校長室から

2020年4月の記事一覧

学校の様子

 今の学校の様子の写真を何枚かアップしておきます。

*学校の全景です。1年生、しばらくぶりの学校の姿かな。

*学校にけやきの木があるのを知っていますか?その根元にきれいなタンポポが咲いていました。

*温室の花たちも元気です。

*学校が再開し、生徒たちが通っていくのを待ち遠しく待っている校門です。

生徒の皆さんへ

 当初の予定どおりなら、今頃は皆さんの活気溢れる声が校舎中に響き渡っているはずなのですが、新型コロナウイルスはなかなかそうはさせてくれませんでした。きっと生徒の皆さんは、今、「がまん」という言葉をかみしめながら臨時休業の日々を過ごしていることと思います。
 天気が良くても遊びに行けない、友達にも会えない。外出を自粛しなさい、「3密」を避けなさいなど、心も体もストレスで爆発しそうだ、と思っている人も多いでしょう。この「がまん」は、本当に苦しいと思いますが、自分の、そして家族などの身近で大切な人の「命」を守るために、今は必要なことです。そして、皆さんの「がまん」は、まさしく社会貢献です。人のためになっているのです。そんな「がまん」ができる青葉の生徒を、校長として、とても誇りに思っています。また、学校が再開され、友達や先生と学校で再会したとき、SNSなどでは味わえない、人と一緒にいるということのすばらしさを改めて感じることができるのではないかとも思っています。
 さて、今日、皆さんに家庭学習のための課題を送りました。近日中に皆さんの家庭に届きます。学校で授業ができない分を補えるような課題になっています。この課題に取り組みながら、規則正しい生活をおくり、学校再開にむけ心と体の準備運動を始めてください。

*こんな封筒が皆さんの家に届きます。

ごあいさつ

ごあいさつ
           

栃木県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園 校長 小野幸男


 世界的に新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、我が国においても改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出されるなど感染拡大防止に係る様々な対策がとられる未曽有の事態の中、本校では、237名の生徒の新学期がスタートしました。
 4月7日は、入学式が、時間の短縮、「3つの密」を避ける会場設営、参加者のマスクの着用などいつもとは違った雰囲気の中で行われました。しかし、新入生の緊張しながらもしっかりと未来を見つめるまなざしは、毎年の風景と変わらないものでした。
 4月8日は、全学年が登校し、校内放送による始業式、在校生のみ体育館に集めた離任式を行いました。久しぶりに友達や先生方と会ったためか、生徒たちはいつにも増して活気に満ちあふれていたように見えました。そのような姿を見ながら、いつものさりげない日常が、どれだけ貴重な時間であるかということを改めて実感した次第です。
 4月9日から4月22日までは、再び臨時休業ということになりましたが、学校再開後も、引き続き教育活動における生徒の安心・安全の確保を最優先に考えた学校運営を進めていきます。
 さて、令和元年度の卒業生(第2期生)の進路状況ですが、9割を超える生徒が一般企業に就職することができました。(詳細は当ホームページ就労支援「令和元年度卒業生進路情報」をご覧ください。)これもひとえに、日々の授業や実習等でご協力いただいた企業等関係機関の皆様の御理解と御協力の賜物であると考えています。ありがとうございました。
今年度の教育活動は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これまで以上の困難が待ち受けているかも知れません。しかし、我々教職員一同、生徒一人一人が夢や目標の実現に向け歩みを進めていけるよう、心を一つにして取り組んで参ります。家庭、地域、企業及び関係機関の皆様には、引き続き御協力・御支援のほどよろしくお願いいたします。