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7月23日(水)の産業遺産研修2日目は、まず来月開館の足尾銅山記念館を特別に見学させていただき、午後も古河機械金属㈱足尾事業所様の特別の許可をいただき、本山製錬所跡、通洞選鉱所、中才浄水場を見学させていただきました。7月7日・8日の個別ガイダンスとフィールドワーク、そして22日・23日の産業遺産研修で学習した内容をまとめ、8月5日の「第2回全国金銀銅サミット」で発表します。発表テーマは「足尾銅山の光と影」。足尾銅山というとどうしてもマイナスイメージが最初に来ますが、そうではなく足尾銅山が果たしたプラスの歴史的役割もしっかり伝えたいと思います。
7月22日(火)、日光学「金銀銅サミットを実現しよう」の続編として、日光市教育委員会事務局文化財課の方にご指導をお願いし、古河掛水倶楽部を見学しました。足尾銅山最盛期、足尾には政府高官や経済界の要人などがたくさん訪れ、そのおもてなしの施設として作られたこと、足尾が、当時欧米の文化を積極的に取り入れ、文化的にも最先端を行く地であったことなどを学びました。その後足尾公民館に入り、8月5日開催の「第2回金銀銅サミット」に向けた発表練習を行いました。
7月14日(月)、日光市議会議場に生徒12名がお邪魔し、日光学の成果発表と意見交換会を実施しました。日光市議会議員約20名と、市長様はじめ市職員の方々約40名が参加してくださいました。1年間の日光学のまとめとして、5つのプログラムの取り組み内容を発表後、委員会室に移動して議員9名と生徒12名が3つの班に分かれ、「日光の魅力を高めるために」というテーマで、自由に意見交換を行いました。日光市の将来を本気で考える議員の皆様との交流は、生徒にとってこれからの生き方を考えるいい刺激になったことでしょう。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
7月14日(月)、古河日光発電(株)は足尾銅山の歴史とかかわりが深く、銅山の急速な発展に対応するため、明治39年に水力発電所の運転を始めたのが始まりです。中禅寺湖から流れる水を利用して、古河電工や古河機械金属に電力を供給しています。河川から取水する発電所でありながらダム式に匹敵するほど安定供給ができ、しかも水質がきれいなため他の水力発電所に比べて長持ちするのも大きな特徴だそうです。ここでも日光の豊かな水が、日光のものづくりを支えていることがよくわかりました。社員の皆さんは、会社をあげて一生懸命高校生に説明をしてくださいました。本当にありがとうございました。
「日光の観光ビジネス」では秀明大学観光ビジネス学部の樋口先生と学生にご指導いただき、バウムクーヘン工房はちや、東武ワールドスクエア、鬼怒川パークホテルズを回り、「山椒アイスを復活させよう」では、日光市商店連合会の方々のご指導で、2班に分かれて文星芸術大学の学生とともに市内飲食店10軒を取材しました。「だいや川公園自然観察マップをつくろう」は、本校理科教諭の引率で日光だいや川公園を散策し、動植物の観察を行いました。今後、生徒たちは各自でパワーポイント資料を作成し、感じたこと考えたことをまとめる作業に入ります。
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アイスホッケー部
体験練習会について
アイスホッケー部体験練習会のお知らせ
※申込締切:8月12日(金)
科学部 第5回栃高文連自然科学部会研究発表会 生物部門 優秀賞
令和5年12月16日に宇都宮大学峰キャンパスで開催された「第5回栃高文連自然科学部会研究発表会」の生物部門に、「プラナリアの環境応答」というテーマで発表を行いました。その結果、優秀賞をいただくことができました。令和6年8月に開催される「2024ぎふ総文」に、ポスター発表部門で科学部が参加することになりました。
今後、全国大会に向けて、さらに研究を進めていきたいと思います。応援、よろしくお願いいたします。
「日光学」が新しくなります。令和4年度入学生より、これまで2学年で行っていた2単位(週2時間)の学校設定科目「日光学」の授業を、「総合的な探究の時間」に組み入れ、「総合的な探究の時間」を3年間で3単位から5単位に拡充します。栃木県教育委員会の「未来を創る高校生地域連携・協働推進事業」と三菱みらい育成財団「心のエンジンを駆動させるプログラム」の2つの助成金を活用し、日光東照宮をはじめとする世界遺産と、山岳・湖沼・滝・湿原などの豊かな自然が織りなす日光国立公園をフィールドに、日光のさまざまな地域資源を活用した体験的な地域課題解決学習を、質量ともにバージョンアップしていきます。新しい「日光学」にどうぞご期待下さい。
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