の危機管理体制の構築のヒントを得るとともに方策を考える。
 

【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】

  • それぞれの学校における危機管理の現状を理解することができました。危機管理マニュアルの改訂や変更を組織的に行っていきたいと思います。
  • 危機管理マニュアルの更新と教職員への周知を行いたいと思います。また、ヒヤリハット事例を数多く集めることで、ヒヤリハットを集める意義について周知していきたいと思います。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任主幹教諭研修(高等学校、特別支援学校)

 

目  的 主幹教諭としての職務、学校経営への参画の在り方等について理解を深め、主幹教諭としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 5月31日(金) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任主幹教諭
研修内容 1 講話「主幹教諭の職務」
2 講話「主幹教諭に求められる役割」
3 演習・研究協議「主幹教諭に求められるマネジメント」
4 講話・ワークショップ「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様化と学校運営~」
講  師 大学等職員
県立学校職員
県教委事務局高校教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「主幹教諭に求められる役割」
演習・研究協議「主幹教諭に求められるマネジメント」
講話・ワークショップ「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様化と学校運営~」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 95.4% 4.6%
 
 
1 講話「主幹教諭への期待」
  【目標】
 国や県の教育改革の動きを踏まえ、主幹教諭に期待される役割を理解する。また、主幹教諭としての心得について認識を深め、主幹教諭としての自覚を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教職員のミドルリーダーとして、学校運営・教育活動の中核的な役割を担うこと、管理職を補佐するとともに、垂直的調整機能、水平的調節機能として動く必要があること、日頃から、管理職や先生方とコミュニケーションを多くとり、教育活動が円滑に進むように努めることが大切だと思いました。
  • 学校運営全体に関わるためには視野を広く持つことが必要であり、情報収集がとても重要になると感じました。多くの先生と関わり、そこから得た情報を整理し管理職に伝えることと、管理職の考えを先生方に伝えることで、同じ方向に向かって学校課題に向き合えるように下支えをしていきたいと思います。
 
2 講話「主幹教諭に求められる役割」
  【目標】
 主幹教諭としての実践的な取組を聴くことによって、校内組織における主幹教諭に求められる役割を理解するとともに、自らの取組の参考とする。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校内での主幹教諭の役割が理解できました。求められる仕事は多岐にわたるので、多くの先生方と情報を交換したり、支援を受けたりしながら与えられた業務やこれから起こるだろう学校課題等について対応していきたいと思います。
  • 学校の業務改善についてなど、さまざまな相談を受けることがあります。その際には傾聴し、業務担当者と協力することで、より良い学校づくりに取り組みたいと思います。まずは、欠席連絡をFormsに変更することに取り組みたいです。
 
3 演習・研究協議「主幹教諭に求められるマネジメント」
  【目標】
 主幹教諭として担当する校務における現状を振り返り、組織運営体制の改善についてヒントを得る。
 

【演習・研究協議を通しての主な意見・感想】

  • いろいろな文書や資料を目にする中から気付き得た課題について、すぐに取り組める改善案を立案し周知したり、関係分掌部長と協議しながら実現可能な対応をまとめたりしていきたいと考えました。
  • 主幹教諭としてコミュニケーションを円滑にしていきたいと考えました。そのために、日頃から職場のミッションや目標を教職員みんなで共有・確認し、それに向かって仕事を進めていく体制づくりをしなければならないと思います。教職員がお互いのノウハウや経験を共有し、自然とコミュニケーションがとれる職場環境づくりに力を入れていきたいです。
 
4 講話・ワークショップ「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様化と学校運営~」
  【目標】
 学校現場における危機管理の在り方を考えるにあたり、教育実践で必要となるコンプライアンスの視点を得る。
 

【講話・ワークショップを通しての主な意見・感想】

  • 先生方の危機管理マニュアルの理解度を向上させることが重要だと考えました。事前の危機管理と発生時の危機管理、事後の危機管理の3つの視点について主幹教諭の立場で考えながら、学校教育を実践していきたいです。
  • 行事での取組や学校からの通知、さらに有事の際の対応がどの法令に該当するか、保護者の御理解が得られるものであるか、学校外の方がどのように感じるかなど、根拠、保護者目線、第三者的視点をもって吟味し、未然防止や改善につなげていきたいと思います。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任主幹教諭研修(小・中)

 

目  的 主幹教諭としての職務、学校経営への参画の在り方等について理解を深め、主幹教諭としての資質の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 5月31日(金) 9:30~16:00
対  象 小学校・中学校・義務教育学校の新任主幹教諭
研修内容 1 講話「主幹教諭への期待」
2 演習・研究協議「主幹教諭としてのマネジメント」
3 講話・ワークショップ
  「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様化と学校運営~」
講  師 大学等職員
県教委事務局義務教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「主幹教諭への期待」
演習・研究協議「主幹教諭としてのマネジメント」
講話・ワークショップ「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様化と学校運営~」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 96.2% 3.8%
 
 
1 講話「主幹教諭への期待」
  【目標】
 国や県の教育改革の動きを踏まえ、主幹教諭が期待される役割を理解する。また、主な職務内容、各職との関わり、求められる資質・能力について理解を深める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 校務の総合調整をすること、管理職と教職員をつなぐこと、若手教員の育成等、期待されている役割を理解することができました。その役割を果たすためにも、同僚とのコミュニケーション、報告・連絡・相談をまずは大切にしたいと思います。
  • 校長が最終判断をするために必要な資料を整理すること、横断的な対応で、学年間・分掌間の認識のずれを解消していくため調整を図っていくことが大切だと学びました。情報を収集・整理するとともに、先生方の意見を集約し、コミュニケーション能力を生かして調整を図り、メリット・デメリットを分析し、分かりやすく説明する力をつけていくことが大切だと学びました。
 
2 演習・研究協議「主幹教諭としてのマネジメント」
  【目標】
 主幹教諭の主な職務に対する現状を振り返り、自己の課題に気付いたり、自己の特徴を生かした今後の取組を考えたりすることができる。
 

【演習・研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 各種実施計画の「ねらい」と、学校教育目標との関連を明示するため、実施計画内に意識すべき教育目標の合言葉を記入し周知できるようにしたいと思います。
  • 「組織運営体制の改善」についての取組を積極的に行っていきたいと考えました。垂直的な調整、水平的な調整を上手くやっていくことで、日々の教育課程の実施がスムーズに行われていくと思います。
  • 管理職をはじめ、先生方と意識的にコミュニケーションを取るように心がけ、何でも相談できるような関係性を作っていきたいと思います。
 
3 講話・ワークショップ「主幹教諭に求められるリーガルマインド~価値観の多様性と学校経営~」
  【目標】
 学校現場における危機管理の在り方を考えるにあたり、教育実践で必要となるコンプライアンスの視点を得る。
 

【講話・ワークショップ後の主な意見・感想】

  • 学校として、社会的責任を果たしながら、役割を果たしていく必要があるというお話をうかがい、児童の安全を確保しながら、成長を支えることのバランスを考えることが重要ということを、もう一度職員会議や職員研修で全体確認したいと思いました。
  • 学校対応の妥当性を示すことが大切であることが分かりました。経験値に頼ることなく、対応の根拠として、法令、条例、危機管理マニュアル、ガイドライン等を確認することが不可欠であることは、本校教職員にも伝えていきたいと思います。また、自分自身も法令等をしっかり学び、教職員が対応に困っているときに法的根拠を示すなどして、適切な対応ができるようにしたいと思いました。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 校長研修(高等学校、特別支援学校)

 

目  的 教育改革や今日的な教育課題について総合的に理解し、これからの学校づくりの視点をとらえ、校長としての学校経営能力の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 5月 1日(水) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の校長
研修内容 1 講話・研究協議「教職員評価制度について」
2 講話「学校における危機管理と法的教育実践」
講  師 東京学芸大学理事・副学長 佐々木 幸寿 氏
県教委事務局高校教育課人事担当職員
研修の様子
講話「学校における危機管理と法的教育実践」
 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
 本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度・活用度 83.6% 16.4%
 
 
1 講話・研究協議「教職員評価制度について」
  【目標】
 「教職員評価制度」の趣旨、方法について再確認するとともに、実施上の課題についての理解を深め、教職員の資質向上のための手立てを考えるヒントを得る。
 

【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 教職員評価の意義や進め方について再確認することができました。研究協議で聞いた他校の取組を参考にして、当初面談を教職員のモチベーションを上げる機会として活用できるよう、やり取りを工夫していきたいと思います。
  • 研究協議において各校の苦労していることや教職員の意識と意欲を高める助言等を知ることができました。教頭とも情報を共有し、適正な評価ができるよう努めたいと思います。
 
2 講話「学校における危機管理と法的教育実践」
  【目標】
 危機管理の在り方について再確認し、校長として、教職員の危機意識のさらなる向上や危機管理体制の改善の視点を得る。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 現在も職員室や準備室に足を運び、先生方に声掛けを行っていますが、今後はコミュニケーションの手段としてだけではなく、リスクマネジメントの視点も意識しながら行っていこうと思います。
  • 学校を取り巻く環境変化に伴い、我々教員にはリーガルマインドが必要だと実感しました。特に、判例は多様な学校事故に対応する際の信頼できる判断基準になるため、自分が学ぶことと併せて、教職員の学びの機会を確保したいと思います。
  • 勤務校は教職員が多いので、一人一人の危機意識の向上が重要と感じています。教員研修や危機管理マニュアルの見直しを適宜行い、教頭や主幹教諭などと連携しながら速やかに危機管理体制を再構築していきたいと思います。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任教頭研修(小・中学校)第1日

 

目  的 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年4月26日(金) 9:30~16:00
対  象 小・中・義務教育学校の新任教頭
研修内容 1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
講  師 総合教育センター所長
県教委事務局教育政策課人権教育室副主幹
県教委事務局特別支援教育課インクルーシブ教育推進担当副主幹
県教委事務局義務教育課人事担当副主幹兼管理主事、管理主事
研修の様子

講話「新任教頭への期待」

講話「人権教育の推進と教頭の役割」

講話「特別支援教育における教頭の役割」

講話・研究協議「教職員評価制度について」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 (御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか)
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 94.3% 5.7%
 
 
1 講話「新任教頭への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 今回の講話を聞き、改めて身の引き締まる思いになりました。まずは児童生徒の安全・安心のために、危機意識を組織で共有することの重要性を感じました。更に、いつでも危機管理という視点から学校全体を見る目をもたないといけないと思いました。
  • 「職員室の担任」としての自覚と責任、そして最後に話された5つの言葉①笑顔②言葉(勇気を与える言葉)③連携(校長・教職員)④職務(様々な工夫・ネットワーク)⑤人生(仕事以外も楽しむ)を大切にしていきたいと思います。
 
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、教頭として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 人権教育を指導する立場の教職員が、人権意識をしっかりもたないといけないと感じました。そのためには、まず、教職員の人権意識の高揚が大切であると考えます。具体的な事例をもとに、ロールプレイングの手法を取り入れながら校内研修を充実させ、一人一人の人権意識の向上を図っていきたいと思います。
  • 人権教育の大切さについては日頃から感じている所ではありますが、特に人権に関する調査の結果を知って、それをより一層感じました。


3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
  【目標】
 特別支援教育に関わる校内体制づくりについて理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • インクルーシブ教育が進んでいる中で、特別支援学級にのみ、特別支援教育が必要な児童生徒がいるわけではないので、すべての学級に当てはまる校内支援体制が必要だと思います。まず、教頭として、学校内の児童生徒の実態把握と情報を収集し、必要な体制の充実を図ることから着手しようと思います。


4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
  【目標】
 管理職の立場で行う教職員評価について理解し、第一次評価者である教頭としての役割を確認する。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • まずは、第一次評価者として、本制度そのものの理解を深めたいと思います。講話をとおして、改めて本制度の重要性や評価の実際における留意点等を学ぶことができました。今後の評価実践の際には、対象者を深く知ることに努めていきたいと思います。特に、一側面、個人の視点からのみの判断はせずに、多々ある事実の情報を収集し、感情や感覚にとらわれることがないよう公正かつ厳正な評価の実施にあたりたいと思います。
 
 

 

 

 

 

令和6(2024)年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第1日

 

目  的 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和6(2024)年 4月26日(金) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容 1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
3 講話「教頭の職務と学校経営」
4 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
講  師 総合教育センター所長
県教委事務局教育政策課人権教育室副主幹
県教委事務局高校教育課人事担当課長補佐
県教委事務局高校教育課指導担当副主幹(GL)
研修の様子

講話「新任教頭への期待」

講話「人権教育の推進と教頭の役割」

講話「教頭の職務と学校経営」

講話・演習「教頭の職務と人事管理」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 (御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか)
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 88.9% 11.1%
 
 
1 講話「新任教頭への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 主体的な姿勢、継続的な学び、個別最適な学び、協働的な学びなど新たな教師の学びの姿勢を再認識できました。まずは笑顔、言葉を日ごろから磨き、責任をもって学校を守り、教職員を守れるような学校づくりを心がけていきたいと思います。
  • 教頭として、子どもたちのために①笑顔、②言葉、③連携、④職務、⑤人生の5つのことを忘れずに職務を全うしたいと思います。また、子どもたちだけでなく、本校の教職員との対話を大切にしながら、意識改革や業務改善を進め、より良い職場環境の構築を行っていきたいです。
 
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、教頭としての人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 本校では、一人一人に応じた非常にきめ細やかな指導をそれぞれの教員が心がけているが、今一度「教職員自身の人権意識の高揚に向けた取組」について再確認していきたいと思います。
  • 自分自身はもちろん生徒や保護者、教職員との関係の中で、相手を尊重する姿勢やお互いに敬う姿勢を忘れずに言葉や行動を振り返り、関わり合っていきたいと思います。また、人権教育を進めていく上で人権教育主任への負担が大きくなる可能性があるので、教頭や組織全体で支援し、人権教育を推進していきたいと思います。


3 講話「教頭の職務と学校経営」
  【目標】
 国や本県の指導関係に関する諸課題と施策について理解を深める。また、特色ある学校づくり、開かれた学校づくり、学校組織の活性化など学校経営に関する教頭の役割について理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校の「強み」や「弱み」を理解し、教職員一人一人の強さや個性をつなぎ合わせ、学校の課題を個としてではなく、学校の組織としての力を活用し、変えたり支えたりしていかなければならないと思います。
  • 不登校対策が国や県においても重要課題になっていることを改めて認識しました。初期対応の取組例を参考に、現勤務校においても不登校の兆候を早期に発見し、組織的に対応することができるよう、教頭としてリーダーシップを発揮していきたいです。


4 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
  【目標】
 本県の服務関係の諸課題について理解を深めるとともに、法令等に基づいた適切な教育活動を展開するための教頭の職務と人事管理について理解する。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 教頭として行う職務の内容を改めて詳細に知ることができ、身の引き締まる思いとなりました。その中で、服務、時間外勤務、出張や職専免、休暇等を法に則って正しく行えるよう、改めて確認し対処できるようにしていきたいです。
  • 教頭として諸問題を対処していくために、法令についての理解を深め、初期対応について迅速に行えるような体制を整えるとともに、危機を未然に防ぐために高い危機管理意識をもちたいと思いました。