学校生活[全日制]

2024年4月の記事一覧

体育[2年]~ミニサッカー

2年生の体育の授業の様子です。年度はじめにあたり、アイスブレイクと基礎体力作りを兼ねたミニサッカーが行われていました。

一見するとサッカーですが、ボールがサッカーボールではなくラグビーボールを使用しています。

サッカーボールとは違い、不規則にバウンドするラグビーボールに翻弄されながらも、生徒たちは楽しくボールを追いかけ体力作りに励んでいました。

化学[2年]~硫黄の同素体の実験

化学の授業で硫黄の同素体の実験をおこないました。

はじめに実験の手順とガスバーナーの操作方法を確認して実験を開始しました。硫黄の同素体として単斜硫黄とゴム状硫黄の2種類を作って確認します。まずは単斜硫黄から作製しました。単斜硫黄は硫黄を加熱し、円錐状に折ったろ紙に流し込んで作製します。

単斜硫黄は加熱し過ぎると失敗するため、遠火や余熱など温度を調整しながら黄色の状態を維持しながら溶かしていきます。硫黄が溶けたら手などにかからないよう注意して、ろ紙に流し込みます。

流し込んだ硫黄は外側から硬化していくため、中が固まりすぎないタイミングを見計らってろ紙を開きます。開くタイミングが遅すぎると完全に硬化してしまいろ紙が開けなくなってしまうため、そうならないよう気を付けながら作製しました。今回は多くの班で上手く作製することができました。上手く作製できたところは単斜硫黄の特徴である針状の結晶を観察することができました。

生徒たちはできた単車硫黄の形状や色をよく確認していました。

次にゴム状硫黄を作ります。ゴム状硫黄は単車硫黄とは逆に真っ黒な状態まで加熱していきます。途中粘性が上がり半固体のような状態になりますが、それを更に加熱していくと再度液状に戻ります。

十分に加熱し黒い液状になった硫黄を水の入ったビーカーへ注ぎ入れます。水に入れると、真っ黒な液状硫黄が、一瞬オレンジ色を経てすぐに黄色へと変化します。急冷された硫黄は液体からヒモ状に固まりゴム状硫黄になります。

生徒たちは作製したゴム状硫黄をビーカーから取り出し、実際に触れてゴムのような感触を確認しました。

同素体の単元では、硫黄の他にリンや炭素などが教科書に載っていますが、その中で硫黄は取り扱いが比較的安全で手軽に同素体を確認できるため同素体実験の定番となっています。本校ではこの実験を毎年おこなっていますが、今回は特に成功率が高く、多くの班で2種類の硫黄の同素体を確認することができました。

応援練習[1年]

1年生全員対象に応援練習が実施されました。今週1年生は毎日さまざまな初期指導を行いましたが、応援練習で終了です。これから壮行会や部活動大会での応援など応援の機会がたくさんあります。入学直後の応援練習で応援演舞に合わせた手拍子を覚てください。

生徒会長の挨拶のあと、生徒会・応援団による応援演舞を見学しました。

初めて見る応援團の演舞に最初は圧倒されただ見ているだけでしたが、次第に手拍子の感覚が掴めてきました。

練習が終わる頃には元気な手拍子もできるようになりました。

壮行会では2・3年生に負けない素晴らしい手拍子で選手たちを壮行しましょう。

初期指導[1年]

今週は1年生の初期指導がおこなわれています。本日はその一環として学校内の各教室や施設の案内がありました。生徒たちは担任の誘導で校舎内外を隅々まで周り、各教室や別館の記念館などを見学しました。はじめに1棟、2棟の教室を確認しました。下の写真は情報処理室、いわゆるパソコン室の説明を受けているところです。情報処理室は情報の授業や探究学習での調べ学習などで利用します。

 各教室を確認した後、別館の記念館を見学しました。記念館は、古い時代の教室プレートや照明器具などが当時のまま残されていて、歴史を感じることができました。

記念館の2階には200名を収容可能な講堂があり、壁には歴代校長の写真が飾られています。

記念館を見学した後は、外に出て人工芝グランドを歩きながら欅の木や屋外の各施設について説明を受けました。

こちらは敷地の南東にあるテニスコートです。

正門前の「至誠の碑」です。本校の基本精神「至誠」の文字が刻まれ、グランド南側の欅と並び本校の象徴です。校歌や式典での祝辞や講話などでも度々登場します。基本精神である「至誠」の精神をしっかり心に刻んで今後の学校生活を送りましょう。

生徒たちちは約1時間をかけて隅々まで校舎内外を見学しました。まだ学校の配置などは把握できていない部分が多く、戸惑うこともあるかと思いますが、これから少しずつ学校に慣れていきましょう。