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卒業生との座談会

後期課外4日目である8月21日(木)の午後、9名の本校OGを招いて在校生との座談会を行いました。

 

前半は各OGの高校生活や大学の生活についてを、文理関係なくお話ししていただきました。

1年生はこれから文理選択を決定することから、幅広く話を聞くことができ参考になったようです。

 

後半は文系・理系に分かれて、高校での学習や大学の研究分野について、前半の時間よりもより詳しくお話ししていただき、個別相談にも対応していただきました。

前半の時間よりも、より焦点を当てた内容となり、学部の詳しい話を聞いたりや志望する大学の先輩からの励ましを受けたりすることで、今後の学習へのモチベーションが上がったなどの感想があがっていました。

 

進路目標を達成し、充実した大学生活を送っているOGのお話をきくことができ、在校生にとって刺激となる大変有意義な機会となりました。

 

<前半(全体会)>

<後半(分科会)>

<個別相談>

科学の甲子園 実技競技研修会

  後期課外最終日 8月22日(金)の午後、科学の甲子園栃木県大会に向けて、実技競技の研修会を行いました。希望生徒26名が参加。今年のテーマは、「向かい風に向かって走る車を作る」でした。3名でチームを作り、与えられた材料で製作に取り組みました。製作後、タイムレースを行いました。

 実技競技に求められる工作の精度や強度を高めたり摩擦をへらしたりする等のコツ、チームとして力を発揮するにはどうすればよいかなど多くを学ぶ機会になったことと思います。

 チームでものつくりに臨む楽しさを味わうとともに,この経験を本大会の実技競技にも活かして欲しいと思います。

 

   

一日体験学習

8月20日(水)、一日体験学習が行われました。

県内外の中学3年生と保護者合わせて約1000名の方にご参加いただきました。

本校は教職員と、1年次生で編成された一日体験学習委員88名がお迎えしました。

 

まず配信による一日体験学習委員代表・校長先生・生徒会長からの挨拶があり、学校の歴史等の紹介ビデオを見ていただきました。続いて教頭先生からの学校概要の説明後に、各会場で一日体験学習委員から学校生活についての説明がありました。

   

 

担当の生徒が中学生に向けて学校生活の体験談を話したり、質問に答えたりしていました。一年前の自分たちの姿を重ね、自然に親しみが沸いているようでした。

 

説明会後は部活動見学の時間となり、それぞれの部室に赴いて活動の様子を自由に見ていただきました。案内図を手に校舎を歩き、生き生きと部活に打ち込む宇女高生の様子を見て、入学後の宇女高生活をありありと想像できているようでした。

   

 

また、保護者の方向けに本校教員による個別相談も設けられました。全体会では聞けなかったような質問やご相談も安心してお聞きいただきました。

 

自由な校風と歴史ある女子校で、来年度皆さんとお会いできる日を楽しみにしております!

残暑厳しい中でしたが、本校の一日体験学習にご参加いただきありがとうございました。

 

 

創立150周年記念事業 「アプローチ・ストーン・プロジェクト」

8月8日、夏季休業中ではありますが各クラスの希望者と生徒会役員の生徒で、アプローチ・ストーン・プロジェクトを行いました。

 

本校は、ただ今150周年記念事業の一環で正門とアプローチの改修工事を行っております。

正門から操橋まで続くアプローチ歩道の両サイドを「一二三石」で彩ることになりました。

「一二三石(ひふみいし)」とは、石を一つ、二つ、三つとランダムに配置して土間や庭に模様を作る技法、デザインのことです。修学院離宮の隣雲亭等に見られ、秩序や自然との調和を表す日本庭園の哲学や美学を象徴しています。

 

クラスごとに分けられた区画に、石を配置していく生徒たち。

 石の接着面に思い思いの願いを込めている生徒も。

   

 

暑い日差しの中、やり遂げました!

マドンナリリーを思わせるデザインも見られました。

   

 

この後、一二三石の周りにモルタルを流して固定し、アプローチが完成していきます。

生徒たちが願いを込めて置いた一つ一つの石が織りなすアート。

今までの150年の歴史とこれからの未来を繋ぐ素敵な作品になりました。

今月末の完成が楽しみです!

物理研修会

 

7月31日(木)、2年次生・物理選択の希望者28名で、つくば市にある高エネルギー加速器研究機構を訪問してきました。まず常設展示室に入り、広報室の方から施設全体についての概要をわかりやすく説明いただき、その後、加速器から生じる放射光を利用して研究が進められているフォトンファクトリーを見学し、そこからは2班に分かれて巨大な加速器であるSuperKEKBのトンネル(富士KEKEBトンネル)内の様子、B中間子という素粒子の性質を詳しく調べる筑波実験室を説明いただきながら見学しました。食後は女性研究者の方から、どうして加速器に関わる研究者になったのか、女性としてどう研究に関わってこられたかなどの貴重なお話をいただきました。最後に、放射線科学センターの方のご指導による霧箱を使った放射線の観察実験を行いました。一日だけでしたが、とても充実した研修 となりました。施設職員の皆様には大変お世話になりました。 

  

 

夏季休業前全校集会

7月18日(金)、夏休み前最後の登校日に全校集会が行われました。

本校は前期・後期の二学期制で、前期は夏休みを挟んで9月26日までとなります。

本日は午前中に授業と大掃除、午後から全校集会として表彰伝達式・壮行会・校長先生の講話が持たれました。

 

 

 

【表彰伝達式・壮行会】

表彰式では60名の素晴らしい活躍を皆で称え、壮行会では8団体がこの夏の大会での意気込みを語り、生徒たちからの拍手で励まされていました。

 

 

【校長講話】

初めに先日の合唱コンクールについて、歌の魅力・不思議な力を実感させられる素晴らしい演奏であった、今から来年の合唱が楽しみである、との感想をいただきました。

先に行われた表彰式・壮行会についても日々の頑張りや成果の結果だとお褒めの言葉もいただきました。

 3年生に向けては、「勝負の夏となるが、仲間や自分を信じて頑張ってほしい、今の学びは目の前の第一志望合格のためだけでなく その先の人生の基盤にもなるものなので そのためにも懸命に取り組んでほしい、部活を続けている人はやり抜いてほしい」と励ましのメッセージを、

1・2年生に向けては「新学期から3か月半が経ったがチャレンジ出来ているか?チャンスを逃していないか?身の回りにあるチャンスを逃さず、本校の指標の”自主創造”にもあるように自主的にチャレンジする夏にしてほしい」と激励するメッセージをいただきました。

夏休み明け、それぞれにチャレンジし成長した皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

創立150周年記念 令和7年度校内合唱コンクール

7月16日(水)、創立150周年記念合唱コンクールが栃木県総合文化センターメインホールにて行われました。

この一か月半、生徒たちは休み時間や放課後、それぞれ練習に励み、校内は美しい歌声で溢れていました。

【開会式にて】

「クラス一丸となって美しいハーモニーを奏で、この合唱を通して成長し、絆を深めてほしい。また「150周年記念」の見事な看板の前で歌えることに誇りを持ち、特別な年に花を添えてほしい。」と校長先生より挨拶をいただきました。

 

 

【合同発声練習】

開会式の最後に、全員で校歌と礎(創立130周年記念讃歌)を歌いました。

 

 

【閉会式】

全21クラスの演奏と、合唱部による演奏を終え、閉会式が行われました。

審査員の先生からは「短期間の練習期間で素晴らしいハーモニーに仕上げていた。順位を付けるのは難を要した」との評価と、プロの声楽家のお立場から、ハーモニーをもっと美しくするために「歌詞を読み解くこと、母音を揃えること、指揮者も含めて息を揃えること」等のアドバイスもいただきました。

 

 

 【審査結果発表】

優勝  3年6組「僕が守る」(銀色夏生作詞 上田真樹作曲)

準優勝 1年1組「二十憶光年の孤独」(谷川俊太郎作詞 木下牧子作曲)

第3位   3年3組「くちびるに歌を」(フライシュレン作詞 信長貴富作曲)

2年次優勝 2年7組「きみ歌えよ」(谷川俊太郎作詞 信長貴富作曲)

おめでとうございました!

 

【優勝した3年6組の合唱】

優勝トロフィーを抱え、最後にもう一度合唱しました♪

 

合唱コンクール会場にはたくさんの保護者の方にもお越しいただき、観覧していただきました。また配信も同時に行い、画面の向こうからたくさんの応援もいただきました。ありがとうございました。

薬物乱用防止講話(3年次)

7時間目に3年次の生徒を対象に薬物乱用防止講話が、明鏡寮と配信でのハイブリッドで実施されました。薬物の危険性についての理解や現代における薬物の課題について、薬剤師の猪瀬先生から講話をしていただき、生徒たちは熱心に聞いていました。

 

放課後の風景(定期テスト前)

定期テストが近づき、放課後に、自習場所である図書館以外の場で学習する生徒が多くみられるようになりました。

学校だからこそ、友人と教え合える、先生に質問できる。

貴重な放課後の学習時間になっています。

筝曲部活動報告

 

演奏の様子

6月14日(土)に栃木県教育会館大ホールにて、第47回日本音楽部会春季発表会が開催されました。

演奏曲は「赤い花束」(佐藤義久作曲)という曲で、外部講師の先生のご指導のもと、練習に励んできました。

入部したばかりの1年生も熱心に練習に励みました。2年生は日々の自主練習にも励み個人のスキルアップにも努めてきました。曲調やテンポが何度も変わる曲なので、息を合わせるのに苦労もありましたが、当日は14名が心をひとつにして練習の成果を発揮し、素晴らしい演奏を披露することができました。