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カテゴリ:将棋
【高】囲碁・将棋部 活動報告
6/7(土)、日本棋院宇都宮支部で行われた合同練習会に、生徒2名が参加しました。
来月、同じく日本棋院宇都宮支部で開催される級位認定大会にむけて、着実に力をつけています。
また、6/14(土)、本校自彊寮を会場に合同練習会が行われました。
宇都宮高校・宇都宮女子高校・作新学院高校などが来校したほか、先日全国大会への切符を手にした本校の中学生も参加し、総勢20名ほどの練習会となりました。
本校からは、O君・Nさん・K君のほか、新入部員のIさんとSさんも初参加となりました。彼女ら2人もやはりルールが分からない状態からのスタートでしたが、宇高の顧問の先生の手ほどきも受けながら、立派に13路盤デビューを果たすことができました。
2ヵ月ほど遅れて入ったIさんとSさんですが、2人とも呑み込みが早いので、すぐに周りに追いついてくれると思います。このまま秋の大会に向けてがんばってもらい、宇東史上初の女子団体戦出場を果たし、関東・全国大会出場を決めてくれればよいと期待しています。
以上です。
【中】第18回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦 全国大会出場決定
6/1(日)、第18回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦の県予選会が開催されました。
本大会は日本棋院が主催するもので、コロナによる休止から久々の復活となった大会です。
出場の経緯は、日本棋院栃木県本部から直接お声がかかったことがきっかけです。曰く、「突然の再開のため、出場校が出揃わないことを懸念し、心当たりのある学校に声をかけている」「高校に囲碁部があり、中学校が併設された学校にまずは当たってみようと考えた」とのことです。
参加者を募ったところ、以前から囲碁に興味を持っていたという中学3年生の女子3名が名乗りを上げてくれ、無事に予選会参加の運びとなった次第です。
また、参加に際しては、日本棋院所属で、栃木県在住のプロ棋士、恩田烈彦(おんだ やすひこ)九段が全面的にバックアップし、指導していただけるとのお話もいただきました。
3人とも囲碁のルールすら知らない状態からのスタートでしたが、恩田先生の手厚い指導もあり、大会出場に漕ぎつけることができました。
そして現在このように、全国大会出場証を持って、校長先生に無事にご報告ができたところです。
恩田先生も、本校生の学習能力の高さや、全国を目指してやってみようというチャレンジ精神や向上心に感動なさっていました。
大会は7/27(土)から行われます。まだまだ練習の期間は残されているので、本番までにはさらに強くなっていくと思います。
ぜひ、県代表として、悔いの残らないように戦いながら、この貴重な経験を楽しんでくれればよいと思います。
以上です。
【高】囲碁・将棋部 活動報告
5/10(土)、第49回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会栃木県予選会に、1年生3名、2年生1名が参加しました。
男子部員が3名揃ったので、団体戦にエントリーしました。本校から団体戦出場は、顧問の私が学生の時に出場して以来、およそ20年ぶりです。対戦相手の宇都宮高校は選手層が厚く、全員有段者だったので、残念ながら勝ち目はありません。が、団体戦の雰囲気を味わってもらい、みんなでがんばって強くなる目標ができたかなと思います。
また、女子個人戦については、本校史上初出場となりました。結果は他校の先輩の貫録を見せつけられた形になりましたが、途中までかなりいい勝負をしていたように見えました。この先どこまで強くなれるか本当に楽しみです。
この大会は、団体戦・個人戦の順位が定まった後、段級位認定戦に切り替わるシステムになっています。段級位認定戦は、同じくらいの級位の人との試合になるうえ、級差に応じて手合いが変わる(=適切なハンデがつく)ので、たとえ初心者でも勝つチャンスは十分にあります。
みんな見事に少なくとも1回の勝利を収め、2年生のO君が8級、1年生のNさんが14級、K君が18級を認定されました。
特に1年生は、大きな一歩を踏み出した大会となったことと思います。今後も研鑽を重ね、モリモリ級位を上げていってくれることを願っています。
以上です。
【高】囲碁・将棋部 活動報告
5/3(土)、宇都宮高校で開催された合同練習会に、1年生2名が参加しました。
本校囲碁・将棋部には、本年度は現在3名の1年生が新たに入部しました。特に女子のNさんは、小学校の時に少しだけ囲碁をたしなんでおり、ルールなど初歩的なことは分かっているという期待の新人です。男子のK君とS君は囲碁は全くの初心者ですが、2年生のO先輩の熱心な指導もあり、すでに19路盤デビューを果たしている、やはり期待の新人です。
本日はNさんとS君の参加となりました。
宇高では点数制が導入されていますが、Nさんは14級相当の点数をもらって打っています。結果は1勝3敗で本人はかなり悔しそうにしていましたが、他校の2、3年生を相手にここまで立ち回れるのは、かなりのポテンシャルを秘めていると思ってもらって良いと思います。S君は宇高の先生から初心者向けレクチャーを受けてからの実戦になりましたが、なんと4戦4勝の大快勝でした。
今回来られなかった1年生のK君も含め、3人とも、とてもつい先日19路盤デビューを果たしたとは思えないような、切れ味の鋭いセンスの良い手を打ちます。「1年で初段」は囲碁界でも相当の努力や才能がないと達成できない一つの指標といいますか、目標として語られることが多いです。今年の1年生3人は、もしかしたら達成できるかもしれないと、期待して見ています。ちなみにO先輩も、あと数ヶ月で1年になるので、まだチャンスは残っています(もし1年以内にはなれなくても、年内には初段になれそうな手ごたえはあると思いますが)。
以上です。
【高】囲碁・将棋部 活動報告
4/19(土)、宇都宮高校会場で行われた、プロ棋士である 孫 喆(そん まこと)七段をお招きしての指導碁会・練習会に、O君1名が参加しました。
孫先生は、各種タイトル戦にも絡むほどの、今の日本を代表するトップ棋士の一人です。そんな先生と打っていただける、大変貴重な機会となりました。
O君も9子の置き石で指導していただいていました。局後に「この手でしっかり繋がっていれば、黒が有利でしたよ」などアドバイスをいただいていましたが…。
おそらく孫先生、この日に打った計15局の指導碁について、手順(初手から終局まで)をすべて覚えていらっしゃいます。
月並みな感想になりますが、やはりプロはすごいなと感じた一日でした。
また、指導碁の合間には練習対局も行われました。
なんと、O君が2面打ちをしようとしています。相手は2人とも、宇都宮高校の1年生です。
O君がついに教える側に回る日が来たかと思うと、なんだか感慨深いものがあります。
本校囲碁・将棋部にも、1年生が現在3名入部してくれました。先輩として、引っ張っていってもらえることを期待しています。
以上です。
【高】囲碁・将棋部 活動報告
4/12(土)、埼玉県立大宮高校を会場として、栃木・埼玉・東京から計10校、総勢40名が参加する練習会が開催されました。本校からは、2年生になったO君1名が参加しました。
元院生(プロ養成機関所属経験者)から最近囲碁を覚えた人まで、さまざまな囲碁歴を持つ学生たちが参加しています。
見慣れない碁盤があります。
これは埼玉県の塙保己一学園から持参された、視覚障害を持っている方向けに販売されている「アイ碁」というものだそうです。通常の碁盤と異なり、交点が浮き出ていて、そこに黒白の石をはめ込んで打ちます。
顧問もO君も塙保己一学園の生徒を相手に、この「アイ碁」を用いて対局しました。
新たなものに触れ、見聞を広げる体験ができたことも貴重なことですが、それ以上に、障害を持っている方とでも囲碁を通じて同じ時空間を共有できたことは、素晴らしい体験であったと思います。
以上です。
【高】囲碁・将棋部 活動報告
1/19(日)茨城県水戸市で行われた第40回関東地区高等学校囲碁選手権大会に、1年生のO君1名が参加しました。県予選の成績により、9路盤個人戦枠での出場となります。
何度も言いますがO君は高校入学後に囲碁を覚えた初心者なので、正直なところ関東大会では苦戦すると考えていました。が、善戦に善戦を重ね、結果としては3つの勝ち星を挙げることができました。
昼休み中も、O君は「こう打たれたら次はどう打てば良いか」といった質問を積極的にぶつけてくるなど、本人の中でも何か火が付いた様子が見られました。勝ちたい欲が少し出てきた、とも本人が実際に語っていました。
私も経験がありますが、大人相手に自分からアドバイスを求めに行くのは、やや勇気が要ることかと思います。
今回の大会はO君にとって、技術的な成長はもちろん、精神的な成長にもつながった良い体験となったのではないでしょうか。
以上です。
【高校】囲碁・将棋部 活動報告
11/2(土)、第48回栃木県高等学校囲碁新人大会に、生徒1名、1年生のO君が参加しました。3人揃えば団体戦に出場することも可能な大会ですが、部員数が1名のため、個人戦での出場となりました。
個人戦は、4位までに入賞すれば関東大会の出場権が得られます。
初戦の相手は1桁級位の生徒なので、やはり地力の差を覆すまでには至りませんでした。惜敗でしたので、次の相手との4位争いが、関東大会出場をかけた大一番となります。相手はO君と同じくらいの級位ですが、2年生ということもあり、経験値に差があるかもしれません。
序盤は相手に押され気味でしたが、中盤からO君がうまく立ち回り、互角の進行です。O君は何度かチャンスを作るも、決定打を放つまでには至らず、終盤まで進行しています。
画像は小さいですが、画像右上の白(O君の相手)の一団が、非常にスリリングな状況になっています。専門用語で「カケ目1眼」という状態のまま(実は中盤から)放置されています。
状況を整理すると要するに、「先にそこに打った方が勝ち」という一手が残されているということです。囲碁や将棋の世界には「指運」という言葉がありますが、この対局はまさに指運次第で、勝敗がどう転ぶか分かりません。お互いに気付いていないような様子でしたが、見ている方は気が気ではありません。
例の場所を先に打ったのはO君でした。例の場所に打つ直前の攻防で少しミスが出て損をしてしまいましたが、そんなミスを全て吹き飛ばしてもお釣りがくるほど得をしています。見ている側からすると、かなりドラマティックな逆転劇でした。
この後終局までお互いに打ち続け、O君が10目ほど勝ちました。これにより、個人戦第4位が確定し、関東大会の出場権を得ました。囲碁部門での関東大会出場は、(本校OBの顧問も成し遂げられなかった)本校史上初の快挙ということになります。
O君は高校から囲碁を覚えた初心者ですが、練習会などにも積極的に参加し、努力を重ねた結果が実ったと言えましょう(ちなみにO君は午後にも2連勝し、18級の認定状をいただくことができました)。
関東大会は、令和7年1月に、茨城県水戸市にて行われます。厳しい戦いになるかと思いますが、ぜひ頑張ってほしいと思います。
以上です。
【高校】囲碁・将棋部 活動報告
8/18(日)に、宇都宮高校にて行われた合同練習会に、1年生1名が参加しました。
対局は、宇都宮高校で導入されている点数制に基づいて行われました。
宇都宮高校、宇都宮女子高校の1年生にも、高校から囲碁を覚えた生徒が多いそうです。本校1年生のO君とスタートラインは同じということになります。
ぜひ、よきライバルとして、切磋琢磨してほしいと思っています。
以上です。
【高校】囲碁・将棋部 活動報告
7/27(土)、日本棋院栃木県支部で行われた「登竜戦」に、1年生1名が参加しました。登竜戦は級ごとに5名程度がまとまったリーグ戦形式で行われ、それぞれのリーグ優勝者には、級位認定状が贈られます。
1年生のO君は大会と名の付くものには初参加となりますが、先日の合同練習会では3戦中2勝の好成績を収めた実績があるので、ぜひ本日も力を発揮してほしいところです。
同リーグ内には宇高、宇女、作新学院の生徒が参加しており、それぞれが激戦を繰り広げていました。
本校のO君はあと一歩力及ばず、苦戦している様子でしたが、対局中は真剣な表情で盤を見つめ、持てる力を振り絞ろうとする姿勢が見られました。
O君は先日の合同練習会で初めて19路盤デビューを果たした初心者ですが、きちんと終局まで打ち切ることができており、随所にセンスの良い手も見られます。
今後の活躍に期待大です。
以上です。