日誌

2021年5月の記事一覧

2021 英語ディベート第2回春季練習会

5月30日(日)宇都宮高校で、英語ディベート第2回春季練習会が行われました。
本当に久しぶりのオフラインの練習会。みんな実際に「会える」喜びを感じていたと思います。やっぱり、直接会ってお互いにふれあうことが大切ですね!
(もちろん、コロナ対策もしっかり行って、皆さんこれからもがんばっていきましょう!)

◎参加校数  9校  
(宇高、宇東、宇女、大高、大女、矢東、佐野、栃女、作新)
◎参加生徒数 146名   Asian 24チーム、PDA 16チーム

今回もいつも通り大学生8名がオンライン上でヘルプに駆けつけて頂き、ありがたいアドバイスやJudgeをしてくれたりと、たくさんお手伝いをしてくださいました。
ありがとうございました!

今回からは終日試合練習でして、Asian部門 4試合、PDA部門 5試合を行いました。
試合で使用したMotion(論題)は以下の通りです。

Asian 部門
THBT Japan should actively attract and accept mass immigration.
THBT media should not broadcast news of suicide.
THW make voting mandatory.
THBT developing country should not host international sport events.  

PDA 部門
THW force organizations to place more women in senior positions.
THW ban hate speech.
THW abolish capital punishment.
THW make voting mandatory.
THW allow public servants to strike.

2回目の練習会ということもあり、生徒は徐々に慣れ、またどの部門も学校内・学校間で励まし合い、力を高めているようでした。

最後に顧問の先生方で、春季大会の顧問会議を行いました。
なんと登録生徒数、160名。Asian部門 28チーム。PDA部門 20チーム。
前回を上回る生徒数、登録チーム数です!!!
皆さんのヤル気に負けないよう、運営スタッフ一同、がんばって準備したいと思います。

さぁ次回は、6月13日(日)宇都宮東高校にて、栃木県英語ディベート春季大会が行われます。久しぶりのオフライン大会。
生徒の皆さんは今日勉強したMotionをよく復習してがんばってください!

大会参加報告 (Pre-JWSDC2021)

5月8~9日(土日)に「Pre-JWSDC (Pre-Japan Worlds Schools Debating Championships) がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮高校、宇都宮東高校から2チームずつ参加し、見事!宇都宮Aチームが1st place に入賞しましたので、そのご報告をいたします。

今大会は、HEnDAが主催する、今秋開催予定のJWSDCに向けた練習大会で、WSDC形式の初心者や経験のあまりない教員と生徒を対象としています。
また、なんと!大会前日には、WSDCのジャッジについて、ジョシュア・パーク教授がワークショップを行ってくれるという素晴らしい企画もありとても勉強になります。

フォーマットはWSDC8分-4分の簡易版で、6分-3分を用います。3ラウンド行いますが、そのうち1ラウンド目だけはPreparedで行われます。2,3は即興型でプレパ時間は40分です。

★参加チーム
宇高、宇東、東洋大牛久、翔凛、市立浦和、大宮、聖光学院、浅野、東海、南山女子、岐阜聖徳、大安寺(12校、24チーム)

★結果(3戦)
宇都宮高校   Aチーム3勝 1位、Bチーム2勝1敗 10位
宇都宮東高校  Aチーム2勝1敗、Bチーム2勝1敗
High-Achievement Speakers  宇都宮東より1名選出(7名中)

★Motion (対戦した論題)
R1: THW require individuals to pass a political general knowledge test in order to vote.
      (Prepared)
R2: THBT standardized testing is the enemy of learning.
      (Impromptu)
R3: THBT governments in developing countries should limit migration to megacities.
      (Impromptu)

★大会を終えて
 昨年度中止となったJWSDCであるが、今年度はPreが開催され、さらには秋に本選が行われることとなり、ますますパーラの世界大会形式が高校生に広まっていく方向性が感じられる。
 また、主催者側のさらなる努力、おもてなしには頭が下がる。日本の英語ディベートも英語教育の発展とともにさらなる進歩を遂げていく兆しが感じられた。
 この高まりの中、栃木県から宇都宮高校が全勝し1st placeとなったことは大変喜ばしいことである。その他のチームも、全チームとも2勝1敗と健闘した。
 この結果をさらに次につなげていって欲しい。

また、この大会は、少しずつパーラを練習してきた生徒が世界大会レベルとまではいかないが、その基礎を学習する入口として、とてもすばらしいステップアップとなる大会である。ぜひ、栃木県から1校でも多くの高校が参加して欲しい。