定時制だより

定時制だより

(定時制)キャリア形成支援事業講演会

 本校では、キャリア教育の一環として、社会的・職業的自立の基盤となる能力や態度の育成を目指して、様々な道の専門家を招いて講演会を実施しています。

 今年度は、印象戦略家のちとせ先生から「行動と言葉の習慣で人は変わる!!」という演題で講話をいただきました。私たちは「善い習慣とはどんなことか?」ということなど、ほとんど意識もせずに生活してきましたが、そんな無意識の習慣が人に大きな印象を与え、更には自分自身の幸せにもつながるということを教えてくださいました。本当にありがとうございました。

 生徒のみなさん。これから社会に出たときに、自分をポジティブにする、そして他人を幸せにするヒントがつかめましたか?
  

(定時制)校内生活体験発表会

 今日は、生活体験発表会が開催されました。校長先生も大変楽しみにされていて、実は東京に出張があったのですが、新幹線で駆けつけてくださいました。

 さて、クラスの代表として発表された皆さん。お疲れ様でした。一人一人が、これまでの体験を踏まえて、困難を乗り越え、しっかりと明るい未来に向かおうとする姿勢に、大変感動を覚えました。そして、本校が皆さんの成長する場としてとても大きな存在になっていること、本校の友人たちや先生方が、皆さんの成長を確かに支えているということを知って、とてもうれしくなりました。これからも、本校は皆さんの成長を支えていきますよ。

ところで、この生活体験発表会は全員参加のとても大きなイベントです。代表に選ばれなかった皆さんも、発表用の原稿を書いたり、今日の代表の発表を聞いたりしながら、それぞれが自分と向き合い、未来を思い描いたのではないでしょうか。人生の中には、楽しいときも苦しいときもあります。楽しみは人に夢を描かせ、苦しみは人を成長させるのだと思います。その一瞬一瞬を前向きに捉えて、自分を成長させる努力をしていけば、夢は現実に近づくはずです。今日の発表には、そのためのヒントがたくさんちりばめられていたように思います。宇商高定時制の生徒諸君、頑張っていこう!


(定時制)第2学期始業式

 いつもとは少し違う「短い夏休み」でしたが、みなさんはどう過ごしましたか? 何かに挑戦して成長できましたか? 

 今日から2学期が始まります。今年は、「いつもどおり」とは行かないかもしれませんが、たくさんの行事も予定されています。充実した2学期となるように、気持ちを新たにしてスタートを切りましょう。

 LHRでは、防災について考えてもらいました。これから台風シーズンを迎えます。昨年の台風19号では本校の側を流れる田川が氾濫して、宇都宮市内は大きな被害を受けました。また、首都直下型地震や南海トラフのプレート境界型地震(東海・南海地震)が差し迫っていて、明日起きても不思議ではない状態であると言われています。自然災害は防ぐことはできませんが被害は最小限に抑えることができます。特に、日頃から防災意識を磨くことで、大切な命を守ることができます。9月1日の防災の日を機会に、自然災害が起きたときの行動や備えについて考えてみてください。

(定時制)1学期終業式

 今日で第1学期が終わりました。新型コロナウイルス感染症対策のため、4月・5月は臨時休業となり、異例のスタートとなりましたが、6月・7月については何とかこれまでに近い形での日常生活を送ることができました。しかし、マスクの着用・手洗いの徹底など「新しい生活様式」が求められて、不便を感じることも多いですね。ここ数日は、本県も含めて感染者の数が再び増加し始めており、無事に2学期が迎えられるのか少し心配なところですが、まずは1学期が無事に終えられたことを喜びたいと思います。
 終業式に先立って、表彰式が行われました。例年ですと、定通総体の表彰がたくさんあるということですが、今年はそれも中止になってしまいました。それでも、3名の生徒が、全商の検定で1級取得という快挙を成し遂げました。おめでとう!
 さて、今日は通知表が渡されて、この1学期の成果が示されたことと思います。単純に成績が上がってうれしい人もいるでしょうし、下がってくやしい人もいることでしょう。でも、それだけで終わりにしないでくださいね。通知表は健康診断の結果表のようなもの。お医者さんにみてもらって、「健康な部分・要注意の部分が分かった」ということでその後、放置する人はいないはずです。健康な部分はさらに健康を維持できるようにするし、要注意の部分は詳しく診察してもらって、もし病気が見つかったら治療をすることが大切です。学業成績も同様で、良かったとか悪かったとかで終わりにせず、今後の学習につなげる努力をしてください。
 今日の校長先生の言葉の中にあったように、夏休みは自分の力が試されるときです。短い夏休みですが、普段できないことにも挑戦して一回り成長した人間になって2学期を迎えてほしいと思っています。
  

(定時制)こころの健康講話

 今日は、宇都宮市保健所から講師を招いて、こころの健康教育出前講座を実施しました。ストレスは生きていく上で抱えてしまう荷物のようなもの。誰もが抱えるけれども、上手に付き合うことによって、次回へのやる気や自信につなげることもできるということです。しかし、一人で長期間に渡って抱え続けていると、いつの間にかこころの健康を害してしまいます。ストレスは小さいうちに対応すること、大きくなってしまったら小さくするように心掛けること、そして、自分一人で抱えずに誰かに助けを求めることが大切だと教えていただきました。