キャリアクション・プロジェクト
キャリアクション・プロジェクト④1学年出前授業(その2)
7月5日(火)
○栄養分野 女子栄養大学 倉持光江先生
「栄養にかかわる仕事」について講義をしていただきました。「食」が人を作っており、栄養に関する職業は人の一生にかかわる仕事であること、それぞれの生活スタイルを踏まえたサポートをするには、コミュニケーション力が重要であることが分かりました。
○教育分野 宇都宮大学大学院 教育学研究科 教育実践高度化専攻 准教授 小野瀬善行 先生
大学院生7名とともに来校してくださいました。まず小野瀬先生より、「教育学」という学問で扱う内容を具体的な事例を交えてお話しいただいた後、小グループに分かれ、大学院で学ぶ現職の先生方から教職の魅力や課題などについてリアルなお話しを聞くことができました。教育関係に興味のある3年生も参加しました。
○ものづくり分野 2年生とともに帝京大学インターンシップに参加
工学部の体験授業を受講し、「ぶつからない車作り」や航空機とヘリコプターの違いなどについて学びました。一足先に大学での学びに触れることができ、その専門性やスケールの大きさが印象に残ったようです。
7月11日(月)
○医療分野 国際医療福祉大学 言語聴覚学科 教授 前新直志 先生
ことばによるコミュニケーションに困難を抱える人々を支援する言語聴覚士。映像を交えて先生にお話しいただくことで、この学科で学ぶことの具体的なイメージに繋がりました。実際に訓練を受け、大きな効果を得た子どもさんの記録映像は大変印象的でした。
○まちづくり分野 宇都宮大学 地域デザイン科学部 コミュニティデザイン学科 准教授 石井大一朗先生・大学生4名
まちづくり分野15名は、小・中・高生のための地域の学び場・遊び場・憩いの場をつくろうと廃校利用や空き家利用等による地域の活性化を考えています。大学生からの空き家利用の事例紹介とグループでのディスカッションを行いました。廃校等の利用を考える際の留意点を学ぶと共に、一人ひとりが意見を出すことによって、様々な視点からアイディアが広がることを体感できました。
キャリアクション・プロジェクト③1学年出前授業
1学年は各自の興味関心に応じて9つの分野に分かれ、それぞれの研究をスタートさせました。各分野に関する知識を深めるために、7月は大学等から講師を招いて出前授業を受講しました。各分野の様子を数回に分けてお伝えします。
7月4日(月)
○医療分野 国際医療福祉大学 医療福祉マネジメント学科 教授 山本康弘 先生
近頃耳にすることの多い「チーム医療」ですが、医療福祉分野での様々な職種についてお話しいただきました。各職種が、お互いに密接に繋がりながら現場で活躍していることをお聞きし、初めて知る職種に興味を持った生徒も多かったようです。
○保育分野・教育分野 白鷗大学 教育学部児童教育専攻 准教授 中村三緒子 先生
子どもの発達段階に応じた対応の仕方を学びました。紙人形を使っての実演など、具体的で分かりやすくお話しいただきました。目線や興味を引く話し方など、今回の授業で得たことを心掛け、絵本の読み聞かせなどの実践に活かしていきます。
○スポーツ分野 白鷗大学 教育学部 発達科学科スポーツ健康専攻 教授 竹島克己 先生
スポーツを行う上での栄養や休養の重要性をお話しいただきました。「何を食べるかではなく、どう食べるか」、「今強い人は強い、長くやる人も強い」など、心に残るフレーズがたくさんありました。姿勢の良さがやる気やいいプレーに繋がるとお聞きし、良い姿勢を心掛け、柔軟運動を実践していきたいとの感想がありました。
キャリアクション・プロジェクト②2年大学見学
7月5日(火)第2学年の生徒が2コースに分かれ、大学見学を実施しました。
大田原市にある国際医療福祉大学では、視機能療法学科や作業療法学科の体験授業を受講し、学内の施設を見学しました。充実した実習用設備を目にし、検査などを実際に体験することで、医療職の具体的なイメージに繋がりました。
帝京大学宇都宮キャンパスへのコースでは、「進路選択と探求学習に関するインターンシップ」に参加しました。模擬講義の聴講や研究室体験などを各自が選択しましたが、今まで視野に入っていなかった分野の面白さに気づいた生徒も多かったようです。
両コースとも、大学の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会となり、生徒からは「ネットで調べるのも良いが、やはり直接足を運んで見たり聞いたりしたほうが、自分にとってよりよい経験になる」「自分は将来への視野がとても狭かったことに気付かされた」「自分の将来について、そろそろ真剣に考えた方がいいと気づいた」などの感想が寄せられました。
キャリアクション・プロジェクト①1学年「職業講話」
3年間にわたって取り組む本校独自の探究学習「キャリアクション・プロジェクト」。その第一歩として、1学年を対象にした職業講話が実施されました。講師は本校同窓会の副会長である露﨑様です。社会の第一線で活躍している先輩のお話に、1年生はメモを取りながら熱心に耳を傾けました。「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」「逃げを早くに打たない」「『意識』することで『知識』に変わる」など、進路を考える上で大きな刺激となるお話をたくさん伺いました。ご紹介いただいた松下幸之助氏の「企業は社会の公器」という言葉は多くの生徒に響いたようです。社会のために何ができるかを考え、実践することのすばらしさについて、多くの感想が寄せられました。
キャリアクション・プロジェクト㉖2学年発表会
1月31日(月)
2学年は、進路や興味関心に応じた課題を設定し、個人での研究を進めてきました。研究の成果をポスターにまとめたものを全員が同級生や1年生に向けて発表をしました。感染症対策のため10会場に分かれての実施となりましたが、どの教室においても、図やグラフを丁寧に説明する姿や、活発に意見交換をする姿がありました。ポスターには、テーマに関する地域の課題や進路実現に向けての決意が含まれており、進路についてより深く考えるきっかけとなりました。1年生が見学に訪れる中、上級生として立派な発表でした。
キャリアクション・プロジェクト㉕まちづくり分野廃校利用企画書
1月25日(火)
1学年まちづくり分野の各グループの代表者4名が、小山市教育委員会の方々に今年度で閉校となる豊田南小学校の活用方法について、プレゼンテーションを行いました。宇都宮大学石井大一朗准教授のご指導や豊田南小学校のご協力により、グループ毎に地域の活性化を目指した様々な活用方法を考えてきました。今回それらをまとめたものを企画書として教育委員会に提案することができました。4グループそれぞれが工夫を凝らした企画書となりましたが、高校生らしい視点で、多世代が交流できる場にしたいという想いは共通していました。提案が1つでも採用されることを願っています。
※この活動の様子が、1月30日下野新聞全県ワイド版に掲載されました。
キャリアクション・プロジェクト㉔1学年発表会
1月24日(月)6,7限
1学年は5月より9つの分野に分かれ、大学の出前授業や地域の小学生との交流を行ってきましたが、その集大成として、活動の様子やそれらを通して学んだことなどについて、パワーポイントを用いた発表を行いました。各分野3~5のグループに分かれ、グループ毎の発表を4会場で実施しました。生徒たちは緊張しながらも、協力し合い発表することができました。また、他の分野の研究発表を視聴したことで、多くの発見がありました。
キャリアクション・プロジェクト㉓1学年国際分野ポスター作成
国際分野(24名)が「小山市における国際事情」についての研究報告をポスターにて行いました。各グループがそれぞれ小山市に住む外国人のサポート体制や課題について、教育、医療、交流の場などの様々な場面に応じて調査し、まとめました。研究の過程において課題が明確になり、高校生としてできることを考えました。このポスターは、本校の1学年のフロアに掲示してありますが、小山市立豊田南小学校、豊田北小学校においても掲示をしてもらっています。小学生にも広く知ってもらい、課題を共有していきたいと考え、小学生にもわかりやすい表記に変えたり、図や絵を入れたりと、工夫を凝らした仕上がりとなっています。
キャリアクション・プロジェクト㉒小西おはなし会その2
12月10日(金)
1学年保育分野とJRC部員の13名が今年度2回目となる「小西おはなし会」を豊田南小学校で行いました。絵本の読み聞かせの前に小学生とのコミュニケーションを図り、場を和ませてから読み聞かせに入るなどの工夫も見られました。次年度豊田南小学校と豊田北小学校が合併し、「豊田小学校」となりますが、長年継続しているこの行事を豊田小学校においても続けていきたいと考えています。
キャリアクション・プロジェクト㉑1学年情報分野「情報モラル教室」
12月16日(木)
1学年情報分野(代表の3班・11名)が小山市立豊田南小学校を訪問し、「情報モラル教室」を開催しました。やや緊張もありましたが、徐々に発表を楽しむ様子が見られました。班ごとに練習を重ねてきたこともあり、多少の反省点はありながらも、満足のいく発表となりました。小学生のみなさんが興味を持って聞いてくれたことや、自分の考えを積極的に発表してくれたことに喜びを感じ、またぜひ交流したいという感想もありました。