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7月14日(月)、古河日光発電(株)は足尾銅山の歴史とかかわりが深く、銅山の急速な発展に対応するため、明治39年に水力発電所の運転を始めたのが始まりです。中禅寺湖から流れる水を利用して、古河電工や古河機械金属に電力を供給しています。河川から取水する発電所でありながらダム式に匹敵するほど安定供給ができ、しかも水質がきれいなため他の水力発電所に比べて長持ちするのも大きな特徴だそうです。ここでも日光の豊かな水が、日光のものづくりを支えていることがよくわかりました。社員の皆さんは、会社をあげて一生懸命高校生に説明をしてくださいました。本当にありがとうございました。
「日光の観光ビジネス」では秀明大学観光ビジネス学部の樋口先生と学生にご指導いただき、バウムクーヘン工房はちや、東武ワールドスクエア、鬼怒川パークホテルズを回り、「山椒アイスを復活させよう」では、日光市商店連合会の方々のご指導で、2班に分かれて文星芸術大学の学生とともに市内飲食店10軒を取材しました。「だいや川公園自然観察マップをつくろう」は、本校理科教諭の引率で日光だいや川公園を散策し、動植物の観察を行いました。今後、生徒たちは各自でパワーポイント資料を作成し、感じたこと考えたことをまとめる作業に入ります。
「金銀銅中高生サミットを実現しよう」は足尾銅山についての学習を深めるプログラムです。7日個別ガイダンスでは足尾文化交流館、足尾トロッコ館、足尾駅をまわり、足尾が最先端の技術を導入し、日本の産業近代化を先導する役割を果たしていたことを学び、8日は群馬県館林市の足尾鉱毒事件田中正造記念館、雲龍寺など渡良瀬川下流域をまわり、足尾鉱毒事件と田中正造について学びました。「日光の自然を守るために」では、日光自然博物館職員のガイドで奥日光の散策を行い、日光の豊かな自然を体験し、人と自然とのかかわりについて学びました。
7月8日(火)は終日フィールドワークを実施しました。プログラム「高齢者が安心して暮らすために」では、日光市社会福祉協議会、小来川老人クラブの皆様にお世話になり、ペタンク、そば打ち体験とそばの昼食の後、グループごとに分かれて意見交換を行いました。「貧困をなくそう」では、NPO法人だいじょうぶの運営施設「あそびのにわ」で子どもたちとの交流を行い、「食育について考えよう」では、午前は国際テクニカル調理製菓専門学校でミニオープンキャンパスを、午後は学校に戻って日光市立南原小学校栄養教諭の方にご指導いただき、学校給食の献立を考える活動を行いました。この時考えた献立は、後日実際に南原小学校で児童の皆さんに提供される予定です。
7月7日(月)、日光学の個別ガイダンスを実施しました。今年度は1・2年生合同で、「高齢者が安心して暮らすために」「貧困をなくそう」「食育について考えよう」「金銀銅サミットを実現しよう」「日光の自然を守るために」「日光の観光ビジネス」「山椒アイスを復活させよう」「だいや川公園自然観察マップを作ろう」の8つのプログラムの中から一つを選んで活動します。外部講師として、日光市社会福祉協議会、認定NPO法人だいじょうぶ、日光市健康福祉部健康課、日光市教育委員会文化財課、足尾まるごと井戸端会議、日光自然博物館、秀明大学観光ビジネス学部、日光市商店連合会、旭屋食堂の皆様にご指導いただきました。
科学部 第5回栃高文連自然科学部会研究発表会 生物部門 優秀賞
令和5年12月16日に宇都宮大学峰キャンパスで開催された「第5回栃高文連自然科学部会研究発表会」の生物部門に、「プラナリアの環境応答」というテーマで発表を行いました。その結果、優秀賞をいただくことができました。令和6年8月に開催される「2024ぎふ総文」に、ポスター発表部門で科学部が参加することになりました。
今後、全国大会に向けて、さらに研究を進めていきたいと思います。応援、よろしくお願いいたします。
「日光学」が新しくなります。令和4年度入学生より、これまで2学年で行っていた2単位(週2時間)の学校設定科目「日光学」の授業を、「総合的な探究の時間」に組み入れ、「総合的な探究の時間」を3年間で3単位から5単位に拡充します。栃木県教育委員会の「未来を創る高校生地域連携・協働推進事業」と三菱みらい育成財団「心のエンジンを駆動させるプログラム」の2つの助成金を活用し、日光東照宮をはじめとする世界遺産と、山岳・湖沼・滝・湿原などの豊かな自然が織りなす日光国立公園をフィールドに、日光のさまざまな地域資源を活用した体験的な地域課題解決学習を、質量ともにバージョンアップしていきます。新しい「日光学」にどうぞご期待下さい。
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