調査研究通信
令和8(2026)年度 教育の情報化に対応した学校の在り方に関する調査研究 第2回学習会
令和8年9月10日(木)、第2回学習会をオンラインで開催しました。今回は、札幌国際大学准教授の安井政樹先生を講師にお迎えし、「学校現場で活かすICT・生成AI活用」について、具体的な事例や操作を交えながら御講話いただきました。
講話では、生成AIを使うこと自体を目的とするのではなく、「何のために使うのか」という視点が示されました。「手抜きではなく手間抜き」という言葉とともに、生成AIを活用して時間を生み出し、その時間を人間にしかできないことに使うという考えが紹介されました。実際に生成AIを操作しながら、情報の検索や資料の読み込みを行う場面も紹介され、生成AIの活用方法について、具体的な事例を交えながらお話しいただきました。
その中で、「分からないからAIにさせる」のではなく、「分からないからAIで分かるようになる」という生成AIとの関わり方についてもお話がありました。 生徒がすでに生成AIを使っている現状を踏まえて、教員自身も実際に使いながら、その「光と影」を知ることや、生徒とともに使いこなしていくことについても触れられました。安井先生の具体的な事例や問いかけを通して、生徒と生成AIとの関わり方や、教員自身が生成AIとどのように向き合っていくのかを、参加した先生方と一緒に考える時間となりました。
安井先生の講話は、オンデマンドでも公開します。当日参加できなかった方や、講話をもう一度御覧になりたい方も、ぜひ御覧ください。
10月19日(月)15:30~16:30には、第2回ICT活用ミーティングをオンラインで開催します。
テーマは「生成AIの活用 ~Copilot活用術~」です。申込については下記URLを御覧ください。(随時受付)
多くの先生方の御参加をお待ちしております。
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○ICT活用ミーティングについて https://www.tochigi-edu.ed.jp/educenter/setting/ICTPortal/ICTIntegration |
令和8(2026)年度 教育の情報化に対応した学校の在り方に関する調査研究 第1回ICT活用ミーティング
令和8年7月16日(木)、第1回ICT活用ミーティングをオンラインで開催しました。今回は「Teamsの活用 ~情報共有の工夫~」をテーマに、研究協力委員の2名の先生方による実践事例の紹介と、参加者同士の情報交換を行いました。
聾学校の奥田先生からは、Teamsを活用した課題の配付・回収や提出物へのコメント、ファイル共有などについて、実際の活用場面を交えながら紹介していただきました。様々な機能を一度に使おうとするのではなく、まずは必要なものから使ってみることや、実際に使いながら活用の幅を広げていくことについてお話しいただきました。
今市高等学校の橋本先生からは、Teamsを校内の情報共有に活用した実践を紹介していただきました。朝の打合せに必要な情報の集約や資料の共有、Formsとの連携など、日々の校務の中での具体的な取組に加え、導入当初の「紙の方が楽」「パソコンが苦手」といった先生方の声にも丁寧に対応しながら、少しずつ校内での活用を広げられてきた様子をお話しいただきました。
実践事例の紹介後は、発表者と参加者による情報交換を行い、それぞれの学校におけるICT活用について意見を交わしました。
次回のICT活用ミーティングは、10月19日(月)に「生成AIの活用~Copilot活用術~」をテーマに開催します。現在、参加申込受付中です。多くの先生方の申し込みをお待ちしております。(下記サイト参照)
引き続き、本調査研究への御理解と御協力をお願いいたします。
| ○ICT活用ミーティングについて https://www.tochigi-edu.ed.jp/educenter/setting/ICTPortal/ICTIntegration |
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令和8(2026)年度 小・中学校における「『深い学び』を促す単元(題材)を見通した授業デザインの工夫」調査研究委員会・第2回調査研究委員会
今年度、義務教育部では小・中学校を対象に「『深い学び』を促す単元(題材)を見通した授業デザインの工夫」をテーマに調査研究を進めています。7月28日(火)には、調査研究協力委員と担当指導主事が、国語科、社会科、算数・数学科、理科、外国語科の5つの教科で単元づくりを行いました。
「○○科の、この単元での深い学びとは何か」を考えたり、そのために教師が手立てとしてできることは何かを吟味したりして、「単元構想シート」にまとめながら、熱心に検討していました。
今回作成した「単元構想シート」を一層ブラッシュアップし、秋に実際に授業を行っていきます。今後の調査研究通信で、その授業の様子を随時報告していきますので、どうぞご期待ください。
令和8(2026)年度 高等学校における教科指導充実に関する調査研究 第2回調査研究委員会
6月19日(金)に第2回調査研究委員会を行いました。
はじめに本調査研究の担当者が、第1回学習会での議論を踏まえた授業づくりの方針の確認や単元づくりワークシート活用等について説明を行いました。その後各教科に分かれ、研究協力委員の先生方とセンターの指導主事で、教育目標やスクール・ミッション、スクール・ポリシーを踏まえた単元の目標や生徒がその単元で追究し続けるような単元の問いの設定、及びこれまでの学習内容を活用して、学力の三層構造における「使える・見える」レベルを発揮するようなパフォーマンス課題の内容などについて検討しました。どの教科でも生徒の実態を踏まえて単元計画を工夫することで、深い学びを促し、生徒の資質・能力を育成できるよう議論を重ねていました。2学期は、各学校でこの計画に基づいた授業実践を行う予定です。その様子はこの調査研究通信でもお知らせしていきます。
令和8(2026)年度 教育の情報化に対応した学校の在り方に関する調査研究 第1回学習会
令和8年6月16日(火)、栃木県総合教育センターを配信会場として、「教育の情報化に対応した学校の在り方に関する調査研究」第1回学習会をオンラインで開催しました。高校教育課主催の「栃木県立学校教育ICT化に係る担当者事務連絡会」の特別講話として、宇都宮大学の川島芳昭先生を講師としてお招きし、「生徒の学びを深化させるICT機器の活用」をテーマに講話をいただきました。
本講話では、GIGAスクール構想の下で実現を目指す新しい学びの在り方が、具体的な事例とともに示されました。従来の「教わる」ことを中心とした学習から、児童生徒が主体的に学び、考える学習へと転換していく必要性が強調されました。特に、学校での学びに加え、家庭学習や自学といった学びの場が連続的につながることで、生徒一人一人の興味・関心に応じた深い学びが実現されるという視点は、今後の授業改善の方向性を示すものとなりました。
また、1人1台端末環境の下では、ICT機器を「特別なもの」ではなく、ノートや辞書などと同様に捉え、それらを日常的に活用する学習環境の整備が重要であること、さらに、学習活動の中で情報を収集・整理・分析・表現する力を育成していくことが不可欠であることが示されました。
講話では、自己調整学習の観点からもICT活用の意義が示され、学習前の計画、学習中の遂行、学習後の振り返りというサイクルを児童生徒自身が自律的に回していくための学習環境づくりの重要性について理解を深めることができました。さらに、生成AIの活用についても触れられ、課題解決や思考の深化を支援するツールとしての可能性とともに、適切に活用するための視点についても共有されました。
今回の学習会を通して、ICT活用は単なる機器利用にとどまらず、学びの質そのものを高めるための重要な手段であることが再認識されました。今後は、本調査研究で掲げる「実践事例の共有」「生成AIの活用を通じた授業改善」「教員の負担軽減と教育の質の向上」といった取組とも関連付けながら、学校現場での具体的な実践へとつなげていくことが期待されます。
当センターでは、今後もICT活用ミーティング等を通して、教員同士が学び合い、実践を共有しながらICT活用を推進していきます。現在、参加受付中です。多くの先生方の申し込みをお待ちしております。(下記サイト参照)
引き続き、本調査研究への御理解と御協力をお願いいたします。
| ○ICT活用ミーティングについて https://www.tochigi-edu.ed.jp/educenter/setting/ICTPortal/ICTIntegration |
令和8(2026)年度 教育の情報化に対応した学校の在り方に関する調査研究 第1回調査研究委員会
今年度、高校教育部情報教育支援チームが取り組んでいる調査研究のテーマは、「ポータルサイトの充実によるICT活用指導力向上に関する調査研究」です。高等学校および特別支援学校における授業や校務でのICT活用実践事例を収集・整理し、とちぎ教育ICTポータルサイトを通して発信することで、先生方のICT活用指導力向上につなげることを目指しています。また、ICT活用ミーティング(実践事例共有、情報交換会)を開催し、他校の先生方とのつながりづくりにも取り組んでいきます。
5月26日(火)、オンラインにて第1回調査研究委員会を行いました。委員会では、研究の目的や年間計画を確認した後、研究協力委員の先生方とICT活用に関する日頃の取組や感じている課題などについて情報交換を行いました。
情報交換では、各校のICT端末活用状況や校務のペーパーレス化について、TeamsやForms、生成AIなどの活用をとおして取り組まれているご様子など、活発な意見交換が行われました。
「活用したい気持ちはあるものの、何から始めればよいか分からない先生も多い」
「活用のきっかけづくりが大切ではないか」
といった声も聞かれ、今後の調査研究を進める上で参考となる意見が多く出されました。
ICT活用ミーティングは、各回1時間程度で、4回実施予定です。特別な実践事例ではなく、日頃の授業や校務の中で取り入れやすい実践を発表し、「これなら自分にもできそう」と感じてもらえる場にしていきたいと思います。参加申込等の詳細については、下の画像またはリンクからお願いいたします!
○ICT活用ミーティングについて
https://www.tochigi-edu.ed.jp/educenter/setting/ICTPortal/ICTIntegration
また、とちぎ教育ICTポータルサイトでは、ICT活用に関する先⽣⽅に役⽴つ情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。実践事例も募集中です。
令和8(2026)年度 小・中学校における「『深い学び』を促す単元(題材)を見通した授業デザインの工夫」調査研究学習会・第1回調査研究委員会
今年度、小・中学校を対象に取り組んでいる調査研究のテーマは、「『深い学び』を促す単元(題材)を見通した授業デザインの工夫」です。児童生徒がこれからの社会を生きるためには、生涯にわたって学び続ける力が必要です。この力を育成するには、子どもたちが主体的に考え、対話的に関わりながら、より深い学びを実現する授業づくりが求められます。 そこで、こうした学びの実現につながる「単元(題材)全体を見通した授業デザイン」の工夫について、授業実践を踏まえた調査研究を行い、その成果をまとめた資料を作成する予定です。
5月25日(月)には、宇都宮大学共同教育学部教育学研究科の人見久城教授をお招きし、「深い学びを促す単元(題材)を見通した授業デザインについて」をテーマに学習会を実施しました。調査研究協力委員のほか、センターや県内の指導主事も参加しました。
前半では、現行の教育課程で強調されている点の解説に加え、人見先生が実践された授業を基に、「深い学びとは何か」や「単元を見通した授業デザインの具体」について、事例を交えて詳しくお話を伺うことができました。 後半では、演習形式で参加者も議論をしながら、深い学びの在り方について理解をさらに深める時間となりました。
講話全体を通して、人見先生からは「『主体的』で『対話的』な学習が行われていても、それだけでは『深い学び』にはならない。教科の内容に即した『深い学び』を追究することが重要である。」というメッセージを受け取りました。
午後の第1回調査研究委員会では、今後の授業実践の方向性について調査研究協力委員と指導主事で検討していきました。
本調査研究では、教科の本質を意識し、それを大切にした授業づくりに迫っていきたいと考えています。ここでは、調査研究の途中経過を発信していきます。
「深い学び」を促す授業デザイン研究、深化へ
今年度の高等学校における教科指導充実に関する調査研究のテーマは、昨年度に引き続き「深い学びを促す単元(題材)を見通した授業デザインの工夫~自ら学ぶ生徒の育成を目指して~」です。昨年度作成した理論編を基に、各教科で「深い学び」に焦点をあてた授業の在り方を研究していきます。昨年度は公民科、理科(物理)、理科(化学)、保健体育科、農業科、工業科、商業科の7教科で授業実践を行いました。今年度は国語科、地理歴史科(地理)、数学科、理科(生物)、芸術科(音楽)、外国語科(英語)、家庭科、情報科の8教科で授業実践を行います。
5月15日(金)、当センターにおいて、第1回調査研究委員会・学習会を行いました。昨年度に引き続き、京都大学大学院教育学研究科教授の石井英真氏にリアルタイムオンラインでご講話いただきました。次期学習指導要領を見据えながら、深い学びを促す単元づくりのヒントとなる視点を沢山ご教授いただきました。質疑では実践的な視点からの率直な意見や質問にも丁寧にお答えいただき、参加者にとって大変励みとなる学習会となりました。
今後は、研究協力委員の先生方とセンターの指導主事とで議論を深め、具体的な指導計画を立てていく予定です。変化の激しい時代に求められる資質・能力を生徒たちに育成し、生涯に渡って主体的に学び続けられるよう、深い学びを促す単元を見通した授業デザインについて研究していきます。
今年度はどのような「深い学び」が生まれるのかーー今後の実践にどうぞご期待ください。
令和7(2025)年度 高等学校における教科指導充実に関する調査研究『理論編』『実践編』のWeb掲載について
令和7(2025)年度の調査研究の資料「『深い学び』を促す単元(題材)を見通した授業デザインの工夫~」の理論編と実践編を、当センターWebサイトに公開しました。
理論編では、深い学びを促すためには単元構想が大切であること、単元を構想する際の要素として、「単元の問い」、「見方・考え方」及び「パフォーマンス課題」が大切であること等について紹介しています。
実践編では「理論編」をもとに6教科7科目(公民科、理科(物理)、理科(化学)、保健体育科、農業科、工業科、商業科)の授業実践について、単元の指導計画や、授業のポイント、パフォーマンス課題の内容などを掲載しています。さらに授業実践で活用したワークシートやパフォーマンス課題の資料も掲載しています。新学期から始まる授業づくりのヒントや、授業改善に視点を与えてくれる資料がそろっていますので、是非ご活用下さい。
研究協力員の先生方、取材にご協力頂いた学校の関係の先生方、本当にありがとうございました。
令和7(2025)年度 小・中学校における教員の資質・能力の向上に関する調査研究 web掲載について
小・中学校における教員の資質・能力の向上に関する調査研究の成果物『私の学びを支える校内研修~教師として成長するために~』(R7版)が完成しました。
本資料は、調査研究委員4名の先生方が勤務されている小・中学校の校内研修を取材し、学校課題の解決を目指し、教師の専門職性を磨いて一人一人の成長につなげたり、同僚性を意識して組織力を高めたりする取組をまとめました。本資料には、各校の校内研修の工夫のほかに、研修担当や管理職の先生方の思いや、研修に参加した先生方の声がたくさん取り上げられています。
また、各校において実際に活用した振り返りシートも掲載しています。先生方が、校内研修を『自分事』とし、教師としてさらに成長していく姿がたくさん見られる資料です。校内研修を充実させるための参考資料として、ぜひご活用ください。
研究協力委員の先生方をはじめ、取材にご協力いただいた先生方、本当にありがとうございました。
本資料のダウンロードは下記から可能です。
https://www.tochigi-edu.ed.jp/center/cyosa/cyosakenkyu/r07_konai_shochu/
※昨年度の資料のダウンロードはこちらです。
https://www.tochigi-edu.ed.jp/center/cyosa/cyosakenkyu/r06_konai_shochu/