お知らせ

キャリア教育の取組~キャリアパスポートの活用~

    学習指導部より、「キャリア教育」の取組について紹介したいと思います。

今回は、「キャリアパスポート」を活用した振り返り学習の様子をお伝えします。

5月20日(土)に行われた小・中、訪問教育学級の運動会。その後、各クラスでは、運動会を振り返る学習を行いました。

「キャリアパスポート」を開き、去年や一昨年の運動会での自分の様子と今年の運動会での自分の様子を、友達や先生と一緒に見たり読んだりしながら振り返り、話し合いました。

「運動会はどんなことをがんばったかな?」「(走っている写真を指さして示して)がんばった。」

「そうだね。今年は一人で走ってゴールできたね。」「〇年生のときの様子を見てみよう。先生と途中まで一緒に走っていたね。」

「ひとりでがんばった。(笑顔で誇らしい様子)」「おどりをがんばった。どきどきした。」

「(写真を見ながら)そうだね。たくさんのおうちのひとがみていたね。」

「(写真を示しながら)こんなに高く手をあげておどれていたね。」「(昨年の写真と比べて)からだが おおきい。」

  

「キャリアパスポート」は、児童生徒が「運動会」等の学習活動を記録し、自らの学習状況を振り返ることで、自分の将来の生き方につながる気付きや、新たな学習に主体的に取り組もうとする力を育むために活用します。

    年度ごとに、同じ行事の様子を振り返ることで、自分の成長に気付いたり、今の自分を知ったりすることで将来の見通しをもつなど、自己の学びをつなぐことが大切です。

    児童生徒と関わる教職員や友達、保護者の皆様とともに、お子様それぞれの学びに寄り添い、対話しながら振り返り、新たな学びに「つないで」いきたいと思います。