各部活動より

2024年11月の記事一覧

【高校】野球部

11月10日(日)、宇都宮中央高校グラウンドで鹿沼南高校・宇都宮中央高校とそれぞれ練習試合を行いました(本校は今市工業・真岡北陵高校との連合チームです)。試合結果は僅差での1分1敗でした。冬トレーニングの成果も発揮され、選手は手応えを感じている様子でした。

今シーズンの練習試合は終了となります。引き続き冬トレーニングを行い、3月の球春を迎えます。

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【高校】囲碁・将棋部 活動報告

11/2(土)、第48回栃木県高等学校囲碁新人大会に、生徒1名、1年生のO君が参加しました。3人揃えば団体戦に出場することも可能な大会ですが、部員数が1名のため、個人戦での出場となりました。

個人戦は、4位までに入賞すれば関東大会の出場権が得られます。

 

 

 

 

 

 

初戦の相手は1桁級位の生徒なので、やはり地力の差を覆すまでには至りませんでした。惜敗でしたので、次の相手との4位争いが、関東大会出場をかけた大一番となります。相手はO君と同じくらいの級位ですが、2年生ということもあり、経験値に差があるかもしれません。

序盤は相手に押され気味でしたが、中盤からO君がうまく立ち回り、互角の進行です。O君は何度かチャンスを作るも、決定打を放つまでには至らず、終盤まで進行しています。

 

画像は小さいですが、画像右上の白(O君の相手)の一団が、非常にスリリングな状況になっています。専門用語で「カケ目1眼」という状態のまま(実は中盤から)放置されています。

状況を整理すると要するに、「先にそこに打った方が勝ち」という一手が残されているということです。囲碁や将棋の世界には「指運」という言葉がありますが、この対局はまさに指運次第で、勝敗がどう転ぶか分かりません。お互いに気付いていないような様子でしたが、見ている方は気が気ではありません。

例の場所を先に打ったのはO君でした。例の場所に打つ直前の攻防で少しミスが出て損をしてしまいましたが、そんなミスを全て吹き飛ばしてもお釣りがくるほど得をしています。見ている側からすると、かなりドラマティックな逆転劇でした。

 

この後終局までお互いに打ち続け、O君が10目ほど勝ちました。これにより、個人戦第4位が確定し、関東大会の出場権を得ました。囲碁部門での関東大会出場は、(本校OBの顧問も成し遂げられなかった)本校史上初の快挙ということになります。

O君は高校から囲碁を覚えた初心者ですが、練習会などにも積極的に参加し、努力を重ねた結果が実ったと言えましょう(ちなみにO君は午後にも2連勝し、18級の認定状をいただくことができました)。

関東大会は、令和7年1月に、茨城県水戸市にて行われます。厳しい戦いになるかと思いますが、ぜひ頑張ってほしいと思います。

以上です。

 

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