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2月21日(金)に那須塩原市立稲村小学校の6年生向けに行われた『箏体験教室』に、ボランティアで参加させていただきました。
本校箏曲部でも日頃からお世話になっている講師の永淵先生の補助として、初めて“教える“という経験をすることができました。体験の前にはYOASOBIさんの『群青』を披露させていただき、伝統的な楽器で弾く現代音楽の魅力を伝えられたのではないかと思います。
体験では、音楽の授業としてもよく使用されている『さくらさくら』を演奏しました。1コマの短い時間の中で、児童の皆さんは一つ一つの音を丁寧に確認し、素晴らしい演奏になりました。高校生も一緒にリズムをとりながら、楽しく体験に参加することができ、教える難しさを感じながらも伝統文化の普及に貢献できたのではないかと思います。
今回ボランティアの機会を設けていただいた永淵先生、稲村小学校の先生方をはじめ、楽しく体験に参加していただいた6年生の皆様に深く感謝いたします。
12月11日(水)那須塩原市役所生涯学習課のご協力のもと「ふるさとの音楽家派遣事業」として東原小学校音楽鑑賞教室が実施されました。
日頃よりご指導いただいている永淵先生と、塩原地区で箏の活動をされている君島先生とともに、本校箏曲部も演奏に参加させていただきました。演奏しました曲は、「さんぽ」「となりのトトロ」「クリスマスメドレー」の3曲です。事前に、6年生は総合の授業で箏にふれていると伺っておりましたが、なじみがないであろう低学年の皆さんも知っている曲に楽しそうに反応してくれていました。歌詞を口ずさんだり、自然と手拍子をしたりといった様子が見られ、伝統的な楽器ではあるものの、現代的な曲にもマッチすることを実感していただけたかなと思います。部員も普段のイベントとは少し違った環境のため、新鮮な気持ちで演奏を楽しめました。
貴重な機会を頂いた、生涯学習課の皆様、永淵先生と君島先生、東原小学校の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
11月9日(土)宇都宮市栃木県教育会館にて行われた、高文連主催日本音楽部会秋季発表会に参加いたしました。この発表会は次年度の全国総合文化祭につながるため、各校とも一年間の集大成ともいえるものです。全国に行けるのは最優秀賞の1校のみという狭き門であり、春の発表会よりもさらにレベルの上がった演奏になります。
本校が演奏しました曲は、HPでも何度か出てきております「翊~あくるひ~(作曲:橋本みぎわ)」です。本格的に練習し始めたのはちょうど夏休みに入ったころで、夏休み中はひたすらに練習をしてきました。「ページが終わらない」「指が痛い」「手が追い付かない」など...現箏曲部にとって最高難易度の曲でした。8月下旬の一日体験学習ミニ演奏会で急遽演奏をしてみると、好評のお言葉を頂いたり、涙を流してくれた中学生がいたり、未完成ではありながらも一生懸命に練習をしていた思いが伝わった瞬間を見ることができました。顧問としてすごくうれしかったのを覚えています。
発表会の結果としては、目標とする上位3チームには届かず優良賞ではあったものの、これまでで一番いい演奏ができたといい顔で帰ってきたので、十分いい経験になったかと思います。
連日ではありましたが、11月10日(日)には、くろいそみるひぃホールで行われた那須地区芸術祭邦楽祭にも参加いたしました。那須町、那須塩原市、大田原市で箏や長唄の活動をされている方々と共に、ホールで演奏をさせていただきました。舞台で演奏できる機会はこれで最後にはなってしまいますが、部員が一番好きな曲「翊」を演奏でき、いい思い出です。また、運営側の仕事も積極的で、事務局としても素晴らしい働きでした。
今後も地域のイベント等や本校での活動を通して、箏のすばらしさを伝えていくとともに、高校生活でしか感じられない気持ちを演奏で伝えられるように練習に励んでいきたいと思います。
演奏のご依頼等ありましたら学校までご連絡いただけますと幸いです。
最後に、秋季発表会・邦楽祭の事務局の方をはじめ、関係するすべての方々、保護者の方々に感謝いたします。ありがとうございました。
秋晴れの良い天気に恵まれ、10月27日(日)にNPO法人ゆめがくどうさん主催で行われた『夢♡子どもフェスタ2024』(那珂川河畔公園)に参加させていただきました。
現在の部員で野外イベントに参加するのは初めてであったため、新鮮な気持ちで参加することができました。
今回は学童さんのイベントということもあり、なかなか箏になじみのない子どもたちに「どう演奏を楽しんでもらうのか」ということを考えて選曲をしました。
演奏しました曲は、ジブリ映画『となりのトトロ』より「さんぽ」「となりのトトロ」の2曲、秋の発表会で演奏する「翊~あくるひ~」の計3曲です。『となりのトトロ』の2曲はどんな世代の方でもメロディーを聞くだけで不思議と口ずさんでしまうような楽しい曲です。演奏が始まると、客席にいた小さなお子さんもリズムをとったり、歌を口ずさんだり、楽しく聞いてくれている様子が見られました。
”箏”というとお堅いイメージの楽器ではありますが、身近な音楽と合わさることで魅力が伝わりやすくなるのではないかと思っています。今回のイベントでもそれが感じられて生徒にとってもよい経験となりました。
また、「翊~あくるひ~」は初めて聞く方でもストーリー性を楽しめる本校箏曲部イチオシの曲です。
楽しい雰囲気の2曲とは違い、いろいろな音色や奏法を披露できたのではないかと思います。
今後とも様々な場所で演奏させていただくために、演奏できる曲の幅も広げ、どんな年代の方にも魅力が伝わるように練習に励んでいきたいと思います。
今回出演の機会を頂きました、NPO法人ゆめがくどうさんをはじめとするイベント関係者の皆様、当日お聞きいただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
7日(日)にまちなか交流センター「くるる」にて行われた『ストリートミュージック~街角に音楽~(那須クラシック音楽祭)』に参加いたしました。当日は30℃を超える暑さの中、午前中に学校にてリハーサル、午後2時から演奏でした。
今回は現箏曲部にとって初となる”30分以上”の演奏時間で、調弦から曲、演奏者など構成からしっかり考えました。テスト期間をはさみ、限られた時間の中でしたが本番に向けて各曲を完成させました。
演奏曲は、『打上花火』『少年時代』『summer』『emotion~ときめき~』『群青』の5曲で、昨年度からの思入れある曲や夏うた、十八番曲など幅広い演奏になったかと思います。特に最後に演奏した『群青』は、YOASOBIさんの楽曲で、観客の皆様には手拍子で参加していただける曲です。箏の演奏ではめずらしいですが、盛り上がる曲も弾くことができると、さらに箏の魅力をお伝え出来たのではないでしょうか?
ここから、中学生の一日体験学習、文化祭、秋の各種イベントなど毎月のように演奏の機会を頂いております。演奏の技術も日々成長しておりますので、今後とも筝曲部の演奏にぜひ足を運んでいただけると幸いです。
今回のイベントにおきましては、お誘い頂きました主催者の皆様、暑い中お越しいただきました皆様に心より感謝いたします。
黒磯高校 校歌
澄みわたる 青空に
なびく白絹 夢よぶ噴煙
叡智の瞳 集めて仰ぐ
那須は清き山 情熱の山
ここに窓あり 黒磯高校
希望みなぎる われらが母校
風駛り 霰降る
冬の広野も 愛する大地
自律の気風 こぞりて拓く
那須は未来ある 開拓の原
明日の文化のさきがけつくる
意気と純情 われらが胸に
雲はるか 花はるか
流す那珂川 目指すはいずこ
みどりの春も 紅葉の秋も
那須はあたたかき 平和の泉
ここに苑あり 黒磯高校
栄の白菊 薫れよ永遠に