令和6(2024)年度 高等部だより
修学旅行に向けて~3年総合的な探究の時間~
3年生は4月から総合的な探究の学習で「修学旅行に向けて」ということで、見学地の1つ「USJ」について6グループに分かれて、調べ学習を行っています。
6月4日。それぞれ調べた内容を模造紙にまとめ発表しました。
調べた内容を聞きながら、今から修学旅行が待ちきれない様子が見られました。その時に使った資料を実習中に3棟ホールに掲示しましたので、お時間があるときに是非ご覧ください。
校内実習 2週目になりました!
校内実習2週目になりました。
課程3(生活コース)SJT組立班では、ハンガー組立をしています。
「ハンガーを組み立てる」という作業内容以外のところで、生徒たちの成長がたくさん見られます。
1日目は、組み立てたら「かごに入れて検品する」という生徒が多くいましたが、6日目は、組み立てたら「かごの中をきれいに整理して検品する」生徒たちが増えてきました。
かごの中や机の上を整理整頓することで、作業効率も上がっているように感じます。
このような気付きや発見は、今後の生活や仕事をする上でとても大切なこと。生徒たちの成長に、私たち教員も驚く毎日。今後の生活や働くことへつながるような指導を続けていきます!
校内実習(受注班)
課程2(総合コース)では、校内実習として株式会社もったいない 様に御協力いただき、ペレット燃料の袋詰めに取り組んでいます。
袋詰め→計量①→計量②→シーラーどめ→成形→穴あけ→検品→運搬→納品。までの一連の流れを協力して行っています。生徒同士、言葉を掛け合いながら1つ1つ丁寧に作り上げています!
1年生は、作業を覚えることから始めます。2年生は1年生に作業を教えつつ、2学期からの現場実習に向けて働く意識を高めています!
質問にお答えします!!
高等部縫製班の投稿を見た方から質問がありました(^_^)
<Question> ミシンとロックミシンって何が違うの?
なるほど、縫製班では当たり前のように使用していますが、一般の方にはなじみがないですよね。
4月から縫製班に入った1年生もロックミシンを初めて見たとき「これは何に使う機械ですか?」と質問してきました。
<Answer>ミシンとロックミシン、こんなところが違います。
◎ミシン
ミシンは家庭にもあったり、家庭科の授業で使ったりと、比較的なじみがありますよね。直線やジグザグ、ボタンホールなどいろいろな縫い方もできて、手軽にソーイングを楽しむことができます。コンピュターミシンだと様々な模様なども縫えてしまう優れ物。手縫いよりも速く丈夫に縫えて、見た目も綺麗に仕上がります。
◎ロックミシン
ロックミシンは生地の端をかがり縫いをしたり、ニット素材など伸縮性の強い生地の縫い合わせに特化しています。ミシンにはないメス(刃)がついていて生地端を切りながらかがり縫いをするときれいな縫い目になります。
☆正面と横から見たところ。ミシンとは形も糸の種類も違うのがわかりますね。
☆ロックミシンのメス(刃)の部分と生地をカットしながら縫っているところです。
☆ロックミシンで縫った縫い目です。洋服とかの裏側を見てもらうとロックミシンはたくさん使われています。「あ~これだ」とすぐにわかります。ぜひ探してみてくださいね(^_-)
校内実習 受注班「ハンガー組立」
高等部課程3(生活コース)では、ハンガー組立の工程別に班分けを行い、校内実習に取り組んでいます。ここでは「組立班」を御紹介します。
実習初日から5箱(1,250個)を完成させてしまう15人の組立班メンバーの働きに教員が驚いています
仕事の内容は、↓
ピンチ(ウレタンシールがついている物)とバネをドライバーではめ込みます。
10個完成したら「報告!」チェックを受けます。
完成したハンガーは8個1セットにして箱に収納。出荷を待ちます。
実習を重ねていくことで、班の目標である「挨拶・返事・報告」ができるようになってきています。学んだことを学校生活・社会生活で生かせるように支援していきます。