2023年10月の記事一覧
第2学年 平和学習講話
10月19日(木)の6・7時間目に、講堂にて2年生の修学旅行事前指導として「平和学習講話」(被爆体験伝承講話)が行われました。
講師には広島原爆死没者追悼平和祈念館より 旭 千鶴子 先生をお迎えして、被爆した竹岡智佐子さんの話や、原爆の恐ろしさ、原爆の人体への障害、戦時下の人々の暮らしなど、さらに伝承者としての平和への思いなどを伺いました。
(被爆体験伝承講話は、年々、被爆者の高齢化が進み被爆体験をお話しされる方が少なくなってきている中で、被爆体験を語り継ぐために広島市が平成24年度から養成を始め、平成27年度から活動を開始しています。)
〔生徒の感想〕(抜粋)
「今の日本では想像がつかないほどの悲惨なことがあったのだと考えると胸を締め付けられました。原爆によって一瞬にして日々の生活を奪われ、大切な人を失って、それでも懸命に命を繋いだ方々の想いを私たちはもっと学び後世に伝えなければと思いました。」
「現在も起こっている戦争のニュースを見るたびに、どうして戦争は苦しむばかりなのに戦うのだろう思い、夏休み中に広島・長崎の原爆や沖縄地上戦についての資料や動画を見ました。その時も胸が苦しくなりましたが、今回の講話を聴いて、戦争中の苦しみや悲しみを改めて感じました。」
「被爆した竹岡さんが感じていたように、悲しみと怒りしか生まない戦争は絶対に繰り返してはならないと感じました。旭さんのお話された被害の様子から原爆の恐ろしさが伝わり、核兵器は撲滅すべきものだと改めて感じました。」
「竹岡さんの『この悲惨な行為を繰り返さないためにアメリカに行って、戦争は絶対にいけないと訴えよう』という思いを本当に実行し、他の国にも訴え続けた強い信念と行動力に感動しました。私たちの世代もこのことを伝えていく責任があると思いました。」
(竹岡智佐子さんの人形)
修学旅行初日には、広島市の広島平和記念資料館を見学します。
現地では、今回の講話を足掛かりに、原爆がもたらした実態や、平和への想いをさらに深く掘り下げてほしいと思います。
令和5年度 1・2学年 出張講座
10月12日(木)午後の時間に大学の先生方を講師にお迎えして、1・2年生全員がオンラインや対面形式でおもに文系7分野、理系7分野の講義を受講しました。
講師の先生方がおられる大学の話や専門分野の研究内容など、参加した1年生にとっては文型・理型選択の参考にもなり、また2年生は大学での学問・研究に興味や関心を持てたのではないでしょうか。
★文系講座★
筑波大学 比較分類学 文学博士 齋藤 一 准教授 |
筑波大学 社会学類 学術博士 木山 幸輔 助教 |
|
「だけどちょっとそれもあるよな」 クリエィティブ・トランスレーションのすすめ (比較文化学類の英語の授業を中心に) |
コンゴでの性暴力と、わたしたちの社会科学的な考察 |
|
千葉大学 教育学部 学術博士 西垣 知佳子 教授 |
東京女子大 現代教養学部 文学博士 原田 敦史 教授 |
|
言葉の遊び:母語習得と第2言語習得から考える |
平家物語を読む | |
東洋大学 法学部 法学博士 太矢 一彦 教授 |
宇都宮大学 大学院 教育学研究科 英語教育学修士 田村 岳充 助教 |
|
法学入門 |
共同教育学部での学びとその魅力 | |
宇都宮大学 地域デザイン科学部 農学博士 原田 淳 教授 |
|
|
農業とコミュミティーと経済と | ||
★理系講座★
筑波大学 生命環境学群 地球環境科学博士 清野 達之 准教授 |
東京薬科大学 薬学部 医学博士 戸張 裕子 准教授 |
|
森林の更新動態メカニズム 「森林の世代交代と(更新) とその動き(動態)」 |
地域保険における薬剤師の役割 ~薬剤師の将来像と社会貢献~ |
|
北里大学 医療衛生学部 医学博士 松本 俊英 講師 |
東京農業大学 農学部 農芸化学博士 谷口(山田) 亜樹子 教授 |
|
病理学の発展と現代の病理学 ~臨床検査技師の役割~ |
未利用資源を用いた新規食品の開発 | |
電気通信大学 大学院 情報理工学研究科 工学博士 柳井 啓司 教授 |
信州大学 繊維学部 工学博士 吉田 宏昭 教授 |
|
画像認識とWebビッグデータ キーワード:画像認識、ソーシャルメディア Webマイニング、ディープラーニング |
感性工学のすすめ | |
山形大学 大学院 理工学研究科 工学博士 野々村 美宗 教授 |
||
化粧品の秘密 | ||