足高日誌

学校行事・生徒の活動

合格者オリエンテーションⅠ

 3月25日(火)に令和7年度入学予定者と保護者を対象にしたオリエンテーションⅠが行われました。冒頭の教頭挨拶では、高い倍率を勝ち抜いて本校への合格を果たしたことへのお祝いと、新校舎で迎える初めての入学生として、今後のさらなる活躍を期待する言葉がありました。その後、各部署の担当者から本校の教育課程や高校での学習、進路指導、足高生の心得等について説明があり、それぞれ入学予定者への高い期待と激励の言葉がありました。後半には体操着や運動靴等の購入の手続きも行われ、参加者からは、4月からの高校生活への希望に胸を膨らませている様子が感じられました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。教職員一同、みなさんの入学を楽しみにお待ちしております。

   

 

令和6(2024)年度修業式

 本日(3/24)、体育館にて修業式が行われました。修業式に先立ち賞状伝達式が行われ、多くの生徒が表彰されました。

〈賞状伝達式〉
 修業式の校長講話では、まず卒業生から東大や医学部医学科など難関大学への現役合格を含む95名の国公立大学への合格者が出ていることが在校生に伝えられました。卒業生の努力を讃えるとともに、在校生も卒業生たちに続き希望する進路を実現しましょうというお話でした。
 次に、今年度のスローガンである「凡事徹底」について、凡事徹底は手段であって目的ではなく、凡事徹底の実践によって自分自身が成長したかどうかが重要であるというというお話がありました。来年度も凡事徹底を継続し、主体的に考えて行動することを続けてほしいということでした。
 生徒たちは真剣な表情で講話に耳を傾けていました。

〈校長講話〉
 今年度は校舎移転に伴う引っ越しがあり慌ただしい1年でしたが、生徒たちも凡事徹底の精神で様々な活動に主体的に取り組んでいました。
 春休みを有意義に過ごし、新学期に向けて英気を養ってほしいと思います。

進路行事「卒業生合格体験発表会」を開催しました!

この春の大学入試で、見事進路実現を果たした3年生に来校してもらい、
卒業生合格体験発表会を開催しました。
難関大学への現役合格を勝ち取った先輩方の話を、
在校生達は皆真剣に聞き入っていました。

なお、この春に卒業した生徒の大学合格状況につきましては、
4月中旬頃までに、「進路相談室より」のページに掲載する予定です。

令和6年度 卒業式

 3月3日(月)に卒業式が行われ、普通科235名が希望を胸に本校を旅立ちました。昨年10月に本城の旧校舎から有楽町の新校舎に移転して、新校舎での初めての卒業式でした。卒業生の累計は、52,283名となりました。
 本年度の卒業生は、3年前に男子校の旧足利高校と旧足利女子高校が統合してから初めての入学生でした。入学直後はまだコロナ禍が尾を引いていましたが、だんだんと通常の活動ができるようになっていき、統合後の新カリキュラムやブロック対抗戦などの様々な特色ある行事を初めて経験してきました。毎年、試行錯誤しながら新たな伝統を創り、新校足高とともに成長してきた学年でした。3年時には、なかなか経験することのない在学中の校舎移転という大きな出来事もあり、非常に変化に富んだ高校生活だったことと思います。そのようなダイナミックな高校生活の中で、それぞれが様々な思いを抱えながらも、今日まで着実に歩みを進めてきました。本日このように立派に卒業を迎えたこと、本当におめでとうございます。
 式典では、同窓会会長の早川慶治郎さま、PTA会長の大竹陽平さま、前校長の渡邊佐知夫さまよりご祝辞、ご挨拶をいただきました。それぞれの思いの込められた言葉を胸に、そして本校の校訓である「進取・忠恕・自学」の精神を忘れずに、夢に向かって羽ばたいていってほしいと思います。
 そのほかにも多くの祝電・祝詞をいただきありがとうございました。保護者の皆さまや地域の方々からの優しいお声かけやお心遣いにも感謝いたします。卒業生に関わり見守っていただいたすべての方々、ありがとうございました。

 《卒業生入場》

  

《全体風景》

 《卒業生呼名》

 《卒業生呼名》

《卒業証書授与》 

《校長式辞》 

《同窓会長式辞》

《PTA会長式辞》

《在校生代表送辞》 《卒業生代表答辞》

 《3学年担任団》

 

足利学成果発表会【1学年】

 令和7年2月20日(木)、1学年総合的な探究の時間「足利学」の成果発表会を、足利商工会議所から柏﨑様、足利市役所から柏瀬様、蓼沼様を来賓としてお招きし、開催しました。
 各クラスの代表、計6グループが新校舎内にある大教室で、足利学の研究成果を発表しました。各グループの発表後の質疑応答では、生徒同士活発に意見を交換していました。最後に来賓の方々から、研究成果についての講評をいただきました。来賓の方の講評では、足利学を通して得た貴重な経験を今後の進路や社会貢献、そして足利の活性化に繋げてほしいと話されていました。
 足利学を通して、身近にある課題や問いを見出す力、その解決策を論理的多角的に考える力などを養うとともに、仲間たちと意見や考えを出し合い、より良いものにしていく経験ができたと思います。今後の大学での研究や社会人で働く際に活かしてほしいです。
 来賓の皆様方、並びに、フィールド-ワークの際に生徒の質疑に快くお受けいただいた足利市内の各関係者の皆様方、お忙しい中、本校教育活動にご協力していただき、誠にありがとうございました。

《発表題名》
 1組:足高リメイク
 2組:障がいのある方々への支援について
 3組:足利市の道路をきれいにするためには
 4組:これからの技術革新と私たちの災害対策の変化
 5組:駅の混雑解消について
 6組:足利美人を通して、若い世代を呼び込むことができないか
 


緑化活動「育てる紙」~自校栽培(足高)の那須楮をブレンドした烏山和紙の卒業証書~

自校栽培(足高)の那須楮をブレンドした烏山和紙の卒業証書

 栃木県の多くの学校で、烏山和紙の卒業証書が使用されています。当たり前のような1枚に感じる方もいらっしゃると思いますが、その年々の味わいのある保存性の高い伝統的な和紙です。足利高等学校では、令和5年度緑化活動の一環として県より助成を受け、緑化活動に文化的に取り組んできました。卒業証書原料となる那須楮を学校で育てています。旧校舎においてもプランターで育て、新校舎へも引っ越してきました。緑化活動報告記録写真.pdf

 本年度(令和6年度)は特にクラフトデザインの授業を通じて、その成長を味わってまいりました。さらに授業では、栞づくりするなどの体験を通じて文化的な考察を深める時間をとっていました。

 この春、卒業証書を手にする生徒にとって、これまでにない卒業証書となっています。自校栽培の那須楮をブレンドした卒業証書です。緑化活動に合わせて特別に作っていただいている一品です。世界に羽ばたく足高生の立ち位置を示すにふさわしいものとなっています。クラフトデザインのレポート(英語).pdfと共に味わってください!

 烏山和紙は「民藝」の和紙の1つです。

「学びと体験の学校緑化活動推進事業」は、公益社団法人とちぎ環境・みどり推進機構が県の補助により実施している事業です。

足利学クラス発表(1学年)

 令和7年1月30日(木)、総合的な探究の時間「足利学」の研究成果を各HRで発表しました。
 「足利学」は、生徒たちが生活する足利の地域から課題を発見設定します。そして、情報収集とフィールドワークを通し、解決策を模索し、足利市をより良くするための提案を考えます。
 各グループ、探究内容を伝わりやすくするためにプレゼンテーションソフトの表現方法や発表方法に工夫を凝らし発表しました。また、聞き手側の生徒も発表内容を真剣に聞くとともに、興味を抱いた内容に質問をしたり、発表後各グループの感想を記入したりして、自己の探究内容以外にも視野を広げました。
 後日、クラス代表による学年発表が行われる予定です。
























令和4年度卒業生 同窓会の開催

2025年1月13日(月)成人の日 12:00~

 

令和4年度卒業生達の同窓会が開催されました。

足利市駅北側の「ニューミヤコホテル」で、盛大に行われました。

前日が成人式だったことで、遠方の大学等に進学した卒業生も多数参加しており、華やかで賑やかな雰囲気のもと行われました。

当時の学年を担当していた正担任や副担任も招待され、思い出話や近況報告等に話題は尽きませんでした。 

 

栃木県立博物館企画展見学会

冬休み中の12月26日、2年生の日本史探究選択者を中心に、希望生徒で栃木県立博物館の見学に行ってきました。

午前中は常設展示を見学し、引率の島田が考古分野の常設展示を簡単に解説した後に、中世以降の人文系常設展、自然系の常設展、テーマ展を観覧しました。

午後は第140回企画展「死者と生者の古墳時代~6・7世紀における下野地域の葬送儀礼~」を、担当学芸員の荒井啓汰 研究員に解説していただきながら観覧しました。

最近は、東京国立博物館で特別展「はにわ」が開催されるなど、各地の博物館や資料館で古墳時代の展示ブームとなっております。栃木県立博物館でも企画展では30年以上ぶりとなる、古墳時代の先進的な展示が行われています。
古墳というと、一般に権力者のお墓という印象が強く、古墳に埋葬された人を中心とした研究が行われてきました。しかし、近年では古墳で何が行われていたか、埋葬を行った生者の側はどうだったのかといった研究もあります。高校の日本史探究の教科書にも、古墳での儀礼に触れた記述があります。今回の企画展は、最先端の研究内容を展示で分かりやすく表したものといえます。

さて、前置きが長くなりましたが、生徒たちは約1時間半、荒井さんの解説に真剣に耳を傾けつつ、体験スポットで楽しんだり、疑問に思ったことを古墳博士の荒井さんに質問したり、有意義な時間となりました。
〈観覧の様子〉※今回の展示は資料の撮影及びSNS等へのアップ可となっております
 

〈体験スポット〉
美豆良(みずら)カチューシャで気分は古代人?

石室体験、二人で古墳の追葬を表現!?


企画展の解説をしていただいた後、考古担当学芸員の荒井さん、河原さんのお世話になり、生徒たちは博物館バックヤードツアーを楽しみました。普段は立ち入ることのできない、博物館の裏側にある収蔵庫や資料運搬用のエレベーターに入れていただいたり、博物館の役割や学芸員の仕事についてお話を伺ったりと貴重な経験ができました。荒井さん、河原さん、お忙しいところ本当にありがとうございました。


〈生徒たちの企画展見学の感想〉
「埴輪の具体的な大きさや教科書くらいでしか見たことの無い国の重要文化財などを直で見れたのでとても良い経験になりました。」

「はにわはどれも大体同じ顔をしていると思っていましたが、少しずつ違いがあり、ちゃんと誰かをイメージして作っているのだということに驚きました。あとミニチュアサイズのはにわが可愛かったです。副葬品などを見て、教科書でも学んでいましたが、改めて、この時代にはもうすでに金属を加工したりする技術があったんだなぁと感動しました。また、その証拠が時を越えて現代にも存在していることを不思議に感じてとても面白かったです。」

「とても専門的な内容まで掘り下げられていて、授業で扱った時代の知識を取り上げられていた史料でより深く知ることが出来ました。」


生徒たちは実物の資料を見て感じ、考えるところもあったようです。博物館や資料館で実物を見る魅力の1つには、授業とは違った気づきや学びが得られることにあります。

栃木県立博物館 第140回企画展「死者と生者の古墳時代~6・7世紀における下野地域の葬送儀礼~」は、2月2日(日)まで開催されています。ぜひ、ご覧下さい。
埴輪、土器儀礼、石室の副葬品、栃木県と周辺の古墳の終焉期の地域的特色など、老若男女、初心者から玄人の方まで楽しめる展示だと思います。企画展開催期間は、自然系テーマ展「ヘビなんて、キライ!」、人文系テーマ展「昔のこと知ってっけ?~道具を知れば暮らしが見える~」も開催しております。併せてご覧いただけますと幸いです。
詳細は以下のバナーの栃木県立博物館HP等にてご確認下さい。
※画像は栃木県立博物館HPより
http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/kikaku/20241214kofun/index.html

令和6年度第3学期始業式

本日は3学期始業式が行われました。
始業式に先立って、ブロック表彰が行われました。
今年度のブロック対抗行事の総合優勝は青ブロックとなりました。

〈ブロック表彰式〉


始業式では武藤校長より、2学期終業式に続き交通安全・マナーについて、各学年の生徒に向けての講話がありました。
3年生には、来週末に始まる共通テストに向けて、今までやってきたことの継続が重要という激励がありました。
2年生には、充実した学校生活のために凡事徹底して、人としての成長をという話と3年生ゼロ学期として学校を牽引していってほしいという話がありました。
1年生には、高校生活の慣れが出てくる時期であり、初心忘るべからずという言葉のように、足高に入学した志を思い出しましょうという話がありました。
講話は、生徒の中から生徒が主体となって凡事徹底を発信、実践できるようになっていってほしいという話で結ばれました。
〈始業式の様子〉
 

2025年の干支は乙巳(きのとみ)、「努力を重ね、物事を安定させていく」という意味合いを持つ年とされます。日常の凡事をきちんと徹底して、足利高校の更なる飛躍の年にしていきましょう。