例年4月に参加している足尾植樹ボランティアに向けて『ドングリの苗木づくり』を行いました。
ドングリとはブナ科樹木の種子『堅果』の俗称です。本校には雑木林や見本樹などでたくさんのブナ科の樹木があります。ドングリははじめに根を長く伸ばすので高さのある紙パックを使っています。落ち葉を詰めてからその上にドングリをまいて1年半育てています。落ち葉やドングリの中にもたくさんの生き物がいることを体感しながら作業を進めました。
学校ではコナラ、ミズナラ、クヌギ、アベマキ、クリなどがあります。今年はオニグルミもまいてみました。
今回の実習を通して、落ち葉を分解する多種の生き物やドングリはクマやシカ、イノシシ、リスなど獣たちの秋冬の食糧庫であること。ドングリなどの広葉樹は根が広く張りお互いの根を絡ませながら、山の斜面を大雨から守ること。腐葉土は雨水をろ過しながらゆっくりと地中や川へと流す役割があること。自分たちの学習が地域の環境へ貢献できるよう継続してドングリを育てましょう。
年末に向け門松の準備が本格的に始まりました。
画像は約2か月室内で乾燥させた稲わらを綺麗にする作業、藁梳き【わらすき】です。丁寧に一本一本見ながら汚れたり折れ曲がった部分を取り除いていきます。今年も作ろう!特大門松!!!
3年生が作庭実習で取り組んでいた東門付近の庭が完成しました。
竹垣は江戸風四ツ目垣。生き物の住みやすさを配慮したスパイラルガーデン。
石材を組み合わせて和の庭園を作り出すことができました。
ぜひお立ち寄りください。
石材の位置を確認 竹垣の結束
スパイラルガーデン 全体図
本校で伐採した樹木を粉砕して燻製チップやスモークウッド、スウェーデントーチへと
加工しています。サクラのチップを使った燻製と薪の燃焼時間等を実験しました。
オモイガワザクラの香りが食材に染み込んで、味わいのある燻製料理が完成しました。
薪もトーチも予定通りに燃焼していることが分かりました。北桜祭に出品します。
ぜひご検討をお願いします。
トーチの燃焼実験 燻製実験 試食が楽しみ
2年生が取り組んでいた竹垣作製もいよいよ大詰め.
竹を必要な長さに切り出し、シュロ縄で結束していきました.
大切なことは協力して取り組むこと.全ての班が時間内に作業を終えました.
北桜祭で本校にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください.
緩まないように結束します
2年生はグラウンド付近で竹垣を、3年生は東門付近に作庭を実習で行っています。
少しずつ形になってきました。グループで協力して取り組んでいきました。
立ち寄った時に進捗状況を楽しんでくださいね。
庭といえる形になってきましたよ
竹垣を作っていますよ
3年生環境創生コースで作庭に挑戦中です。造園関連の授業で学んだ知識や技術を詰め込んで
計画から施工まで取り組んでいます。場所は本校東門のそばになります。
11月に開催される北桜祭までの完成を目指します。お楽しみに。
目印をつけよう 植栽の検討中
2年生環境創生コースを対象に「森林・林業への理解と林業就業案内について」と題して、
とちぎ環境みどり推進機構 大輪様をはじめ講師の先生方に栃木県の林業の現状や仕事について
講義をしていただきました。
生徒たちは、林業機械や資格、仕事のやりがいなどクイズを交えながら学ぶことができました。
栃木県の林業に関心をもつ大変貴重な機会となりました。ありがとうございました。
2年生で造園の技術を習得するために結びの基本「いぼ結び」に挑戦です。
初めて学ぶ結び方に四苦八苦している様子が見られました。
何度も練習して素早く結束できるようになりたいですね!
結び方のレクチャーを受ける 練習あるのみ!
【環境創生コース3年生 課題研究 造園班】で取り組んでいるカブトムシ研究ですが、夏休みに小学生との農業体験学習を無事に終えました。残りの成虫を森へと放して研究活動も一息ついたところですが、飼育中に使用していた腐葉土に幼虫を確認していたので2学期スタートの授業で個体数調査を行いました。
見つけられた幼虫は30匹ほど、大きさに差はありましたが大きいもので19gでした。これらの個体は引き続き飼育し観察したいと思います。
羽化させたカブトムシの環境を整えたことで、小さい命を次の世代につなげられたことに驚いている。と生徒たちは話していました。生態や環境の研究を引き続き行い、校内の生息場所の調査を予定しています。
令和7(2025)年7月31日(木)開催
ご来場いただき ありがとうございました。