キャリアクション・プロジェクト

キャリアクション・プロジェクト

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (医療分野)

日時:12月6日(水)1~3年生、12月11日(月)4~6年生

 豊田小学校で「歯の健康教室」を行いました。事前準備として、代表グループが小学校の先生方に伝えたい内容と伝

 え方のポイントを教えていただき、学校に持ち帰ってそれぞれのグループと共有しました。対象学年に合わせたパワ  

 ーポイントを作成し、手作りの歯磨きカレンダーをプレゼントしました。生徒からは次のような感想がありました。

「歯の大切さを小学生が楽しく理解できるように、言葉遣いや声のトーン・大きさを考え、手を使って説明するなど、 工夫をしながら発表することができた。」

「始まるまではとても緊張していたが、いい経験ができたのでよかった。苦手なことも頑張って挑戦することが大切だと思った。」

「小学生と楽しみながら、歯について一緒にクイズをしたり知識を深めたりするのはとても楽しかった。地域の人と 交流をすることは、私たちも小学生のみなさんもよい刺激になったと思う。小学生のみなさんが、どのようにしたら わかりやすく歯について学べるのかを考えながらパワーポイントを作るのは大変だったけれど、人のために何かを作 るのはいいことだと感じ、多くのことを学んだ。」

 貴重な経験をさせていただきました。ご協力いただきました豊田小学校の皆様、ありがとうございました。   

                                                                 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流(情報分野)

キャリアクション情報分野1年生34名が6班に分かれて、豊田小学校に訪問し、1年~3年生の計6クラスで「情報教室」という出前授業をしてきました。

各班で研究してきたネットのトラブルやマナー、著作権問題等の情報に関するテーマを、少し難解なテーマを小学生に分かりやすく工夫して提示し、また、主体的に参加してもらえるように、パワーポイントや模造紙を使って、クイズ形式での授業を実施しました。生徒たちが小学生に質問すると、ハイハイハイと手を上げたりして、その反応の良さや元気の良さに驚かされていました。小学生のノリの良さに嬉しさを覚えながらも、きちんと分かりやすく解説して、小学生の質問に誠実に的確に回答していました。発表を終えて、感想を聞くと、各班とも「良かった。」や「上出来です。」などの感想でした。そして、その表情は充実感と達成感でいっぱいでした。豊田小学校の先生方からは「子供たちは楽しかったようです。」「今後ともよろしくお願いします。」と言われました。地域連携教員の私としては、あらためて地域交流の重要性を実感し、今後も様々な交流の場があれば生徒にとってかけがえのない経験と成長の機会になると確信しました。生徒たちが小学校を出る際、多くの小学生たちから「バイバイ。」「また来てね。」とたくさんの元気な声をかけられ、生徒たちは校門の外に出てからも手を振りながら、大きな声であいさつを返しながら、別れを惜しんでました。

出前授業実施後の生徒達のアンケート調査では、「大変良かった。」との意見が大半でした。その感想では、「小学生との交流という貴重な経験ができた。」「分かりやすく説明する発表の勉強になった。」「いろいろな課題が見つかった。」など、キャリアクションでの経験を通して、主体的で前向きな反省が多く書かれていました。 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 教育分野」


7月4日(火)
宇都宮大学 大学院 教育学研究科 准教授 小野瀬善行 先生をお招きし、「これからの教育について考える」というタイトルで御講義をいただきました。生徒たちは講義内容にあった、ブラジルの教育学者パウロ・フレイレの教育論を手がかりに従来までの「教育関係」の確認と批判、中央審議会答申等を参考に「令和の日本型学校教育」を実現するためにどのようにしていくべきかを小野瀬先生との対話を通して探究しました。生徒たちは教育分野について新たな視点を見つけることがでたようです。

 

7月11日(火)
2回目のこの日は、小野瀬先生に加え、現職教員4名と学部卒院生2名、合計6名の院生にも訪問していただきました。この方々と11名の生徒たちと学校現場のことについて広く対話する時間となりました。生徒の側からは「実際に現場で働いてる教師の方から聞く意見がリアルを感じて参考になった。」「話や質問を真摯に聞いてくださった。教師には話を聞く能力も必要だと思った。」「現場で働いている人の意見や回答を聞くのはとても参考になってとても楽しい時間になりました。実体験なども入れてくださったので意見などをまとめる際に活用していきたいと思います」などと教師という職業や教育全般について関心を深め、学習意欲の向上に繋がったと思います。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 国際分野」

7月4日(火)

公益財団法人栃木県国際交流協会 元海外青年協力隊の講師の先生をお招きし、「国際分野で働くための必要な資質」をテーマにご講話頂きました。生徒達は、国際について、大きな視点でとらえていましたが、講師の先生のウガンダ共和国における海外協力隊のご経験を聴き、より具体的なイメージを膨らますことができるようになったと思います。 特に理数系教員として海外で教育活動されたことに生徒は興味を持ちました。それ以外にも留学や英語の勉強法など具体的にお話を頂き、生徒たちは日々英語を頑張りたいと思うようになりました。

 

 

7月10日(月)

宇都宮大学国際学部より講師の先生をお招きし、「国際的なキャリア」をテーマに、ご講話をいただきました。国際的なキャリアの実現に向けて大学で実践している内容について事例を挙げてご説明頂きました。また、来年の修学旅行の平和学習の先取り学習として、日中戦争や沖縄戦、米軍基地問題についての講義も聴講し、生徒たちは沖縄が抱える様々な問題について知る機会となりました。今回の講義を通じて、生徒たちは日本を中心とした第二次世界大戦の情勢について改めて理解を深めることができました。

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 情報分野」

 

令和5年7月3日、小山西高校キャリアクションにおいて、宇都宮大学大学川島芳昭教授による「情報モラルと情報社会を生きる」という出前授業が、情報分野の生徒34名を対象に行われました。

情報者化社会の現状や、様々なネットトラブルを分かりやすく解説してくれました。具体的な事例から生徒に投げかけられた問に対して、生徒同士の話し合いの時間もあり、生徒は情報化社会の課題を自分事としてとらえることができ、主体的に考えることができました。川島先生は、それぞれの話題で、今後の生徒たちの活動に参考となる、HP上の資料先も数多く提示してくれました。

情報化社会では、これまで以上に相手を意識したコミュニケーションが大切であり、相手を思いやること、相手の人権を尊重すること、法を知り遵守することが重要であることを学びました。また、AI技術に関して、正確性の不十分さや法の未整備や利用規約がこれからという現状とその将来について話していただき、情報化社会の未来像を思い描くきっかけとなりました。

7時間目でありましたが、情報分野に興味関心のある生徒たちなので、川島先生の話を、熱心にメモを取りながら聞いていました。講演後に、生徒たちに感想を聞くと、口々に、「ためになった。」「勉強になった。」「調べてみたくなった。」と言っていました。生徒たちのキャリアクション(情報分野)の主体的な活動が、一層広がり、深まっていくだろうと思いました。川島先生、本当にありがとうございました。【文責 原昌作】

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 スポーツ分野」

 

7/10(月)

白鴎大学教育学部発達科学科スポーツ健康専攻 濱﨑 裕介准教授をお招きし、スポーツ運動学がご専門の濱﨑先生に「人生を豊かにするためにスポーツとの関わり方を理解しよう」というテーマで出前授業を行っていただきました。そもそも「スポーツ」とはどういうものを指すのか、ということからお話ししていただきました。普段スポーツに親しんでいる生徒も、「スポーツ」を改めて考え直すきっかけになったと思います。また、スポーツには「する」「見る」「支える」といった多様な関わり方があるということがわかりました。大学での研究や論文の内容も紹介していただき、スポーツに対する関心がより一層深まっただけではなく、進路意識も高まる有意義な時間となりました。

               

                       

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 栄養分野」

7/3(月)

高崎健康福祉大学 健康栄養学科 竹内真理 先生をお招きし、「栄養とダイエット」についてご講話を頂きました。

 栄養・食を通して人々の健康と幸福に貢献する栄養士の仕事である。対象者の意思や感情、嗜好、生活状況、センスといった複合判断はAIにはできない。 

 糖尿病の食事療法として野菜やきのこを先に食べてから食事をすると検討をコントロールできる。血糖値の上昇を抑えられればブドウ糖に取り込みも抑えられ、ダイエットに約に立つかもしれない。他に何を先に食べればダイエットに繋がるかは研究中だそうです。

 栄養士・管理栄養士に興味を感じた人は

・予習・復習の習慣を身につける ・理系の科目に苦手意識の克服する 

・日本語力を身につける  ・身体と精神力を鍛える    以上心がけましょう。

 

  7/10(月)

 高崎健康福祉大学 健康福祉部 木村 典代 先生をお招きし、「選手の夢を食で支えるスポーツの関わり方を理解しよう」についてご講話を頂きました。

 スポーツ栄養士とは、選手の身体状況や栄養摂取状況を把握し、その個人にあった適切な栄養サポートを行う人のことである。スポーツを栄養に取り込む理由はコンディションの維持、身体面・体力面の維持・向上、無理なくウェイトコントロールが可能、環境が異なる場所の食情報が入る、試合当日の集中力の向上等があげられる。スポーツにおける「心技体」は同じ練習をしても同じ時間を費やしても、心と技を支える体が土台なので、強くならない。

 たんぱく質と脂質のバランスが良い牛乳を筋グリコーゲン回復のため運動後30分以内に意識して飲みましょう。

 

 

 

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 保育分野」

7月3日 

「保育士と子育てママとの交流会」と題して、現役保育士であり本校の卒業生でもある奈良部先生と2歳のお子様を子育て中のママ達 青山 恵理先生 相川 弘美先生をお迎えして、子育てママが抱える問題や保育士ならではの視点など、生徒の質問に応える形で交流会を行いました。保育士が抱える課題や子どもと関わる楽しさについて実際にお話を聞くことができました。また妊婦のときに物を拾う大変さなど実際にリュックサックを背負う体験しました。2歳の子どもたちと一緒に遊び、柔軟な感性に触れました。

 

 

 

7月4日 

岩城 淳子先生(白鴎大学教育学部教授)をお招きし、最初に、単細胞から始まる人間の進化の過程(系統発生)と受精卵から始まる赤ちゃんの成長の過程(個体発生)の共通点について講話されました。365億年前の海の中のバクテリアから進化の歴史を追っていくと、人間が歩くようになる約1歳3ヶ月程で今の新人類に例えることができるというお話は大変興味深いもので、生命の神秘を感じました。その後、少子化問題にも触れ、出生率とその背景となる社会問題との関連性にも注目し、体系的に現代の少子化問題について学ぶことが出来ました。岩城先生はLife Educationをご専門にされておりLifeは訳すと人生、生活、生命、自立・自律とありますが、その全てを大切に「健康教育」というテーマで講義をされているということで、学生には先を見通した人生について考える機会を設けているとのことでした。

 

 

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 医療分野」

7月3日(月)

国際医療福祉大学 医療福祉学部 学部長  教授 山本 康弘 先生をお招きし、「チーム医療・チームケア」の観点から様々な専門職種を知ることができました。

生徒からは「福祉(ふくし)の頭文字は、(ふ)普通に、(く)暮らせる、(し)社会・幸せ、という言葉が印象的である。共に生きる社会の実現に向けて、今の様々な学びから基礎を身に付けていきたい。」という感想もあり、進路選択についての視野を広げただけでなく、学習意欲の向上にもつながったようです。

 

7月10日(月)

国際医療福祉大学 保健医療学部 言語聴覚学科 教授 前新 直志 先生をお招きし、リハビリテーションとは、単に機能訓練をさす言葉ではなく、その人にあった生活に近づけるための治療やトレーニングであるということを学びました。また、日本語の不思議な規則性を体験させていただき、発音の仕組みについて興味を持つことができました。生徒からは「色々なことに興味や関心を持って生活していくことの大切さに気付いた。」という感想がありました。興味を持ったことについて深く調べていくことが、将来の職業選択につながっていくかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 ものづくり分野」

 

7月4日(火)

帝京大学 航空宇宙工学科 教授 真子弘泰先生をお招きして「ロケットエンジン開発」というテーマでお話をいただきました。ロケットエンジン制作の歴史や、開発における失敗の動画などを通して、「失敗から学び新しいものの創造につなげる」というものづくりの考え方を学ぶことが出来ました。失敗を恐れずチャレンジすることの大切さを学ぶことができ、将来の進路選択の視野が広がりました。

 

7月11日(火)

帝京大学 機械・精密システム工学科 学科長 篠竹 昭彦先生をお招きして「鉄鉱石から鉄を作る」というテーマでお話をいただきました。私たちの身近にたくさんある「鉄」がどのようにして作られているのか、現在の鉄作りの課題は何なのか、という専門的な内容を学ぶことができ、ものづくりへの興味関心がより一層高まりました。