日誌

学習指導部より

【福祉】食事の支援

令和6年9月9日(月)3・4時限目 3年生活支援技術の授業は「食事の支援」について学びました。先週、座学でしっかり知識を得たので、今日は実践です。私(福祉の教員の好みで選んだ大きなフルーツゼリー)が選んだゼリーを1時間かけて介助したり介助されながら摂取しました。食事の時の姿勢や、介助する時のスプーンの量、早さ、声かけなど、様々なことを実践しながらのゼリー摂取だったため、冷たく冷やしたゼリーも最後はホットゼリーになってしまいましたが、学びの多い実技になりました。最後は、トロミ剤を使用した飲み物を体験しました。誤嚥しやすい利用者の方はトロミ剤を使用して水分摂取をすることがあります。いつもはおいしいジュースもトロミ剤をつけると、全く違う飲み物をなってしまう感じがします。なかなか飲めない生徒もおりましたが・・・おいしくないけど飲んでいただかなければならない時、どのような声かけができるのか、考えさせられたと思います。今日の学びは、他人事と捉えずしっかり考えてほしいと思います。

      

 

《保育実践》

7月23日(火)認定こども園小山幼稚園に伺い、ボディペインティングのお手伝いをさせていただきました。

ボディペインティングでは子どもたちの足や手に絵の具を付けて、それを模造紙にペタペタとスタンプしていきました。生徒は先生方の補助や、園児と遊んだりして将来につながる有意義な経験をさせていただきました。

【福祉】認知症の支援について考える

令和6年7月10日(水)4時限目 3年選択 こころとからだの理解の授業は認知症について学習しています。先週の授業で、「認知症の人やその家族が住み慣れた地域で安心して生活をするためには、どのような支援があるとよいか」という問いに対し、グループワークを行いました。今日は、その発表です。色々な支援はあっても活用できていない現状や、安心して生活してもらえるようにすることはなかなか難しいこと、自分にできることは何か・・・かなり悩んでまとめたグループもありました。超高齢社会、少子高齢化、認知症の増加など、今の生徒の皆さんは、今後、今以上に様々な問題に直面するはずです。この悩んだことを他人事と捉えず、自分事として考え、行動していきましょう!

            

        

【福祉】移乗の支援

令和6年7月8日(月)3・4時限目 3年選択 生活支援技術の授業は、移乗の支援を行いました。とっても暑い介護実習室ですが、実技はこの教室でないとできないので、生徒も教員も我慢!(暑すぎてイライラしてしまいますが、資格を取得するには頑張るしかない!)7台の扇風機をフル活動し、適時、水分補給の時間を取りながらの授業でした。今日は、左片麻痺のある方の移乗介助という設定で、ベッドから車いすへの介助方法を学びました。先日、仰臥位から端座位の演習を行いましたが、忘れてしまった生徒もおり、復習からのスタートとなりました。車いすをどの位置に置いた方がよいか??(この設定の場合は、右の頭側に置くのが正解!)みんなで実際に試しながら考えました。移乗の支援は介護の技術ではとっても大切な技術です。しっかり覚えておいてください。

      

【福祉】杖歩行の支援

令和6年7月5日(金)3・4時限目 3年選択 生活支援技術の授業は、介護実習室は冷房がなく暑すぎるため、図書室をお借りし授業を行いました。いつもと違う場所での学習は、気分転換に良いですね。涼しいお部屋で学習するのは快適です。本日の授業は「杖歩行の支援」です。杖の種類や持ち方、3動作歩行・2動作歩行などを学んだあとは、左片麻痺を想定しての実践です。階段の上り方や下り方を実際に行いました。次は、視覚障害のある人の白杖を使った歩行の支援です。利用者役はアイマスクをしながら白杖を使い、介助者役の生徒は安全を確認しながら、適切な声掛けや誘導をしました。中途視覚障害者の気持ちが理解できたようで、怖さを体験しながらも、どのような支援をしたらよいか考えることができました。