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2021年10月の記事一覧

後期校長講話



2021年10月12日 校長講話が催されました。
前半 命について
1.命とは時間である
2.いつ何があるか分からない
3.情報を正しく受け取るおまじない「ソ・ウ・カ・ナ」

後半 ことばについて
4.言葉の力にも導かれ、豊かな人生を
.言葉の力で思考を変える

 前半は校長先生の豊富な経験の中から、学生時代のお友達の事故死を通じて命について考えさせられたこと。ご家族がもう少しで
東日本大震災に巻き込まれていたかもしれないとか、柔道のやわらちゃんこと田村亮子選手が大会に出場しなかったら、校長先生は地下鉄サリン事件に巻き込まれていたかもしれない、などどきっとする臨場感あふれるお話に引き込まれ、命について改めて考えさせられるきっかけとなりました。
 後半では、考えるときにつかうのは「頭」ではなく「言葉」であるということから、人格が言葉に表れる、「美しい日本語を、美しい言葉を大切にしてほしい」というメッセージをいただきました。二宮尊徳翁の「この秋は雨か嵐か知らねども今日のつとめに田草とるなり」などの言葉を引いて、とにかく今あることをに全力でぶつかる大切さを教えていただきました。また、周りの人にあれこれ振り回されそうな人には「言葉の力」を借りて心を安らかにしていく方法などのアドバイスもいただきました。