令和6(2024)年度
夏のシェイプアップ!
夏のスキルアップ研修の一環として、中学部の木島先生を講師に迎えて、音楽に合わせた筋コンディショニング研修を行いました✨✨✨
木島先生は、学生時代に競技ダンスや某ジムでインストラクターを経験されるなど、ダンスやストレッチ、筋力トレーニングにとても造詣が深い先生です!
①音楽に合わせて準備運動
②カウントの取り方、児童生徒向けダンスの作り方を教わりました。
実際に自分達でカウントに合わせた動きを考えてみました✨ちょっと照れが出ています(笑)
③最後の追い込み!カウントに合わせた筋力トレーニング!!!
研修後は心地よい疲労感に包まれましたが、後日多くの先生方が筋肉痛に悩まされました
内地留学研修報告会
私たち教職員には、「内地留学」といって、現職(仕事を辞めないで)のまま国内にある大学や研究機関に赴いて長期にわたって研究をする制度があります
先日、昨年度、内地留学に派遣されていた橿渕先生の内地留学研修報告会が行われました。今日は、その報告会の様子をお知らせいたします
「障害の重い方たちとのコミュニケーションについて ー実践事例を係わりの視点から考えるー」
橿渕先生は、長く重複障害学級や訪問教育学級の担任をされていた先生です
障害の重い子どもたちとのコミュニケーションについて、適切な係わり合いを視点ごとに検討されてきたとのことです
報告会では、言葉にのみ頼らないトータル・コミュニケーションという観点にたって、お互いの受信&発信行動を見直して、様々な媒体(メディア、支援機器)を活用した実践事例の紹介がありました
肢体不自由状況・重複障害状況の疑似体験もありました。報告会に参加した教職員が、二人一組になり係わり手と係わられ手に分かれて、言葉のみでコミュニケーションをとることで、相互障害状況(お互いに「伝わらない」「分からない」という障害状況に陥る状態)になる体験をしました
AAC(拡大・代替コミュニケーション)機器の紹介もありました
視線入力の体験中
書籍の紹介もありました
ACC機器について、参加した先生たちは担当している子どもたちに活用したいと興味津々で、報告会が終わった後もずっと会場で橿渕先生のお話を聞いていました
※文中にある「係わる(かかわる)」という言葉は、『コミュニケーションは人と人とのかかわりが大切。』という橿渕先生の考えから、「関」ではなく「にん(人)べん」の「係」を使っています
ごくろうさまです!
横断歩道で子どもたちの誘導をしていると、、、
「いつもごくろうさまです!」と、笑顔で声を掛けてくださる保護者の方がいます。
雨が強い日や猛暑日には、そんな言葉を掛けてもらうと、晴れやかな気持ちになります。
今日の日中も、すごい雨でしたね。
1学期のそんなやり取りを思い出しました。
本のへんしん!(図書館研修)
子どもたちは図書室が大好きです。
子どもたちにたくさん読まれた本はこんなにボロボロに…。
この日の研修では、本の修理について学びました。
破れたページは補修テープで元どおりに。
外れてしまったページはボンドで貼り付けます。
また、夏休み中にたくさんの新刊を購入しました。本の表紙は、フィルムでコーティングしました。気泡が入らないように気をつけて…。
さらに、音声ペンで音が出る本を作成しました。
音声ペンについては、「絵や文字から音声がでる!?(音声ペン研修会)」の記事をご覧ください。
2学期の図書室を楽しみにしていてください。
令和6年度 1学期の本校のいじめ・トラブル認知件数について(令和6年7月19日現在)
令和6年度1学期の本校のいじめ・トラブルの認知件数は、下の表のような結果となりました。
〈本校のいじめレベル区分〉
・レベル0 日常的な衝突や障害特性によるトラブルと思われるケース
・レベル1 人間関係における一時的なトラブル(教育的解決可能)と思われるケース
・レベル2 レベル1が進行した(対応しても改善されない)ケース
・レベル3 重大事態に発展したケース
本校では、どんな些細なことでもいじめとして、あるいはいじめにつながるのではという認識のもと児童生徒に対応しています。
今後も児童生徒たちが、安心安全な学校生活を送れるよう職員一丸となって指導にあたりたいと考えています。
なとくフェスティバルまで100日!!
8月3日(土)は、なとくフェスティバルの100日前です。
ここで、なとくフェスティバルのスケジュール、来場者、進捗状況をお知らせします。
スケジュール
11月11日(月)オープニング、訪問教育学級
11月12日(火)小学部4~6年生
11月13日(水)小学部1~3年生
11月14日(木)小学部1、2組
11月15日(金)中学部準備、高等部準備
11月16日(土)中学部、高等部、同窓生と親の会バザー、PTAバザー、福祉施設販売
※11月18日(月)は振替休日です。
来場者
全日程、保護者等様のみご来場いただけます。
保護者等様の来場時間について、後日詳細をお知らせします。
卒業生をはじめ、一般の方々のご来場はご遠慮ください。
スローガンについて
夏休み前に、実行委員の児童生徒が、募集したスローガンを以下の3つに絞りました。
・げんきでやるぞ えいえいおー!
・輝く希望、最高の元気で イェイ!イェイ!イェイ!
・元気いっぱい 夢いっぱい
どれも素敵なスローガンですね(*^_^*)
ここから、クラスごとにオススメするスローガンを1つ選び、改めて投票しました。
集計後、2学期の始業式で児童生徒にお知らせ予定です。
人権研修を実施しました(職員研修)
毎年実施している人権研修ですが、今年は茨城県ユニセフ協会の方々をお招きして「子どもの人権について」の講話とワークショップを行っていただきました。
子どもの人権条約は、1989年に国連で採択され、1994年にはやっと日本でも批准されました(この頃は多くの保護者等の方や若い先生方は条約の対象だったことでしょう)。
子ども権利条約は以下の表の通りです。様々なことが想定されている世界の過酷さを実感させるものです。
講話の後は28のグループに分かれてワークショップを行いました。
40条もある権利条約のうち気になったのもは何か、生活にかけているものはどれかなどについて、ワークシートをまとめながら熱心に話し合いがもたれました。いろいろな気付きのある時間を過ごすことができました。
心も身体もリラックス!(キッズヨガ研修)
キッズヨガインストラクターの櫻岡みどり先生をお迎えして、キッズヨガ研修を実施しました
キッズヨガは子どもの体力に合わせて行え、身体能力だけでなく、情緒の安定も目指せます。
まずは、呼吸法から
「ろうそくの火を消すように、フーッ」
子どもでもイメージしやすい言葉かけですね。
次はヨガのポーズです
「木」のポーズでは「大きな栗の木の下で」の歌に合わせて、
「星」のポーズでは「きらきら星」を歌いながら
これまた、子どもたちがイメージしやすい工夫ですね。
参加した先生方からは、「身体が軽くなった」「気持ちよかった」との感想が。
2学期の活動に取り入れていきたいと思います。
今年度2回目のハンドソープを寄贈していただきました
7月26日(金)に、日本マクドナルド株式会社フランチャイジー株式会社キノシタの浅川様より、今年度2回目のハンドソープを寄贈していただきました
例年、2学期以降は、感染症が流行しやすくなるため、手洗いを徹底し、感染症の拡大防止に努めていきたいと思います。
浅川様、ありがとうございました。
研修の様子「☆本の活用方法」
夏期休業に入り、児童生徒がいない寂しい期間となりました・・・
その寂しい期間に我々教職員は、一人一人に応じた指導を充実させるために研究・修養に励んでおります。
今日は、そんな研修の一つを御紹介いたします
研修名:☆本の活用方法
研修内容:☆本を活用した授業実践の紹介
タイトルにあるとおり、特別支援学校では「☆本(ほしぼん)」と呼ばれる、文科省の著作本(教科書)を日々の授業で使用しております。
今回の研修では、☆本の各段階(☆1~☆3)の授業実践を紹介し合う活動を行いました!
こくご☆1「はる なつ あき ふゆ」
さんすう☆1「おおきい、ちいさい」
こくご☆2「ひらがなを よんでみよう」
さんすう☆2「くみあわせ」
こくご☆3「でんわ」
さんすう☆3「いろいろな かたち」
☆本(教科書)の学習といっても、机上で教科書を見ながらの座学ではなく、子どもたちの興味や意欲がわくように、手、足、体全体、声をつかった授業内容です
研修に参加している先生が子ども役をしました
具体物を使用したり、ICTを活用した教材など様々な実践を紹介し合いました
ICT教材は、それぞれ先生たちの自作教材です
子どもたちの主体的な取り組みを引き出す授業づくりのアイディアがたくさん詰まった研修会となりました