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令和6(2024)年度

夏休み作品展

 夏休みに作った絵画・工作などの力作を6日の金曜日まで展示をしています。

 お時間があるときにご覧ください。

正解は… なんと!

 

A.スクールバスの待機(停車)の向きが変わりました!

 

 

             次回「それがどうした?」に続く…

 

クイズです

下校時のロータリーの様子です。

さて、何が変わったでしょうか?

正解は…

次回の記事をお楽しみに!

令和6年度2学期始業式

9月2日

2学期が始まりました。

元気にスクールバスを降りてくるお子さんを見て、迎える教員も嬉しくなりました。

始業式の前に、7月に行われたアビリンピックの表彰伝達が行われました。「製品パッキング」競技、「ビルクリーニング」競技で、それぞれ入賞した2名に賞状とメダルが授与されました。

 

アビリンピックの様子は、以下の記事を御覧ください。

熱き戦い~アビリンピック~

真剣勝負~アビリンピックその②~

 

始業式は中学部生、高等部生が体育館に集まり、小学部生は教室のスクリーンで参加しました。

       

校長先生から2学期はたくさんの行事があるので頑張りましょうという話を聞いたり、校歌をみんなで歌ったりと、明るい笑顔いっぱいの始業式でした。

始業式後、なとくフェスティバル実行委員会からスローガンの発表がありました。今年のスローガンは「げんきいっぱい ゆめいっぱい」です! 準備や練習、頑張りましょう!!

 

医療的ケアの研修がありました。

 8月26日に、国際医療福祉リハビリテーションセンター センター長の下泉秀夫医師をお招きして、2部構成で医療的ケアの研修を行いました。

 1部は、普段、医療的ケアに関わっている教職員を中心に少人数での実施でした。本校児童生徒の医療的ケアに関する疑問に答えるという形で、アドバイスを頂きました。

 2部では、全職員に向けての研修がありました。本校のお昼のケア室の様子を見て頂いたあと、「医療的ケアの概要」や「てんかん発作の対応」などの講話を頂きました。医療的ケアのことはもちろん、本校の様子をよくご存じの下泉先生。医療的ケアのない児童生徒に関わる内容も含めながらの講話も頂きました。

 

おにぎりVOCAを作りました

7月30日と8月7日の2日間、おにぎりVOCAの製作会を行いました。

みなさん、おにぎりVOCAって知ってますか?

おにぎりVOCAはおにぎりケースの中にボイスレコーダーを内蔵した自作のVOCAです。15秒の録音・再生ができます。

VOCAについてやおにぎりVOCAの活用方法を紹介したあとに、さっそく製作開始です。

まずはおにぎりケースにインパクトドライバーで穴を開けました。

次にボイスレコーダーの電池ボックスをはんだごてを使用して付け替えます。はんだ付けは初めての先生もいて、みんな真剣な表情です。

最後におにぎりケースにボイスレコーダーをセットしたら完成キラキラ

みんな、うまく録音・再生できました花丸 

どの子にどんな場面で使うか、想像しながら楽しく製作できました。

これから授業などで活用していきます喜ぶ・デレ喜ぶ・デレ音楽

太田ステージについて学びました。

NPO法人銀杏の会 御茶ノ水発達センター センター長の鏡直子先生をお招きして「太田ステージについて」の研修を行いました。

 人間の発達やそれぞれのステージにおける認知の発達、認知発達を促すための学習や活動などについてお話を伺うことができました。ステージ別に状態像・目標・課題が設定されているので、経験や勘ではなくステージに沿って学習を進めていくことができます。
 

当日は講話だけではなく実際の評価の方法も教えていただくことができました。とてもシンプルなもので短い時間で実施することができます。

 アセスメントをしっかり行うことで、今後の指導に生かしていきたいと思います。

施設見学研修

 子どもたちの学校外での活動の様子や卒業後の進路についての理解を深めるために、福祉施設の見学に行って参りました!

社会福祉法人 太陽の里福祉会 多機能型事業所 生活支援センター ぷらねっと

 ぷらねっとさんは、多機能型事業所なので就労移行、就労継続B型、生活介護、放課後等デイサービス、生活支援などの複数の事業を手がけていらっしゃいますキラキラ

 

 上就労B型では、下請け作業、リサイクル作業、味噌製造作業などを行っているそうです。作業の様子を丁寧に説明してくださいましたにっこり

 

上見学が終わると、施設の概要を説明してくださいました会議・研修多機能型施設の強みを生かして、利用者のみなさんのニーズに合わせたサービスを提供できるように努力なさっているとのことでしたキラキラ

 就労についてのお話で印象深かったことは、『職業準備性ピラミッド』の表を元にしたお話でした。「上位3つのスキルは、就労してからでも身に付けることができるが、土台の部分である健康管理、日常生活管理の力は就労前に身に付いていないと作業がおろそかになってしまう。」とのことでした。健康管理、日常生活管理の力は、本校でも進路指導の基本として小学部段階から指導している部分です。今回のお話を聞いて、より一層丁寧に指導しなければならないと感じましたひらめき

 

上「ぷらねっと味噌」は3つの味のラインナップ。中でもノーマルバージョンの「ぷらねっと味噌」は味噌の品評会で入賞経験があるそうです王冠キラキラ

 

 放デイでは、音楽活動をしている様子を見学させていただきました。本校の子どもたちが、小学部生から高等部生まで利用しており、異年齢の集団でも分け隔てなく楽しそうに活動していました笑うコロナ禍で中止になっていた児童生徒集会が昨年度から再開しましたが、そのときに、小学部生から高等部生が違和感なく交流できていたのは、日頃からこのようにしてかかわりあいをしているからなのだと実感しましたハート子どもたちは、見慣れた教員の姿を見つけると驚いた表情で指を指したり、笑顔で手を振ってくれたりしていました期待・ワクワク

上部屋の中から子どもたちが手を振ってくれています興奮・ヤッター!ハート

 

 

 サポートセンター空さんく

 さんくさんは、放課後等デイサービス、生活介護、短期入所を行う多機能型の事業所です。

 放デイを利用している子どもたちは、私たちが来所すると玄関まで来て元気な挨拶で出迎えてくれました興奮・ヤッター!ハート

上放デイ利用の子どもたちはでは、夏祭りの準備をしていました鉛筆

上子どもたちの作品キラキラ

 上生活介護サービスの説明を受けています。この日は、レクリエーション活動「ピンポンホッケー」を行っていました笑う木のぬくもりを感じるきれいなホールで、みなさん和気あいあいと活動していました音楽

 

 上見学の後の質疑応答の様子会議・研修

 サポートセンター空さんは、那須塩原市内に合わせて4つの施設を運営なさっています。中でも、さんくさんだけ唯一生活介護サービスと短期入所(現在は休止中)のサービスを行っているそうです。利用者とのかかわりや保護者とのかかわりの中で関係性を築くことの重要性についてや、利用者の受け入れや決定に関することまで丁寧に説明してくださいました笑う障害をもつ方たちの社会とのかかわりに関する思いをお話しくださり、私たち教員と共感する部分が多く胸が熱くなりましたキラキラ

 

和と輪 矢板

  道の駅やいたにあるエコモデルハウスにオープンした就労継続支援A型の事業所です。「お食事・甘味処」としてうどんや丼物などのランチメニューの他、小豆を育てるところから作ったあんこのおしるこやあんみつを提供していますひと休みキラキラ

 本校の卒業生が接客を担当していたので、私たちも注文させていただきました!こだわりの食材で作られた味に舌鼓を打ちながら、卒業生の接客の様子を見学しましたにっこり見学中にランチタイムに入ってしまい忙しくなってしまいましたが、忙しくとも丁寧な働きぶりを間近で見ることができ、成長に感動しましたうれし泣きキラキラ

 

 今回の研修では、各施設の皆様にはお忙しい中にもかかわらず、御対応いただきありがとうございました笑う見学させていただいたことで、子どもたちの学校外での様子や、卒業生の様子から進路についての理解を深めることができましたキラキラ今後の教育活動に役立てていきたいと思いますにっこり

夏のシェイプアップ!

夏のスキルアップ研修の一環として、中学部の木島先生を講師に迎えて、音楽に合わせた筋コンディショニング研修を行いました✨✨✨

木島先生は、学生時代に競技ダンスや某ジムでインストラクターを経験されるなど、ダンスやストレッチ、筋力トレーニングにとても造詣が深い先生です!

①音楽に合わせて準備運動音楽

②カウントの取り方、児童生徒向けダンスの作り方を教わりました。

実際に自分達でカウントに合わせた動きを考えてみました✨ちょっと照れが出ています(笑)

③最後の追い込み!カウントに合わせた筋力トレーニング!!!

研修後は心地よい疲労感に包まれましたが、後日多くの先生方が筋肉痛に悩まされましたうれし泣き

内地留学研修報告会

 私たち教職員には、「内地留学」といって、現職(仕事を辞めないで)のまま国内にある大学や研究機関に赴いて長期にわたって研究をする制度があります情報処理・パソコン虫眼鏡鉛筆キラキラ

 先日、昨年度、内地留学に派遣されていた橿渕先生の内地留学研修報告会が行われました。今日は、その報告会の様子をお知らせいたしますひらめき 

「障害の重い方たちとのコミュニケーションについて ー実践事例を係わりの視点から考えるー」 

橿渕先生は、長く重複障害学級や訪問教育学級の担任をされていた先生ですにっこり

障害の重い子どもたちとのコミュニケーションについて、適切な係わり合いを視点ごとに検討されてきたとのことです鉛筆

  

 報告会では、言葉にのみ頼らないトータル・コミュニケーションという観点にたって、お互いの受信&発信行動を見直して、様々な媒体(メディア、支援機器)を活用した実践事例の紹介がありましたキラキラ 

疑似体験の様子

 肢体不自由状況・重複障害状況の疑似体験もありました。報告会に参加した教職員が、二人一組になり係わり手と係わられ手に分かれて、言葉のみでコミュニケーションをとることで、相互障害状況(お互いに「伝わらない」「分からない」という障害状況に陥る状態)になる体験をしました衝撃・ガーン汗・焦る

 

AAC(拡大・代替コミュニケーション)機器の紹介もありましたひらめき

 

視線入力の体験中情報処理・パソコンキラキラ

 

書籍の紹介もありました本キラキラ

 

 

 ACC機器について、参加した先生たちは担当している子どもたちに活用したいと興味津々で、報告会が終わった後もずっと会場で橿渕先生のお話を聞いていました会議・研修キラキラグループキラキラ 

 

※文中にある「係わる(かかわる)」という言葉は、『コミュニケーションは人と人とのかかわりが大切。』という橿渕先生の考えから、「関」ではなく「にん(人)べん」の「係」を使っています笑うハート