校長室から

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ごあいさつ

ごあいさつ
           

栃木県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園 校長 小野幸男


 世界的に新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、我が国においても改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出されるなど感染拡大防止に係る様々な対策がとられる未曽有の事態の中、本校では、237名の生徒の新学期がスタートしました。
 4月7日は、入学式が、時間の短縮、「3つの密」を避ける会場設営、参加者のマスクの着用などいつもとは違った雰囲気の中で行われました。しかし、新入生の緊張しながらもしっかりと未来を見つめるまなざしは、毎年の風景と変わらないものでした。
 4月8日は、全学年が登校し、校内放送による始業式、在校生のみ体育館に集めた離任式を行いました。久しぶりに友達や先生方と会ったためか、生徒たちはいつにも増して活気に満ちあふれていたように見えました。そのような姿を見ながら、いつものさりげない日常が、どれだけ貴重な時間であるかということを改めて実感した次第です。
 4月9日から4月22日までは、再び臨時休業ということになりましたが、学校再開後も、引き続き教育活動における生徒の安心・安全の確保を最優先に考えた学校運営を進めていきます。
 さて、令和元年度の卒業生(第2期生)の進路状況ですが、9割を超える生徒が一般企業に就職することができました。(詳細は当ホームページ就労支援「令和元年度卒業生進路情報」をご覧ください。)これもひとえに、日々の授業や実習等でご協力いただいた企業等関係機関の皆様の御理解と御協力の賜物であると考えています。ありがとうございました。
今年度の教育活動は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これまで以上の困難が待ち受けているかも知れません。しかし、我々教職員一同、生徒一人一人が夢や目標の実現に向け歩みを進めていけるよう、心を一つにして取り組んで参ります。家庭、地域、企業及び関係機関の皆様には、引き続き御協力・御支援のほどよろしくお願いいたします。