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野球部
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に 2017 12月
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News DEC 2017 Vol.21
本校野球部も来春の飛躍を目指して、苦しいトレーニング期に入りました。もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。そして、課題となっている打撃の向上や守備での基本の徹底に加え、精神面の強化をこの時期に図りたいと考えています。そのためには単調でつらい練習の繰り返しが、どうしても必要になります。何事も根気強く、継続しないことには大きな成果はありません。冬のトレーニングを通じて、部員の1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれることを願っています。来シーズンに思い切り暴れるためには、この時期の過ごし方が鍵を握ります。今は土の中に潜り、大きく根を張ることに専心したいと思います。
そして12月16日(土)には監督会主催による県内の各校主将、副主将を対象としたリーダー研修会が実施されました。これは栃木から甲子園で勝ち進めるチームを出したい。そのためには優れたチームリーダーを育てる必要があるとの考えからスタートしており、全国的にも注目を集めているものです。主将を中心に全部員のベクトルを同じにして“良いチーム”に成長してくれることを期待しています。
さらに10日(日)と16日(土)には足利工大附属、足利南高校との合同練習を実施しました。部員にとっては他校の良いところを学び、刺激を受け合う、またとない機会となったはずです。両校とはグラウンド上ではライバルとはいえ、同じ“甲子園”という目標を持つ仲間でもあります。互いに切磋琢磨しながら高め合い、足利勢同士で甲子園出場を懸けた決勝戦を戦えたらと願っています。
また、部員1人1人が“今シーズンを振り返って”という作文を書きました。正しい自己分析と反省がなければ、大きな進歩は望めません。ご覧頂き、選手の頑張りを温かく見守り下さい。伝統校のプライドを胸に部員一同頑張ります。
なお、1月14日(日)には過酷な36㎞マラソンも予定しています。今後とも本校野球部の活動にご理解頂き、変わらぬご支援をお願いします。