日誌

2016年11月の記事一覧

花丸 チャレンジショップ日誌⑪「9月の取り組み(1)」

足利銘仙展示見学

9月12日 織物伝承館にて、足利銘仙の展示と染織設備を見学しました。

足利の歴史や銘仙のポスターなども展示されています。

織物伝承館では、天然染料での染色体験ができるそうです。

市内企業の繊維製品や足利銘仙を使用した小物も販売しており、

チャレンジショップ商品開発の参考になりました。

 

また、11月15足利市立美術館での展示「VIVID 銘仙 ―煌めきのモダンきもの―」も

見学しました。足利銘仙の図案やポスター、伊勢崎銘仙など鮮やかでモダンな作品ばかりでした。銘仙の特徴である絣や手描きの図案を間近で見ることができて、とても勉強になりました。

織物伝承館、足利市立美術館のみなさま、見学させて頂きありがとうございました。

 

花丸 チャレンジショップ日誌⑩「会社見学」

プロの技や最新設備など、本物を学ぶための会社見学に過日行きました。

株式会社コスモでは、プリント事業部大島様へ事前にお送りした柄をインクジェットプリンタによる昇華転写印刷で試し刷りして頂きました。自分たちで作った柄が綺麗に生地へ印刷され、とても感動しました。

 
 


次に、株式会社耕工房平岩様と桐生地域地場産業振興センターにて「世界の民族衣装展 世界の絣」アジアを中心とした絣織の衣装や装飾布を見学しました。伊勢崎銘仙をはじめ、地域それぞれ特徴のある柄や織り方を比較できました。

株式会社耕工房では、「用と美」をコンセプトとしたものづくりについてお話し頂きました。プロの方々の職場や考え方、ものづくりに対する情熱を学べて良い刺激になりました。大変お忙しいところ、見学させて頂きありがとうございました。


 
 



花丸 チャレンジショップ日誌⑨「テキスタイルデザイン講師について」

商品開発や布地の柄などについては、株式会社 耕工房 代表取締役社長 平岩順子様(テキスタイルデザイナー)に、継続的にご指導を頂きます。

カラーハンティングをした場所からインスピレーションを受けて、布地の柄を描きましたが、連続模様にするのが難しかったです。四方送りという連続模様の技法はレイアウトが単調になってしまったり、密集しすぎてしまったり、天地がハッキリしたデザインは布地として使いづらいことがわかりました。商品化に向けて、ご指摘を受けた部分を改良していきます。

 平岩様には、足利銘仙の見本帳や、昭和30年以前の足利の繊維産業の写真と共に、足利の歴史を教えて頂きました。また、9月12日に行われた平岩様の個展では、素敵な作品を見ることができ、商品開発のヒントを沢山頂けました。

平岩様、大変お忙しい所ご指導頂きありがとうございました。



 
 

花丸 チャレンジショップ日誌⑧8月の取り組み(2)

阿佐ヶ谷美術専門学校でのシルクスクリーンによる研修に参加しました。これまでのチャレンジショップ商品ではTシャツ、エコバッグに単色で印刷をしていましたが、今年は2色印刷に挑戦しました。

 

乳剤を使用した製版、インクの調色、2色印刷を佐藤先生と元木先生にご指導頂きました。足工と違う手順に最初は戸惑いましたが、メモを取りながら作業に取り組みました。染料を混ぜての調色や、インクの固さ調整、印刷時に柄を重ね合わせるのが難しかったですが、とても勉強になりました。

製作中に失敗もありましたが、先生方から丁寧なアドバイスを頂き、改善点を見出せました。

 

元木先生に校内をご案内頂き、使いやすく整備された工房や、工夫を凝らした作品を見学させて頂きました。課題も魅力的で、ぜひやってみたいと思いました。

 

今回の研修で学んだことを実行委員で共有し、より良い商品製作をしていきたいです。佐藤先生、元木先生、大変お忙しい所ご指導頂きありがとうございました。


 

花丸 チャレンジショップ日誌⑦8月の取り組み(1)

日本弁理士会より日向弁理事務所の日向麻里様を講師としてお招きし、知的財産権出張授業を行いました。

知的財産権について、ペットボトルのパッケージやお菓子の製品表示、靴のデザインなど身近なものを例にあげてお話し頂きました。商品開発の際に関わる権利や、デザインをする上で見落としがちな点について、わかりやすく学ぶことができました。

チャレンジショップ商品の製作を通して、権利についてもっと勉強していきたいです。日向様、大変お忙しい所ご講話頂きありがとうございました。