産業社会と人間

 「産業社会と人間」(略称:「産社」)は総合学科の原則履修科目として位置づけられており、総合学科に学ぶすべての生徒が1年次に履修します。

 

 その学習のなかで

 

   ・自己の生き方の探求を通して、自らの職業を選択・決定する能力や態度の育成。

 

   ・将来の職業生活を営む上で必要な態度やコミュニケーション能力の育成。

 

   ・産業社会においての自己の在り方の認識と豊かな社会づくりに寄与する態度の育成。

 

が図られます。具体的には、社会人や地域の人々を講師に招いての講話をはじめとした地域社会との積極的な連携や見学、調査・研究、発表などの体験的・課題探求的な学習活動を取り入れ、生徒が主体となって活動する学習を年間を通じて行っています。また、自己の将来の生き方や進路を考察するとともに、次年度の自らの各教科・科目の履修計画の作成を「産社」の授業で行うなど、キャリアガイダンスの役割も担っています。
 


産社の実施内容

産社の実施内容

第1学年進路ガイダンス

 

 「将来の進路を見据えた文理選択や科目選択のポイントを理解し、生徒の進路について考える機会を持つ」を目的とし、10月12日の「産業社会と人間」の時間に「進路ガイダンス」を実施しました。講師には(株)アドバンスパートナーの新島様にお願いしました。
 

 前半の全体講話では、文理選択が人生の分かれ道の第一歩であること、将来の夢や就きたい職業を踏まえながらまだ一つに絞らないこと、後悔しない科目選択を行うことなど話していただきました。
 

 後半は、文系・理系からつながる職種について、マインドマップを作成し仕事の広がりを考えました。

 

 

第1学年スクールインターンシップ

 7月6日(木)に第1学年のスクールインターンシップが実施されました。

 自らが希望する分野の講義を聞いて、実際に大学を見学することによって、様々な情報を収集し、進路選択の視野を広げ、進路意識の向上をはかりました。

 分野別の6コースの中から、あらかじめ生徒が希望したコースに分かれてバスで大学へ行き、見学をしました。

コースは以下の通りでした。

 

1号車:理系コース/午前:千葉工業大学、午後:東洋大学

2号車:文系コース/午前:獨協大学、午後:城西大学

3号車:看護・医療系コース/午前:群馬医療福祉大学、午後:目白大学

4号車:栄養・被服・福祉系コース/午前:女子栄養大学、午後:東京家政大学

5号車:教育・幼児教育コース/午前:淑徳大学、午後:東京成徳大学

6号車:芸術系コース/午前:国立音楽大学、午後:武蔵野美術大学

 

1学年産社 進路ガイダンス

 学問の分野や大学・短大・専門学校の違いを知り、各分野の学びについて上級学校の方から直接話を聞くことで生徒の進路選択に役立たせることを目的に「進路ガイダンス」を実施しました。
 最初に「全体会」で、大学・短期大学・専門学校の違いと選び方について話を聞きました。
 その後、生徒は各自の希望に沿って、文系2・理系・看護系・医療系・福祉系・栄養系・被服系・教育系2・芸術系2など12の系統に別れ、大学・短期大学・専門学校の方から説明を受けました。
 生徒は真剣にメモを取りながら聞いていました。

1学年産社 社会人講話

 

 6月1日木曜日、「産業社会と人間」の授業の一環で、「現在、社会の第一線で活躍されている卒業生、または大学で学んでいる卒業生の方から、その職業や学びについて直に聞くことで、生徒自身の職業観・勤労観を育成し、適正な進路選択に結びつける」ということをテーマとして、「社会人講話」が本校プレゼンテーション室にて実施されました。

 講師には病院勤務の橋本 楓さん、企業勤務の大川菜摘さん、大学生の吉川桜子さん、関口真美さん、大塚咲希さんの本校卒業の方々をお招きしました。


 生徒はメモを取りながら真剣に聞いていました。講師の方々への質問も積極的に行っていました。

 

1学年産社 職業理解ガイダンス

「産業社会と人間」の授業の一環として、「職業理解ガイダンス」を実施しました。講師にアドバンスパートナー株式会社の新島氏をお招きし、前半は「働くとは」から始まり、「必要な能力」「これからすべきこと」「業界の概要」について話を伺いました。
 後半は「JOBマップをつくろう!」という内容で、仕事と仕事のつながりや仕事の特徴と人の性格のつながりなどへの理解を深めました。生徒は真剣に耳を傾けメモを取っていました。グループ活動も積極的に取り組んでいました。

 

第1学年産社 グループエンカウンター

 

 集団または1対1の活動を通して「自己理解」「他者理解」を深め、良好な人間関係を築くことを目的に、「グループエンカウンター」を本校体育館で行いました。


 学年主任の野口先生の指導のもと、言葉を使わず意思の疎通を図る「アイスブレイク」から始まり、いろいろなインタビューをクラスメートに対してが行いました。

 和気あいあいとした雰囲気の中でしたが、みんな積極的に取り組んでいました。

 

 

令和5年度第1学年産社開き

 4月13日木曜日の6・7時限に、1年生を対象に「産社開き」(「産業社会と人間」という授業のガイダンス)が本校プレゼン室にて行われました。「産業社会と人間」という授業は、進路を考えていくうえで重要な情報を得たり、貴重な体験をしたり、総合学科の本校では大切な授業となっています。

 

 教頭先生、進路指導部長の先生からの講話に始まり、総合学科についての詳しい説明、「産業社会と人間」(通称「産社」)の学習内容について話がありました。

 生徒は真剣に聞いていました。

 

「産社」報告

1学年の「産社」では将来を見据えて様々な内容を学びますが、この1ヵ月の実施報告をしたいと思います。

5月12日(木)上級学校講座

 Zoomで解説を聞き、パズルワークで多彩な職業の種類を学びました。

5月26日(木)科目選択説明会

 本校は、総合学科ならではの細かな科目選択も可能。教室、そして体育館で各教科の説明を受けました。

6月2日(木)社会人講話

 本校を卒業して社会や大学で活躍している卒業生による講演会。身近な先輩の話に真剣に耳を傾けました。

6月9日(木)スクールインターンシップ

 それぞれが選択した分野ごとにバスに乗り、関東圏内の上級学校見学にでかけました。

6月16日(木)小論文講座
 テキストを用いて学習しながら、小論文を書きました。

 

1年グループエンカウンター

 4月21日(木)産業社会と人間の時間に、1学年のグループエンカウンターを行いました。各クラス向き合い、出されたテーマに沿って話をしました。次々と席を移動して進行するため、初めて話す人もいてドキドキではありましたが、自身の事を積極的に話し、そして相手の事を丁寧に聞き、楽しいコミュニケーションの時間となりました。

 
 

「産社開き」

 4月14日(木)に1学年の「産社開き」が行われました。年間を通して、進路や将来に関わることを中心に学びを進めていきます。今日は、教頭、進路指導部長、教務主任から進路や総合学科における科目選択について詳しい説明がありました。その後、2年生の先輩によるライフプランの発表を見て、将来に向けて高校生活のあり方を考えさせられる時間となりました。