進路指導室より

進路指導室より

職員進路研修会

皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。

1月10日、栃木障害者職業センターから、職業カウンセラーの髙田様をお招きして職員向けの研修会を実施しました。「働くための積み重ね」というテーマで、将来の職業生活につなげていくために、我々大人が障害をもつ子どもたちとどのように関わっていくべきかについて、御講話いただきました。その中で挙げられたポイントについて、簡単に紹介します。

・来るべき金融革命、情報革命に向けて社会が大きく変わろうとしている。そのような 中でも変わらずに大切なのは「かわいがられる人間」であること。
・職場で課題になることは、
 (1)生活リズムの乱れ(早寝早起き朝ご飯)
 (2)清潔感・身だしなみ
 (3)余暇の過ごし方(深刻になりがちなSNSトラブルも含め)
・障害特性に合った職種があり、それはデータに表れている。


企業向け学校公開を実施しました

 11月14日、真岡公共職業安定所との共催で、「企業向け学校公開」を実施しました。
 今年度は昨年度を大きく上回る、26社34名の方が参加してくださり、社会の障害者就労に対する意識の高まりを感じることができました。
 当日は、生徒たちの作業学習を見学した後、「株式会社ホンダテクノフォート」で企業在籍型ジョブコーチとしてご活躍なさっている、長嶋俊明氏による講演会が行われました。障害者と日々職務の中で関わる上での効果的な支援の方法や、障害者雇用の捉え方等について、ご自身の経験を踏まえて詳しく説明していただきました。

            

第2学期産業現場等における実習

 9月末から11月中旬にかけて、高等部2年生29名、3年生30名が産業現場等における実習を行いました。
 2年生は初めての実習ということもあって、それぞれに緊張しながら取り組んできたようです。反省会において実習先から出された成果と課題を整理して、3学期の実習につなげていきましょう。
 3年生は、さすが先輩というところを見せてくれました。実習後早々に内定をいただけた企業や、利用の内諾をいただけた福祉施設も多く、生徒たちの頑張りが評価され、とても嬉しく思います。今後は卒業後の生活を見据え、残りの学校生活を有意義なものにしていきましょう。