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学校生活[全日制]
2017年5月の記事一覧
美術室前の絵画と新しい青色素の話
2棟1階の一番西にある美術室の壁に、生徒の作品がたくさん掲示されています。
繊細な色使いのものもありますが、男子校らしく(?)、ダイナミックな色使いのものも多く見られます。

手前の方は青の顔料が多く使っている作品が多く見られますが、今、ネット上では青の色素がちょっとした話題になっています。2009年にアメリカのオレゴン州立大学で電子工学分野において新たな材料を開発しようとして、酸化イットリウムと酸化インジウムと酸化マンガンの混合物を加熱したところ、新しい青の色素(YInMin(イン・ミン)ブルー)※が偶然発見され、その新しい青が大手クレヨンメーカーからクレヨンとして近々発売されるそうです。ちなみに新しい青の色素が発見されるのは1802年のコバルトブルー以来というかなり凄いことのようです。なお、この色素は紫外線をはじく性質もあり、建物などの省エネ対策としての活用も期待されているとか。
そのうち美術で使う顔料にもこの新しい青が仲間入りする日が来るかもしれませんね。
※YInMinの由来はそれぞれの元素記号イットリウムのY、インジウムのIn、マンガンのMnからきている。なおクレヨンとしての新しい色の名前は現在メーカーが公募中です。
繊細な色使いのものもありますが、男子校らしく(?)、ダイナミックな色使いのものも多く見られます。
手前の方は青の顔料が多く使っている作品が多く見られますが、今、ネット上では青の色素がちょっとした話題になっています。2009年にアメリカのオレゴン州立大学で電子工学分野において新たな材料を開発しようとして、酸化イットリウムと酸化インジウムと酸化マンガンの混合物を加熱したところ、新しい青の色素(YInMin(イン・ミン)ブルー)※が偶然発見され、その新しい青が大手クレヨンメーカーからクレヨンとして近々発売されるそうです。ちなみに新しい青の色素が発見されるのは1802年のコバルトブルー以来というかなり凄いことのようです。なお、この色素は紫外線をはじく性質もあり、建物などの省エネ対策としての活用も期待されているとか。
そのうち美術で使う顔料にもこの新しい青が仲間入りする日が来るかもしれませんね。
※YInMinの由来はそれぞれの元素記号イットリウムのY、インジウムのIn、マンガンのMnからきている。なおクレヨンとしての新しい色の名前は現在メーカーが公募中です。