キャリアクション・プロジェクト

キャリアクション・プロジェクト

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (まちづくり分野)

12月4日(月)まちづくり分野8名は、豊田小学校に訪問し、1・2年生の児童と交流を行ってきました。

交流は、まず「小山市に関するクイズ」から始まり、「空き家を壊すのに200万円かかる」ことや「小山市はハンドベルでまちづくりをしている」ことが伝えられると、会場からは「初めて聞いた!」「知らなかった!」などの驚きの声が上がりました。次に「ハンドベル演奏会」では、「きらきら星」「きよしこの夜」「さんぽ」「ジングルベル」の4曲を披露しました。1曲1曲終わるごとに児童の皆さんからのあたたかな声援とおおきな拍手があり、生徒たちは大勢の方々の前で演奏することの喜びをかみしめているようでした。また、生徒からは、次のような感想がありました。

「ハンドベルは、小山市の伝統文化だ けど小学生のほとんどはそのことを知らなかったので知ってもらう良い機会になったと思います。」

「小山市の魅力を使ったものでも地域との交流を深められることがわかった。」

「はっきりと大きな声ではなすことと小学生でも先生でも元気なあいさつをすることを心掛けた。」

「小学生の前で演奏するので笑顔であたたかい雰囲気ですることができました。」

「小学校に行って交流をする時に優しく声をかけるようにしたり、聞き取りやすいようにゆっくり話しかけることを心がけました。」

など、今回の地域交流を通し、生徒たちはたくさんのことを学んだようです。

今回貴重な経験をさせていただき、ご協力いただいた豊田小学校の皆様には心より感謝しております。ありがとうございました。                                                               

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (国際分野)

12月12日(火)国際分野15名は白鴎大学本キャンパスで留学生との交流を行いました。

最初に留学生の大学やその周辺にあるおいしいソウルフードについて紹介され、生徒たちは日頃目にしない料理を見て興味津々でした。また、日頃私たち日本人が何気なく食べているお菓子(かりんとう、駄菓子等)がその文化圏でない留学生が見たとき、全く別のものに見えるということを知り、生徒たちは大変驚いていました。 

ご担当の薄井先生による留学に関するパワーポイント使用のご説明は大変わかりやすく、生徒たちも海外へ第一歩を踏み出したくなるような感覚でした。

最後に2班に分かれて、台湾、韓国、タイご出身の留学生との意見交換を行いました。日本の周辺諸国が完全な学歴社会で、志望大学入学に向けて1日平均約12時間勉強しているという驚愕な事実を耳にして、自分たちの今の生活の改善につながったようでした。 

授業をご担当された薄井先生を始め、国際交流サポートセンターの皆様方、生徒も教員も大変貴重な経験をさせていただきました。短時間では語り尽くせないことも多いですので、またこのような機会を設け、さらに親睦を深めていきたいと思います。

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流(教育分野)

日時:12月20日(水)

豊田小学校の3限目の授業の学習支援に次の分担で参加させて頂ききました。
2年1組の算数の授業に男子3名、2年2組に男子3名
4年1組の音楽の授業に女子2名、男子1名
3年1組の英語の授業に男子2名
初めはぎこちなかった生徒たちも次第に緊張が解けて児童たちと積極的にかかわり交流を深めることができました。子どもたちと関わることの愉しさを実感し、教育への志を一層強める機会になったようです。                                                   

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (スポーツ分野)

 

12月6日(水)、12月13日(水)の2回に渡り、スポーツ分野、医療分野の生徒23名が豊田小学校の「持久走記録会」の補助を行いました。

低学年は900m、中学年は1300m、高学年は1780mを走り、記録を計りました。本校の生徒は先導、後走、走路の誘導、監察、救護を担当しました。小学生が練習の成果を十分に発揮し、安全に記録会が実施できるように取り組みました。

参加した生徒から、次のような感想がありました。

「スポーツには「する」「みる」「支える」の3つの関わり方があり、「する」「みる」は今まで沢山経験してきたが、「支える」という立場での関わり方はあまり経験したことがなかった。「支える」立場を経験したことで、自分たちの部活動や持久走大会といった体育行事においても多くの人が関わって成り立っているということを改めて考えるきっかけになった。」

今回の貴重な経験を活かし、スポーツとの関わり方についてさらに考えを深めていきたいと思います。

ご協力いただいた関係者の皆様ありがとうございました。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域交流(栄養分野)

12月14日(木)13:00

本校生15名が給食の食べ残しを減らすため、豊田小4年生と5年生に栄養クイズとSDGsを絡め発表をし、小学生との交流を行いました。食の大切さを理解し、食べ残しをしない努力をみんなで行い、フードロスの削減に繋なげましょう。

  

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (医療分野)

日時:12月6日(水)1~3年生、12月11日(月)4~6年生

 豊田小学校で「歯の健康教室」を行いました。事前準備として、代表グループが小学校の先生方に伝えたい内容と伝

 え方のポイントを教えていただき、学校に持ち帰ってそれぞれのグループと共有しました。対象学年に合わせたパワ  

 ーポイントを作成し、手作りの歯磨きカレンダーをプレゼントしました。生徒からは次のような感想がありました。

「歯の大切さを小学生が楽しく理解できるように、言葉遣いや声のトーン・大きさを考え、手を使って説明するなど、 工夫をしながら発表することができた。」

「始まるまではとても緊張していたが、いい経験ができたのでよかった。苦手なことも頑張って挑戦することが大切だと思った。」

「小学生と楽しみながら、歯について一緒にクイズをしたり知識を深めたりするのはとても楽しかった。地域の人と 交流をすることは、私たちも小学生のみなさんもよい刺激になったと思う。小学生のみなさんが、どのようにしたら わかりやすく歯について学べるのかを考えながらパワーポイントを作るのは大変だったけれど、人のために何かを作 るのはいいことだと感じ、多くのことを学んだ。」

 貴重な経験をさせていただきました。ご協力いただきました豊田小学校の皆様、ありがとうございました。   

                                                                 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流(情報分野)

キャリアクション情報分野1年生34名が6班に分かれて、豊田小学校に訪問し、1年~3年生の計6クラスで「情報教室」という出前授業をしてきました。

各班で研究してきたネットのトラブルやマナー、著作権問題等の情報に関するテーマを、少し難解なテーマを小学生に分かりやすく工夫して提示し、また、主体的に参加してもらえるように、パワーポイントや模造紙を使って、クイズ形式での授業を実施しました。生徒たちが小学生に質問すると、ハイハイハイと手を上げたりして、その反応の良さや元気の良さに驚かされていました。小学生のノリの良さに嬉しさを覚えながらも、きちんと分かりやすく解説して、小学生の質問に誠実に的確に回答していました。発表を終えて、感想を聞くと、各班とも「良かった。」や「上出来です。」などの感想でした。そして、その表情は充実感と達成感でいっぱいでした。豊田小学校の先生方からは「子供たちは楽しかったようです。」「今後ともよろしくお願いします。」と言われました。地域連携教員の私としては、あらためて地域交流の重要性を実感し、今後も様々な交流の場があれば生徒にとってかけがえのない経験と成長の機会になると確信しました。生徒たちが小学校を出る際、多くの小学生たちから「バイバイ。」「また来てね。」とたくさんの元気な声をかけられ、生徒たちは校門の外に出てからも手を振りながら、大きな声であいさつを返しながら、別れを惜しんでました。

出前授業実施後の生徒達のアンケート調査では、「大変良かった。」との意見が大半でした。その感想では、「小学生との交流という貴重な経験ができた。」「分かりやすく説明する発表の勉強になった。」「いろいろな課題が見つかった。」など、キャリアクションでの経験を通して、主体的で前向きな反省が多く書かれていました。 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 教育分野」


7月4日(火)
宇都宮大学 大学院 教育学研究科 准教授 小野瀬善行 先生をお招きし、「これからの教育について考える」というタイトルで御講義をいただきました。生徒たちは講義内容にあった、ブラジルの教育学者パウロ・フレイレの教育論を手がかりに従来までの「教育関係」の確認と批判、中央審議会答申等を参考に「令和の日本型学校教育」を実現するためにどのようにしていくべきかを小野瀬先生との対話を通して探究しました。生徒たちは教育分野について新たな視点を見つけることがでたようです。

 

7月11日(火)
2回目のこの日は、小野瀬先生に加え、現職教員4名と学部卒院生2名、合計6名の院生にも訪問していただきました。この方々と11名の生徒たちと学校現場のことについて広く対話する時間となりました。生徒の側からは「実際に現場で働いてる教師の方から聞く意見がリアルを感じて参考になった。」「話や質問を真摯に聞いてくださった。教師には話を聞く能力も必要だと思った。」「現場で働いている人の意見や回答を聞くのはとても参考になってとても楽しい時間になりました。実体験なども入れてくださったので意見などをまとめる際に活用していきたいと思います」などと教師という職業や教育全般について関心を深め、学習意欲の向上に繋がったと思います。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 国際分野」

7月4日(火)

公益財団法人栃木県国際交流協会 元海外青年協力隊の講師の先生をお招きし、「国際分野で働くための必要な資質」をテーマにご講話頂きました。生徒達は、国際について、大きな視点でとらえていましたが、講師の先生のウガンダ共和国における海外協力隊のご経験を聴き、より具体的なイメージを膨らますことができるようになったと思います。 特に理数系教員として海外で教育活動されたことに生徒は興味を持ちました。それ以外にも留学や英語の勉強法など具体的にお話を頂き、生徒たちは日々英語を頑張りたいと思うようになりました。

 

 

7月10日(月)

宇都宮大学国際学部より講師の先生をお招きし、「国際的なキャリア」をテーマに、ご講話をいただきました。国際的なキャリアの実現に向けて大学で実践している内容について事例を挙げてご説明頂きました。また、来年の修学旅行の平和学習の先取り学習として、日中戦争や沖縄戦、米軍基地問題についての講義も聴講し、生徒たちは沖縄が抱える様々な問題について知る機会となりました。今回の講義を通じて、生徒たちは日本を中心とした第二次世界大戦の情勢について改めて理解を深めることができました。

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 情報分野」

 

令和5年7月3日、小山西高校キャリアクションにおいて、宇都宮大学大学川島芳昭教授による「情報モラルと情報社会を生きる」という出前授業が、情報分野の生徒34名を対象に行われました。

情報者化社会の現状や、様々なネットトラブルを分かりやすく解説してくれました。具体的な事例から生徒に投げかけられた問に対して、生徒同士の話し合いの時間もあり、生徒は情報化社会の課題を自分事としてとらえることができ、主体的に考えることができました。川島先生は、それぞれの話題で、今後の生徒たちの活動に参考となる、HP上の資料先も数多く提示してくれました。

情報化社会では、これまで以上に相手を意識したコミュニケーションが大切であり、相手を思いやること、相手の人権を尊重すること、法を知り遵守することが重要であることを学びました。また、AI技術に関して、正確性の不十分さや法の未整備や利用規約がこれからという現状とその将来について話していただき、情報化社会の未来像を思い描くきっかけとなりました。

7時間目でありましたが、情報分野に興味関心のある生徒たちなので、川島先生の話を、熱心にメモを取りながら聞いていました。講演後に、生徒たちに感想を聞くと、口々に、「ためになった。」「勉強になった。」「調べてみたくなった。」と言っていました。生徒たちのキャリアクション(情報分野)の主体的な活動が、一層広がり、深まっていくだろうと思いました。川島先生、本当にありがとうございました。【文責 原昌作】