足高日誌

学校行事・生徒の活動

令和6(2024)年度修業式

 本日(3/24)、体育館にて修業式が行われました。修業式に先立ち賞状伝達式が行われ、多くの生徒が表彰されました。

〈賞状伝達式〉
 修業式の校長講話では、まず卒業生から東大や医学部医学科など難関大学への現役合格を含む95名の国公立大学への合格者が出ていることが在校生に伝えられました。卒業生の努力を讃えるとともに、在校生も卒業生たちに続き希望する進路を実現しましょうというお話でした。
 次に、今年度のスローガンである「凡事徹底」について、凡事徹底は手段であって目的ではなく、凡事徹底の実践によって自分自身が成長したかどうかが重要であるというというお話がありました。来年度も凡事徹底を継続し、主体的に考えて行動することを続けてほしいということでした。
 生徒たちは真剣な表情で講話に耳を傾けていました。

〈校長講話〉
 今年度は校舎移転に伴う引っ越しがあり慌ただしい1年でしたが、生徒たちも凡事徹底の精神で様々な活動に主体的に取り組んでいました。
 春休みを有意義に過ごし、新学期に向けて英気を養ってほしいと思います。

進路行事「卒業生合格体験発表会」を開催しました!

この春の大学入試で、見事進路実現を果たした3年生に来校してもらい、
卒業生合格体験発表会を開催しました。
難関大学への現役合格を勝ち取った先輩方の話を、
在校生達は皆真剣に聞き入っていました。

なお、この春に卒業した生徒の大学合格状況につきましては、
4月中旬頃までに、「進路相談室より」のページに掲載する予定です。

令和6年度 卒業式

 3月3日(月)に卒業式が行われ、普通科235名が希望を胸に本校を旅立ちました。昨年10月に本城の旧校舎から有楽町の新校舎に移転して、新校舎での初めての卒業式でした。卒業生の累計は、52,283名となりました。
 本年度の卒業生は、3年前に男子校の旧足利高校と旧足利女子高校が統合してから初めての入学生でした。入学直後はまだコロナ禍が尾を引いていましたが、だんだんと通常の活動ができるようになっていき、統合後の新カリキュラムやブロック対抗戦などの様々な特色ある行事を初めて経験してきました。毎年、試行錯誤しながら新たな伝統を創り、新校足高とともに成長してきた学年でした。3年時には、なかなか経験することのない在学中の校舎移転という大きな出来事もあり、非常に変化に富んだ高校生活だったことと思います。そのようなダイナミックな高校生活の中で、それぞれが様々な思いを抱えながらも、今日まで着実に歩みを進めてきました。本日このように立派に卒業を迎えたこと、本当におめでとうございます。
 式典では、同窓会会長の早川慶治郎さま、PTA会長の大竹陽平さま、前校長の渡邊佐知夫さまよりご祝辞、ご挨拶をいただきました。それぞれの思いの込められた言葉を胸に、そして本校の校訓である「進取・忠恕・自学」の精神を忘れずに、夢に向かって羽ばたいていってほしいと思います。
 そのほかにも多くの祝電・祝詞をいただきありがとうございました。保護者の皆さまや地域の方々からの優しいお声かけやお心遣いにも感謝いたします。卒業生に関わり見守っていただいたすべての方々、ありがとうございました。

 《卒業生入場》

  

《全体風景》

 《卒業生呼名》

 《卒業生呼名》

《卒業証書授与》 

《校長式辞》 

《同窓会長式辞》

《PTA会長式辞》

《在校生代表送辞》 《卒業生代表答辞》

 《3学年担任団》

 

足利学成果発表会【1学年】

 令和7年2月20日(木)、1学年総合的な探究の時間「足利学」の成果発表会を、足利商工会議所から柏﨑様、足利市役所から柏瀬様、蓼沼様を来賓としてお招きし、開催しました。
 各クラスの代表、計6グループが新校舎内にある大教室で、足利学の研究成果を発表しました。各グループの発表後の質疑応答では、生徒同士活発に意見を交換していました。最後に来賓の方々から、研究成果についての講評をいただきました。来賓の方の講評では、足利学を通して得た貴重な経験を今後の進路や社会貢献、そして足利の活性化に繋げてほしいと話されていました。
 足利学を通して、身近にある課題や問いを見出す力、その解決策を論理的多角的に考える力などを養うとともに、仲間たちと意見や考えを出し合い、より良いものにしていく経験ができたと思います。今後の大学での研究や社会人で働く際に活かしてほしいです。
 来賓の皆様方、並びに、フィールド-ワークの際に生徒の質疑に快くお受けいただいた足利市内の各関係者の皆様方、お忙しい中、本校教育活動にご協力していただき、誠にありがとうございました。

《発表題名》
 1組:足高リメイク
 2組:障がいのある方々への支援について
 3組:足利市の道路をきれいにするためには
 4組:これからの技術革新と私たちの災害対策の変化
 5組:駅の混雑解消について
 6組:足利美人を通して、若い世代を呼び込むことができないか
 


緑化活動「育てる紙」~自校栽培(足高)の那須楮をブレンドした烏山和紙の卒業証書~

自校栽培(足高)の那須楮をブレンドした烏山和紙の卒業証書

 栃木県の多くの学校で、烏山和紙の卒業証書が使用されています。当たり前のような1枚に感じる方もいらっしゃると思いますが、その年々の味わいのある保存性の高い伝統的な和紙です。足利高等学校では、令和5年度緑化活動の一環として県より助成を受け、緑化活動に文化的に取り組んできました。卒業証書原料となる那須楮を学校で育てています。旧校舎においてもプランターで育て、新校舎へも引っ越してきました。緑化活動報告記録写真.pdf

 本年度(令和6年度)は特にクラフトデザインの授業を通じて、その成長を味わってまいりました。さらに授業では、栞づくりするなどの体験を通じて文化的な考察を深める時間をとっていました。

 この春、卒業証書を手にする生徒にとって、これまでにない卒業証書となっています。自校栽培の那須楮をブレンドした卒業証書です。緑化活動に合わせて特別に作っていただいている一品です。世界に羽ばたく足高生の立ち位置を示すにふさわしいものとなっています。クラフトデザインのレポート(英語).pdfと共に味わってください!

 烏山和紙は「民藝」の和紙の1つです。

「学びと体験の学校緑化活動推進事業」は、公益社団法人とちぎ環境・みどり推進機構が県の補助により実施している事業です。