キャリアクション・プロジェクト

2023年11月の記事一覧

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 教育分野」


7月4日(火)
宇都宮大学 大学院 教育学研究科 准教授 小野瀬善行 先生をお招きし、「これからの教育について考える」というタイトルで御講義をいただきました。生徒たちは講義内容にあった、ブラジルの教育学者パウロ・フレイレの教育論を手がかりに従来までの「教育関係」の確認と批判、中央審議会答申等を参考に「令和の日本型学校教育」を実現するためにどのようにしていくべきかを小野瀬先生との対話を通して探究しました。生徒たちは教育分野について新たな視点を見つけることがでたようです。

 

7月11日(火)
2回目のこの日は、小野瀬先生に加え、現職教員4名と学部卒院生2名、合計6名の院生にも訪問していただきました。この方々と11名の生徒たちと学校現場のことについて広く対話する時間となりました。生徒の側からは「実際に現場で働いてる教師の方から聞く意見がリアルを感じて参考になった。」「話や質問を真摯に聞いてくださった。教師には話を聞く能力も必要だと思った。」「現場で働いている人の意見や回答を聞くのはとても参考になってとても楽しい時間になりました。実体験なども入れてくださったので意見などをまとめる際に活用していきたいと思います」などと教師という職業や教育全般について関心を深め、学習意欲の向上に繋がったと思います。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 国際分野」

7月4日(火)

公益財団法人栃木県国際交流協会 元海外青年協力隊の講師の先生をお招きし、「国際分野で働くための必要な資質」をテーマにご講話頂きました。生徒達は、国際について、大きな視点でとらえていましたが、講師の先生のウガンダ共和国における海外協力隊のご経験を聴き、より具体的なイメージを膨らますことができるようになったと思います。 特に理数系教員として海外で教育活動されたことに生徒は興味を持ちました。それ以外にも留学や英語の勉強法など具体的にお話を頂き、生徒たちは日々英語を頑張りたいと思うようになりました。

 

 

7月10日(月)

宇都宮大学国際学部より講師の先生をお招きし、「国際的なキャリア」をテーマに、ご講話をいただきました。国際的なキャリアの実現に向けて大学で実践している内容について事例を挙げてご説明頂きました。また、来年の修学旅行の平和学習の先取り学習として、日中戦争や沖縄戦、米軍基地問題についての講義も聴講し、生徒たちは沖縄が抱える様々な問題について知る機会となりました。今回の講義を通じて、生徒たちは日本を中心とした第二次世界大戦の情勢について改めて理解を深めることができました。

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 情報分野」

 

令和5年7月3日、小山西高校キャリアクションにおいて、宇都宮大学大学川島芳昭教授による「情報モラルと情報社会を生きる」という出前授業が、情報分野の生徒34名を対象に行われました。

情報者化社会の現状や、様々なネットトラブルを分かりやすく解説してくれました。具体的な事例から生徒に投げかけられた問に対して、生徒同士の話し合いの時間もあり、生徒は情報化社会の課題を自分事としてとらえることができ、主体的に考えることができました。川島先生は、それぞれの話題で、今後の生徒たちの活動に参考となる、HP上の資料先も数多く提示してくれました。

情報化社会では、これまで以上に相手を意識したコミュニケーションが大切であり、相手を思いやること、相手の人権を尊重すること、法を知り遵守することが重要であることを学びました。また、AI技術に関して、正確性の不十分さや法の未整備や利用規約がこれからという現状とその将来について話していただき、情報化社会の未来像を思い描くきっかけとなりました。

7時間目でありましたが、情報分野に興味関心のある生徒たちなので、川島先生の話を、熱心にメモを取りながら聞いていました。講演後に、生徒たちに感想を聞くと、口々に、「ためになった。」「勉強になった。」「調べてみたくなった。」と言っていました。生徒たちのキャリアクション(情報分野)の主体的な活動が、一層広がり、深まっていくだろうと思いました。川島先生、本当にありがとうございました。【文責 原昌作】

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 スポーツ分野」

 

7/10(月)

白鴎大学教育学部発達科学科スポーツ健康専攻 濱﨑 裕介准教授をお招きし、スポーツ運動学がご専門の濱﨑先生に「人生を豊かにするためにスポーツとの関わり方を理解しよう」というテーマで出前授業を行っていただきました。そもそも「スポーツ」とはどういうものを指すのか、ということからお話ししていただきました。普段スポーツに親しんでいる生徒も、「スポーツ」を改めて考え直すきっかけになったと思います。また、スポーツには「する」「見る」「支える」といった多様な関わり方があるということがわかりました。大学での研究や論文の内容も紹介していただき、スポーツに対する関心がより一層深まっただけではなく、進路意識も高まる有意義な時間となりました。

               

                       

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 栄養分野」

7/3(月)

高崎健康福祉大学 健康栄養学科 竹内真理 先生をお招きし、「栄養とダイエット」についてご講話を頂きました。

 栄養・食を通して人々の健康と幸福に貢献する栄養士の仕事である。対象者の意思や感情、嗜好、生活状況、センスといった複合判断はAIにはできない。 

 糖尿病の食事療法として野菜やきのこを先に食べてから食事をすると検討をコントロールできる。血糖値の上昇を抑えられればブドウ糖に取り込みも抑えられ、ダイエットに約に立つかもしれない。他に何を先に食べればダイエットに繋がるかは研究中だそうです。

 栄養士・管理栄養士に興味を感じた人は

・予習・復習の習慣を身につける ・理系の科目に苦手意識の克服する 

・日本語力を身につける  ・身体と精神力を鍛える    以上心がけましょう。

 

  7/10(月)

 高崎健康福祉大学 健康福祉部 木村 典代 先生をお招きし、「選手の夢を食で支えるスポーツの関わり方を理解しよう」についてご講話を頂きました。

 スポーツ栄養士とは、選手の身体状況や栄養摂取状況を把握し、その個人にあった適切な栄養サポートを行う人のことである。スポーツを栄養に取り込む理由はコンディションの維持、身体面・体力面の維持・向上、無理なくウェイトコントロールが可能、環境が異なる場所の食情報が入る、試合当日の集中力の向上等があげられる。スポーツにおける「心技体」は同じ練習をしても同じ時間を費やしても、心と技を支える体が土台なので、強くならない。

 たんぱく質と脂質のバランスが良い牛乳を筋グリコーゲン回復のため運動後30分以内に意識して飲みましょう。