調査研究通信

令和7(2025)年度 高等学校における教科指導充実に関する調査研究『理論編』『実践編』のWeb掲載について

令和7(2025)年度の調査研究の資料「『深い学び』を促す単元(題材)を見通した授業デザインの工夫~」の理論編と実践編を、当センターWebサイトに公開しました。

理論編では、深い学びを促すためには単元構想が大切であること、単元を構想する際の要素として、「単元の問い」、「見方・考え方」及び「パフォーマンス課題」が大切であること等について紹介しています。

実践編では「理論編」をもとに6教科7科目(公民科、理科(物理)、理科(化学)、保健体育科、農業科、工業科、商業科)の授業実践について、単元の指導計画や、授業のポイント、パフォーマンス課題の内容などを掲載しています。さらに授業実践で活用したワークシートやパフォーマンス課題の資料も掲載しています。新学期から始まる授業づくりのヒントや、授業改善に視点を与えてくれる資料がそろっていますので、是非ご活用下さい。

 研究協力員の先生方、取材にご協力頂いた学校の関係の先生方、本当にありがとうございました。

 

令和7(2025)年度 小・中学校における教員の資質・能力の向上に関する調査研究 web掲載について

 小・中学校における教員の資質・能力の向上に関する調査研究の成果物『私の学びを支える校内研修~教師として成長するために~』(R7版)が完成しました。

 本資料は、調査研究委員4名の先生方が勤務されている小・中学校の校内研修を取材し、学校課題の解決を目指し、教師の専門職性を磨いて一人一人の成長につなげたり、同僚性を意識して組織力を高めたりする取組をまとめました。本資料には、各校の校内研修の工夫のほかに、研修担当や管理職の先生方の思いや、研修に参加した先生方の声がたくさん取り上げられています。

 また、各校において実際に活用した振り返りシートも掲載しています。先生方が、校内研修を『自分事』とし、教師としてさらに成長していく姿がたくさん見られる資料です。校内研修を充実させるための参考資料として、ぜひご活用ください。

 

 研究協力委員の先生方をはじめ、取材にご協力いただいた先生方、本当にありがとうございました。

 

 

 

本資料のダウンロードは下記から可能です。

https://www.tochigi-edu.ed.jp/center/cyosa/cyosakenkyu/r07_konai_shochu/

 

 

※昨年度の資料のダウンロードはこちらです。

https://www.tochigi-edu.ed.jp/center/cyosa/cyosakenkyu/r06_konai_shochu/

令和7(2025)年度 栃木県教育研究発表大会 教員の資質向上部会(小・中)

令和7(2025)年度 栃木県教育研究発表大会が令和8(2026)年1月30日(金)・31日(土)に、オンラインで開催されました。

「教員の資質向上部会(小・中)」では、「校内研修(授業研究)の充実に向けて」をテーマとして行われました。初めに、今年度の調査研究の概要について、当センター研究調査部 十市祐輔指導主事が説明を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次に、研究協力員4名の先生方から、各校での取組について発表がありました。その後の座談会では、校内研修の計画・運営で大切にしていること(働き方改革との関係、学校マネジメント、リフレクションの在り方、対話の機会の設定など)や研修担当としての率直な思いなどについて、意見が交わされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、2年間に渡って本調査研究に関わってくださった玉川大学大学院教育学研究科の久保田善彦先生より、「研修後の省察(振り返り)を各自の実践に生かすことを習慣化し、その学校の文化となって行くことが、最終的に児童・生徒の学習意欲にも波及し、相互に良い影響を与える」と、教員の資質・能力の向上と児童・生徒 の学びの関係について指導・助言をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 参加者の皆様からは、チャットやアンケート等を通して、「実践事例が具体的で、次年度の自校の取組のヒントをいただけた」「どのような研修資料か詳細がさらに知りたい」など多数の質問やコメントが届き、教師の学びを支える校内研修の在り方について考える機会となったことが伺えました。

 

【集合写真】左から 

  玉川大学大学院教育学研究科の久保田善彦先生

  茂木町立茂木中学校の橋本志歩先生

  足利市立協和中学校の石原敦子先生

  塩谷町立玉生小学校の斎藤晶子先生

  鹿沼市立東小学校の吉澤涼先生

  当センター研究調査部 十市祐輔指導主事

 

 

 協力委員の4名の先生方、及び、久保田先生、非常に有意義な時間をありがとうございました。今年度の調査研究の成果は、年度末に当センターWebサイトに掲載する予定です。

 

 

 

令和7(2025)年度 栃木県教育研究発表大会 教科における深い学び部会(高)

 令和7(2025)年度 栃木県教育研究発表大会が当センターを配信会場として1月30日(金)・31日(土)の2日間にわたってオンラインで開催されました。

 「教科における深い学び部会(高)」は、「高等学校における深い学びの実現に向けた単元づくり」をテーマにして行われました。初めに、当センター研究調査部 山形慎吾指導主事が、今年度の調査研究について『深い学びを促す単元(題材)を見通した授業デザインの工夫 理論編』の概要を説明しました。


 単元の問いの設定、教科の見方・考え方を働かせる学習過程の構想、単元におけるパフォーマンス課題の位置付けなど、目標と指導と評価を一体的に捉えた単元づくりの考え方や、生徒の主体的な学びを支える授業改善の方向性を共有しました。

 その後、2つのブレイクアウトルームに分かれ、今年度の研究協力委員の先生方に各教科(公民科、理科(物理)、理科(化学)、保健体育科、農業科、工業科、商業科)の授業実践について発表していただきました。

 チャットを通して、参加者の皆さまからも多数の質問やコメントが届き、教科における深い学びについて考える有意義な時間となりました。

 最後のまとめでは、山形指導主事より今年度の調査研究について、生徒の学びや教師の指導観に変化があったこと、教科を超えた枠組みが整理されたことなどが成果としてあげられました。次年度に向けた課題も明確となり、今後も引き続き調査研究を通して、先生方と一緒に魅力ある授業づくりについて考えていきたいと思います。多くの先生方にご参加、ご視聴いただきありがとうございました。

 次年度の授業実践は国語科、地理歴史科、数学科、理科(生物)、芸術科(音楽)、外国語科(英語)、家庭科、情報科を予定しております。ご期待下さい!

校内研修おじゃまします!(R7調査研究〈小・中〉) 取材記録②

 研究協力委員の先生方の勤務校を当センター指導主事が訪問し、校内研修を見学・取材しました。取材した2つの小学校の校内研修のようすをお伝えします。

 

〇鹿沼市立東小学校 11月21日(金)

 大規模校である東小学校では、自由参加型の「学びカフェ」を実践しています。学びたいことを学びたい人から学べるよう研修内容を工夫しており、教職員間の対話を中心とした研修により、同僚性の向上を目指しています。第6回の「学びカフェ」のテーマは「みんなが語りたくなる道徳授業~トリオ(3人一組)学習で広がる対話~」です。中堅研を受講中の方の道徳科の授業を参観し、児童下校後に「学びカフェ」で対話を行いました。参観した授業は、第2学年の内容項目「礼儀」を扱った授業でした。児童1人1人に自分の考えを深めさせたいという授業者の思いから、様々な工夫が見られた授業でした。

「学びカフェ」では、授業者や研修担当者の話の後、教職員も「トリオ」になり、で道徳科の授業について語り合いました。この語り合いは、メンバーを入れ替えて2回実施されました。普段の道徳科の授業で意識していること、教材文の生かし方、内省して自己を見つめるタイミングなど、さまざまなことが話題となっていました。参加していた若手の先生は、「普段の指導の中でモヤモヤしたことについて、同僚と話す機会があることは有り難い。」と話していました。

 

         授業参観のようす                           道徳科の授業について語り合う教職員

 

〇塩谷市立玉生小学校 12月23日(火)

 玉生小学校では、「学力向上研修会」として、8年前から大学の名誉教授を外部講師として招き、校内研修に取り組んでいます。取材に伺った日は、午前に第3学年と第6学年、午後は第4学年で算数科の研究授業が行われました。参観している先生方は、児童の表情や発言を注意深く観察しながら、授業研究会に向けて記録を取っていました。授業研究会では、第4学年算数科の授業における、児童の学ぶ姿をもとに、学習意欲を高める教師の発問や実態に応じた学習形態の工夫など、授業改善のポイントについて活発に話し合っていました。最後に講師の先生から、海外の事例などの紹介や指導助言がありました。玉生小の校内研修では、外部講師を活用して、組織として継続的に学び続ける先生方の姿が印象的でした。

 

児童がまとめたホワイトボードから学びの過程を語り合うようす          他の班のまとめを見合い、疑問点について語り合うようす

 

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 鹿沼東小、玉生小の先生方、大変お世話になりました!

 なお、1月30日(金)に行われる栃木県教育研究発表大会の「教員の資質向上部会(小・中)」では、今年度の調査研究でお世話になった4名の協力委員の先生方にお集まりいただき、座談会を実施致します。各校の実践を振り返りながら、教員の成長につながる校内研修の在り方について考えていきます。お申し込みの上、どうぞご視聴ください。

※当センター特設Webサイトにおいて、1月23日(金)まで絶賛受付中です!

http://www.tochigi-edu.ed.jp/center/kensyu/r07-kenkyu/