日誌

2021年11月の記事一覧

外部講師による労働講座

知っておきたいワークルール

 11月19日(金)、足利労政事務所から講師の方をお招きして、高等部3年生の就労を希望する生徒を対象に労働講座を実施しました。
 「働くこと」や「働くときのルール」の話からはじまり、求人票の見方や困ったときの相談窓口についても話がありました。今後、生徒達は企業から出された求人票を目にすることになります。今日、説明してもらった、求人票を見るポイントや文言の意味を思い出しながら、労働条件など重要な部分を確認できると思います。
 生徒達は、有給休暇や最低賃金、就業規則などについて、どのようなルールがあるか知ることができたのではないでしょうか。ワークルールは知らないと不利益を被ることもあります。働いていく中で、ワークルールに照らし合わせて、おかしいと気付けるように、また、気付いたときには相談できるようになってほしいと思います。

企業対象高等部学校公開

ハローワークとの連携で理解啓発
 
 11月18日(木)、公共職業安定所との連携により、佐野・足利公共職業安定所管内の企業を対象に高等部の学校公開を行いました。当日は、23社の企業に参加いただき、本校の概要説明や、生徒の作業学習の様子を見学していただきました。また、卒業生が就職した『とちぎコープ生活協同組合』から、障害者雇用の取り組みについて御講話をいただいたほか、最後には公共職業安定所から、「障害者雇用について」と題して説明がありました。
 本校における卒業後の就労に向けた取り組みや生徒の実態、障害児者の理解について、今後も理解啓発の取り組みをする必要があると考えています。今回の学校公開や個別の企業訪問を含め、HP等でも積極的に情報発信をして参ります。企業の皆様には、是非、本校の教育活動(産業現場等における実習など)に、御理解と御協力をお願いいたします。

保護者施設見学会

子どもの将来を想像して

 11月9日(火)、10日(水)に今年度2回目の保護者施設見学会が行われました。今回は、社会福祉法人とちのみ会 フロム浅沼さんにて見学をさせていただきました。
今回の見学会では、施設概要や利用の仕方をはじめ、保護者の方々の日頃の疑問や不安に感じていたこと等の質問にも丁寧にお応えいただきました。実際の作業や生活の様子を見ることで、お子さんの将来を想像し、考えたり話し合ったりする大切な機会になりました。
 このたびは学部を問わず、多くの保護者の方々に御参加いただき、ありがとうございました。ぜひ、来年度も施設見学会を有効に活用していただきたいと思います。
 

進路講話

在学中に身に付けたいこと!
 10月29日(金)に進路講話が行われました。
講師に株式会社アムコ取締役工場長の佐藤武志氏をお招きして、特例子会社である株式会社アムコの概要や社会人として求められることなどを御講話いただきました。
 「働くときに気をつけること」や「働き続けるために必要なこと」などについて、講師の方から質問を受けた生徒達は、一斉に手を挙げてそれぞれの考えを発表していました。また、メモを取りながら話を聞いたり、積極的に手を挙げて発表したりするなど、意欲的に参加する生徒の様子が見られました。最後には、株式会社アムコの社員に採ったアンケート結果について話がありました。
 生徒達にとって、在学中にどのようなことを身に付けるべきなのか、考える良いきっかけになった講話でした。

〔社員アンケート結果〕
○職場で言われると嬉しい言葉     ○職場でされると嫌なこと     ○友達にされると嫌なこと
1位 おはよう            無視されること          仲間はずれ
2位 お疲れさま
3位 ありがとう