キャリアクション・プロジェクト

キャリアクション・プロジェクト

キャリアクション・プロジェクト③1学年出前授業

1学年は各自の興味関心に応じて9つの分野に分かれ、それぞれの研究をスタートさせました。各分野に関する知識を深めるために、7月は大学等から講師を招いて出前授業を受講しました。各分野の様子を数回に分けてお伝えします。

 

7月4日(月)

○医療分野 国際医療福祉大学 医療福祉マネジメント学科 教授 山本康弘 先生

近頃耳にすることの多い「チーム医療」ですが、医療福祉分野での様々な職種についてお話しいただきました。各職種が、お互いに密接に繋がりながら現場で活躍していることをお聞きし、初めて知る職種に興味を持った生徒も多かったようです。



○保育分野・教育分野 白鷗大学 教育学部児童教育専攻 准教授 中村三緒子 先生

子どもの発達段階に応じた対応の仕方を学びました。紙人形を使っての実演など、具体的で分かりやすくお話しいただきました。目線や興味を引く話し方など、今回の授業で得たことを心掛け、絵本の読み聞かせなどの実践に活かしていきます。


○スポーツ分野 白鷗大学 教育学部 発達科学科スポーツ健康専攻 教授 竹島克己 先生
スポーツを行う上での栄養や休養の重要性をお話しいただきました。「何を食べるかではなく、どう食べるか」、「今強い人は強い、長くやる人も強い」など、心に残るフレーズがたくさんありました。姿勢の良さがやる気やいいプレーに繋がるとお聞きし、良い姿勢を心掛け、柔軟運動を実践していきたいとの感想がありました。

キャリアクション・プロジェクト②2年大学見学

7月5日(火)第2学年の生徒が2コースに分かれ、大学見学を実施しました。

大田原市にある国際医療福祉大学では、視機能療法学科や作業療法学科の体験授業を受講し、学内の施設を見学しました。充実した実習用設備を目にし、検査などを実際に体験することで、医療職の具体的なイメージに繋がりました。

帝京大学宇都宮キャンパスへのコースでは、「進路選択と探求学習に関するインターンシップ」に参加しました。模擬講義の聴講や研究室体験などを各自が選択しましたが、今まで視野に入っていなかった分野の面白さに気づいた生徒も多かったようです。

両コースとも、大学の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会となり、生徒からは「ネットで調べるのも良いが、やはり直接足を運んで見たり聞いたりしたほうが、自分にとってよりよい経験になる」「自分は将来への視野がとても狭かったことに気付かされた」「自分の将来について、そろそろ真剣に考えた方がいいと気づいた」などの感想が寄せられました。




キャリアクション・プロジェクト①1学年「職業講話」

5月16日(月)7限

3年間にわたって取り組む本校独自の探究学習「キャリアクション・プロジェクト」。その第一歩として、1学年を対象にした職業講話が実施されました。講師は本校同窓会の副会長である露﨑様です。社会の第一線で活躍している先輩のお話に、1年生はメモを取りながら熱心に耳を傾けました。「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」「逃げを早くに打たない」「『意識』することで『知識』に変わる」など、進路を考える上で大きな刺激となるお話をたくさん伺いました。ご紹介いただいた松下幸之助氏の「企業は社会の公器」という言葉は多くの生徒に響いたようです。社会のために何ができるかを考え、実践することのすばらしさについて、多くの感想が寄せられました。

キャリアクション・プロジェクト㉖2学年発表会

 1月31日(月)

 2学年は、進路や興味関心に応じた課題を設定し、個人での研究を進めてきました。研究の成果をポスターにまとめたものを全員が同級生や1年生に向けて発表をしました。感染症対策のため10会場に分かれての実施となりましたが、どの教室においても、図やグラフを丁寧に説明する姿や、活発に意見交換をする姿がありました。ポスターには、テーマに関する地域の課題や進路実現に向けての決意が含まれており、進路についてより深く考えるきっかけとなりました。1年生が見学に訪れる中、上級生として立派な発表でした。

キャリアクション・プロジェクト㉕まちづくり分野廃校利用企画書

 1月25日(火)

 1学年まちづくり分野の各グループの代表者4名が、小山市教育委員会の方々に今年度で閉校となる豊田南小学校の活用方法について、プレゼンテーションを行いました。宇都宮大学石井大一朗准教授のご指導や豊田南小学校のご協力により、グループ毎に地域の活性化を目指した様々な活用方法を考えてきました。今回それらをまとめたものを企画書として教育委員会に提案することができました。4グループそれぞれが工夫を凝らした企画書となりましたが、高校生らしい視点で、多世代が交流できる場にしたいという想いは共通していました。提案が1つでも採用されることを願っています。
※この活動の様子が、1月30日下野新聞全県ワイド版に掲載されました。