校長室から

2023年1月の記事一覧

新年を迎えて

 昨年10月半ばから増加している県内のコロナ新規感染者数は、新年になっても1000人台から3000人台の間で推移して、減少傾向・・・とは言い難い状況が続いています。「10月半ばから」というと、学校では2学期の後半、いくつもの大きな行事・イベントが計画されていて、その実施の可否の判断には非常に神経を使いました。結果として、「コロナ対策の徹底」を大前提とし、行事によっては内容の変更・縮小といった対応をしながらも、ほぼ予定通りの活動を実施することができました。

 10月末には、本県あげてのイベントである全国障害者スポーツ大会栃木大会が開催され、開会式前日には秋篠宮様ご夫妻の本校へのお成りがありました。大会への出場選手は数日前から厳密なコロナ対策の中で試合参加への準備を進め、参加選手全員が元気にその持てる力を発揮してきました。開会式当日は、選手以外の全生徒で午前中の開会式に参加し、午後は各種目別に分かれて観戦・応援として各会場を盛り上げました。

 11月には、アビリンピック全国大会への出場、青葉祭の開催と、生徒それぞれが日頃の取組の成果を大いに発揮することができました。

 12月には、2年生の修学旅行を実施。当初の予定を変更・縮小して1泊2日の仙台方面という内容でしたが、生徒たちにとって思い出に残る2日間を過ごすことができたようです。また、ハートピックのフットサル大会が3年ぶりに開催され、本校の選手たちは見事なプレーを見せてくれました。

 また、今年の冬休みは、久しぶりに行動制限のない年末年始となり、昨年まではできなかった外出等もできたのではないかと思います。コロナ禍の状況が続く中でも、「ウィズ コロナ」での日々の生活を送れることができるようになってきているのではないかと思います。

 今年の元旦も素晴らしい快晴で、きれいな初日の出を見ることができ、清々しい新年のスタートとなりました。そして今日、令和4年度第3学期の始業式を迎えることができました。「ウィズ コロナ」の学校生活はまだ継続しなければなりませんが、今年度のまとめとなる3学期・・・特に3年生にとっては、学校生活・学生生活のまとめとなる約2か月・・・を、共に過ごす仲間と共に、充実した時間にしてほしいと思います。 

 そのためにも、私たち教職員も一丸となって、限られた状況があってもその中で最大限の効果を目指して、引き続き学校生活の充実に取り組んでいきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。                       校長  粂川剛士