「キャリアクション通信第10号」を発行しました。3年生の卒業課題研究、1・2年生の発表会について掲載しています。各グループ・生徒の研究テーマの他、発表会後に生徒の皆さんから寄せられた感想・振り返りのコメントを多数紹介しています。是非ご一読ください。
2月26日(月)、令和5年度キャリアクション・プロジェクト発表会を実施しました。
先月1月末に学年別発表会を実施し、その時の全生徒の1,2年の相互評価を参考に代表として1学年4グループ、2学年4名が選ばれ、1・2年生全員の前での発表会を行ないました。
1学年では医療分野から「予防歯科」、まちづくり分野では「小山市を活性化させるには?私たちができる取り組み」などの発表がありました。グループ内での発表役割分担をして、分かりやすいプレゼンができたと思います。
2学年では「子どもと読み聞かせの関係性」「日常で使う数学」などの発表がありました。「なぜそのテーマなのか」から「掘り下げたことにより新たに見えた課題」などを聞き手に分かりやすくプレゼンできたと感じました。
発表をする=アウトプットをすることで自己理解・他者理解に繋がります。また、校長講評にもありましたが、本活動が主体性を育むものであることを大いに感じました。今回の発表が進路実現への一助となり、新学年に上がる前のモチベーションアップにもなったことと考えます。
1学年代表グループによる発表① 1学年代表グループによる発表②
2学年代表による発表① 2学年代表による発表②
1月22日(月)6・7時限「1学年キャリアクション・プロジェクト発表会」
4会場に分かれ、グループによるパワーポイントを活用した発表を行いました。1学期から、各自の興味に合わせて「まちづくり」「ものづくり」「医療」「保育」「栄養」「スポーツ」「情報」「国際」「教育」の9分野に分かれ活動してきましたが、当日は各分野が更に数グループに分かれてテーマを設定し、調べたことや学んだことをまとめて発表しました。なかにはクイズを取り入れるグループもあるなど工夫されており、他分野の発表にも興味を持って聞いていたようです。
12月5日(火)宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン科の石井大一朗先生と大学生3名をお招きし、出前授業を実施しました。
授業前半では、宇都宮大学の学生サークル「空き家の友」の活動についてお話をうかがいました。空き家を活用した取り組みを実際に行っている学生の方々の生の声を聞く生徒たちの目はとても輝いていました。後半は「空き家の活用方法を考える」ワークショップを行いました。
生徒からは次のような感想がありました。
「空き家の活用には、地域の人とのコミュニケーションも必要だと分かった。」
「自分達で1から何かをすることは、大変だけどなしとげたときの達成感がある。」
「地域の人と仲良くなることで空き家を利用してもらい、空き家について知ってもらうことが出来る。」
「空き家の友という言葉が印象に残った。」
「空き家の活用は、空き家のオーナーさんや市役所の人にも協力してもらっていると分かった。」
「地域などの関わりが少なくなっている中で空き家を通して地域の人と関わることは、よいことだなと思いました。」
「空き家がボロボロになっているのは空気が循環せず建物が腐ってしまうから」
「空き家の問題はフェスティバルで使うことによって解決できるというのが逆転の発想でとても面白いと思った。」
「今回の空き家の活用方法やそこまでの流れなどを聞いてたいへんだけれどたのしく、やりがいのある活動なのだと感じた。」
「広報活動や企画も全て学生さんや300人を超える関係者で行っているとわかった。空き家と言っても改装すれば沢山利用出来ると知れた。」
「空き家の活用方法について色々学ぶことが出来たり、実際の活動を見てみてネットだけでは分からない情報も得ることが出来たので今後の活動に上手く活用したいと思いました。」
「空き家の活用の仕方を知ることができた。盛り上がるための工夫や地域の人との交流の仕方を詳しく学ぶことができた。」
今回の出前授業は、たくさんの気づきや学びの多い貴重な時間となりました。
宇都宮大学の石井先生、学生の皆様、本当にありがとうございました。
12月18日(月)3・4年生対象
豊田小学校で、ものづくりに関するクイズを行いました。事前の活動で「ものづくり」の問題となっている人材不足を解消するために私たちにできることはないか考えました。その結果、少しでも多くの人に「ものづくり」に関して興味を持ってもらうためのクイズを作成しようという考えに至り、今回に至りました。豊田小学校では、3年生と4年生に対して各製品の生産量に関するクイズや、ものづくりの現在の問題点について考えるクイズを自分でパワーポイントを作成し出題しました。
生徒たちの感想としては、
「小学生にものづくりに関して興味を持ってもらえるようなクイズを出すことができ、小学生も楽しそうに取り組んでくれて、良かったと思います。」
「ものづくりについてあまり知らない人が多くいたので、ものづくりに、ついてもっと知ってもらえるように、今後の活動も頑張っていきたいです。」
などがありました。
とても貴重な体験をさせていただきました。この体験を今後の活動や、進路実現に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
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