学びの活動

機械システム系の日々

公益財団法人JKA補助事業に認定(機械システム系)

 

本年度、ロボット教育において、公益財団法人JKA(競輪・オートレース)補助事業に認定されました。

この制度を活用して、本校機械システム系では、今後産業用ロボットを導入し、ロボットSI検定(ロボット・システムインテグレータ)への取り組みや、ロボットの安全・操作について学習するなどの教育活動を推し進めていく予定です。


 

 

トライアルバイクデモ走行(機械システム系)

 4月21日(月)の昼休みに、インタラクティブコートにて、㈱オートテクニックジャパン 様による トライアルバイクのデモ走行を実施しました。

デモ走行で利用したセクションは、本校機械システム系の生徒が「UKcraft」(UKクラフト)で製作したものです。

 「UKcraft」(UKクラフト)とは、本校内に、UKcraftという模擬的な企業を設立し、品物を製作する事業(活動)です。名刺交換から納品までを経験し、企業でおこなう一連の流れを学習します。

 

産業現場見学(電子機械科2年)

 電子機械科2年生は3月4日(火)、宇都宮ライトレール(株)平石車両基地にて産業現場見学を実施しました。電力室や車両を整備する検修庫、LRT車両内も見学させて頂きました。宇工高出身の方がLRTの現場で活躍している事も知ることができました。生徒からの多くの質問にも丁寧に対応して頂き、これからの進路実現にむけて、職業観も深まる有意義な時間となりました。

  

                  変圧・線路について

  

              車両内にて ブラインドは「宮染め」

        

課題研究発表会(電子機械科3年)

    電子機械科3年生の課題研究発表会が行われました。研究テーマごとに7班に分かれ、1年間の成果を、電子機械科2年生に発表しました。

〈研究テーマ〉

①    AI・PALRO・After Effects研究 学校紹介動画制作     
②    有人ドローンと電子工作
③    宇都宮動物園の遊具の修繕、整備
④    UKcraftプロジェクト
⑤    3S
⑥    自動荷物運搬車の製作
⑦ レーザー加工機を用いたものづくり(永久機関の製作)

           

「課題研究」の学び(電子機械科3年)

 電子機械科3年生の8名が「課題研究」において、AI研究・学校紹介動画の作品製作に取り組んでいます。11月23日(土)に行われた南としょかん祭バージョンの学校紹介動画製作にあたり、AIロボットパルロの準備を行っている様子です。

 

                 パルロの準備

     学校紹介動画で話すパルロ

 

令和6年度 工業技術コンクール実施(電子機械科3年)

 電子機械科では、11月21日(木)、3年間学んだ実習の集大成として、電子機械科3年生の工業技術コンクールを実施しました。4種目(機械仕上げ【旋盤】・マイコン制御・電子回路・PLC制御)の総合点で、順位が決まります。

  

       マイコン制御の部             電子回路の部

       PLC制御の部 

「機械実習」の学び(機械科2・3年)

機械科2、3年生の「実習」を紹介します。

2年生の実習から、今回は「材料試験実習」、「マシニングセンタ実習」です。
材料試験では、研磨した金属材料をエッチングして金属顕微鏡で金属組織を観察しています。
マシニングセンタ実習では、設計したデザインからNCプログラムを作り、NCデータをマシニングセンタに転送し加工します。

材料試験実習の様子 マシニングセンター実習の様子

    2年実習「材料試験」       2年実習「マシニングセンタ」

 

機械科3年の実習からは、「レーザー加工実習」の生徒作品を紹介します。
CADでオリジナルデザインを設計し、レーザー加工機でステンレス板を加工して製作します。

レーザー加工実習の作品

 3年生「レーザ加工実習」生徒作品

 

 

令和5年度 技能検定(前期) 機械加工

 8月12日(土)本校、機械実習棟1F機械加工室にて、令和5年度 技能検定(前期) 機械加工の検定が行われました。2級旋盤作業5名、3級旋盤作業6名、3級フライス盤作業5名が受検をしました。6月から実技試験まで約2ヶ月練習を行い、その成果を発揮したことと思います。合格発表は、3級:8月25日(金) 2級:9月29日(金)です。

 

令和5年度 栃木県高校生ものづくりコンテスト(旋盤部門)

 7月29日(土)本校にて「令和5年度 栃木県高校生ものづくりコンテスト(旋盤部門)」が行われました。代表として機械科3年 大竹亮士、齋藤 伊央里 選手が出場しました。
 本校での実施とはいえ、緊張した中で集中して取り組んでいました。結果は本校生徒 機械科3年 大竹亮士さん が準優勝となりました。今回の貴重な経験を活かして、さらなる挑戦をして欲しいと願います。

 

        大竹 亮士さん                  齋藤 伊央里さん

電子機械科3年 課題研究発表会

 電子機械科3年生が、日頃の研究の成果を後輩たちに向け、発表会を行いました。企業との共同製作、マイコンカーの製作、電動二輪車製作、二足歩行ロボット、有人ドローンの製作、自動運転、VR研究の発表が行われました。

 

 

 機械システム系(募集定員120名*)
機械システム系の説明
機械について幅広く学び、機械の設計・製造やメカトロニクス等に関する知識・技能の習得を目指します。
1年次は系で学び、2年次からは  機械技術コース機械エネルギーコース(機械科)電子機械コース(電子機械科)に分かれて専門分野を学びます。(*)定員数は、予定のものです。
 

◎コース紹介と特徴を生かした仕事の例
機械技術コース(機械科)
機械に関する基礎的な知識と技術の習得を目指します。実習では旋盤・フライス盤・溶接・CAD/CAM・マシニングセンタなどを用いて作品製作を行います。
・各種機械や機械部品の設計をする仕事
・機械の部品を作ったり、組み立てたりする仕事
・機械の保守や点検をする仕事

機械エネルギーコース(機械科)
機械とエネルギー技術に関する基礎的な知識の習得を目指します。実習では、太陽エネルギー・燃料電池などエネルギー関連技術と風洞実験を通じて流体力学について学習します。また、エンジンの性能や整備の基礎についても学習します。
・自動車の修理や整備をする仕事
・自動車の部品を作ったり、組み立てたりする仕事
・ソーラーエネルギーや燃料電池などの装置を設計や製作をする仕事
・金型の設計や製作をする仕事

電子機械コース(電子機械科)
機械・電子回路・制御に関する基礎的な知識と技能の習得を目指します。実習では、FAの自動生産ラインの基礎と応用を学び、PID制御やマイコン制御実習、CAD/CAMを用いたMC加工を学びます。
・自動生産ラインの設計や製作、保守や管理をする仕事
・工作機械や産業用ロボットを使い機械部品などを製作する仕事
・自動計測システムの設計や製作をする仕事

 

◎専門科目
1年次
機械設計 製図 工業情報数理 工業技術基礎 科学技術と産業(学校設定科目)

2・3年次(※は専門類型のみ履修、▲は専門類型フードデザインとの選択)
※科目名が同じでもコースにより内容や履修単位が決められています。
機械技術コース(機械科)
課題研究 実習 製図 工業管理技術▲ 機械工作 機械設計 原動機※ 電子機械※ 生産技術※

機械エネルギーコース(機械科)
課題研究 実習 製図 工業管理技術▲ 機械工作 機械設計 原動機※ 生産技術※ 自動車工学※

電子機械コース(電子機械科)
課題研究 実習 製図 機械工作※ 機械設計 電子機械 生産技術※ 電子計測制御▲

 

◎取得をめざす資格
・技能検定(機械加工:普通旋盤・フライス盤)
・技能検定(機械検査)
・技能検定(電気機器組立て)
・2級ボイラー技士
・ガス溶接技能講習
・危険物取扱者

旋盤実習

原動機実習

ガス溶接