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科学の甲子園 栃木県大会

 11月2日(日)県総合教育センターを会場に、第15回科学の甲子園栃木県大会が行われました。1チーム6名。本校からは2年4チーム、1・2年混合1チームの参加上限の5チームが参加。

 まず、物理・化学・生物・地学・数学および情報の6分野の問題をメンバーと協力して解答する筆記競技が行われました。

 その後の実技競技は、工作用紙等を使い、40分で工作物を作り、それを用いて競技を行いました。

 この競技内容は前もって知らされており、生徒たちは定期試験後、朝や放課後、製作や試行に毎日取り組んできました。

 筆記競技、実技競技、その後行われた他校との交流会を生徒さんたちは、とても楽しんでいた様子でした。結果は後日送付されてきます。大会実施にあたり、県教育委員会事務局、県総合教育センターの皆様には大変お世話になりました。

HONDA訪問授業(理系応援プロジェクト)実施

10月22日に希望者を対象にHONDA訪問授業(理系応援プロジェクト)を実施しました。

本田技研工業会社から若手女性エンジニアの方を講師としてお招きし,授業を行って頂きました。

現在どのような仕事に取り組んでいるかだけでなく,これまでの経歴やどのような思いで進路選択をしてきたかなど,多岐にわたるお話を頂き,生徒たちも興味関心をもって講義に聞き入っていました。

生徒からの活発に質問にも丁寧に答えていただき,今後の進路選択の参考となる充実した授業になりました。

  

創立150周年記念 第27回アーデル基金講演会

令和7年10月17日(金)本校体育館にて創立150周年記念 第27回アーデル基金講演会が行われました。

(アーデルとはドイツ語の「Adel」で気高さ、貴族などの意味があります。)

アーデル基金は宇女高スローガンである「白百合よ貴きを目指せ」から、貴きに憧れる精神を養う目的で設立され、毎年各界から著名な先生をお招きしてご講演いただいております。

今回は国立情報学研究所 社会共有知研究センターのセンター長・教授で一般社団法人教育のための科学研究所の代表理事・所長であられます新井紀子先生に「シン読解力で育む確かな学力」と題してご講演いただきました。

新井先生は2011年から10年間「ロボットは東大に入れるか」というAI研究プロジェクトのリーダーをされており、2017年にはTED(Technology Entertainment Design)でも講演され、23か国語に翻訳、160万人以上に視聴されています。

     

 

AIを研究していると「ロボットは人の痛みが分かるようになるの?哲学や恋愛はできるの?」という類の質問を受けることがある。

しかしAIというものは、基本的には3種の計算式から出される答えであり、学習した事は引き出すことができるが、やったことがないことに対する答えを自ら創造したり工夫して導き出すことは出来ない。

 

また人間と大きく違う点として、「失敗を修正できない」ということもある。AIは人間のように「なぜ、どの点を失敗したか」を理解して反省する能力を持たず、大量のデータからもっともらしく答えらしいものをでっち上げ、こちらが間違いを指摘すると「すみませんでした」とすぐ謝るが更に嘘を重ねて答えてくる。

 このようなAIに対して、私たち(AIを使いこなす側)には「読解力」と「嘘を見抜く力(判断力)」が必要とされる。

 ここで言う「読解力」とはいわゆる本を読み味わう情緒的なものではなく、「説明文を読み、意味を正しく読み解く能力」である。学生で言えば、「教科書を読んで全て自分で理解できる力」である。

 先生の調査によると、この「読解力」は中学3年生までに各個人の中で「このような内容はこう理解することにする」と獲得し決定付けられ、高校生以降はその方法で学習を進めることになる。が、この「読解力」は能力ではなくスキルなので、たとえ大人であっても鍛えることで「正しく読み解く力」は身に付けられる。

 質疑応答の時間に、宇女高生からは「どうしたら今からその読解力が身に付くのか」と手が挙がりました。

先生には単元ごとに具体的な例が挙げられ、宇女高生たちは身を乗り出して自分のものにしようと真剣な表情でした。

 

国際的に最前線で活躍されている先生の「貴き」に触れた生徒たち。

「読解力」と判断力を身に付け、広い世界に羽ばたいていってほしいです。

新井先生、この度は貴重なご講演 ありがとうございました。

 

 先生の主著

「数学は言葉」(東京図書)

「AI vs 教科書が読めない子どもたち」、「AIに負けない子どもを育てる」、「シン読解力」(東洋経済新報社)

 

 

創立150周年記念式典・記念演奏会

令和7年10月10日(金)宇都宮市文化会館にて、創立150周年記念式典・記念演奏会が行われました。

御来賓、御招待の方々をはじめ、全生徒、教職員、保護者、卒業生(操会会員)等約1400名の方が参列され、盛大に執り行われました。

午前中は大ホールにて記念式典が行われ、栃木県知事をはじめとし、たくさんの御来賓の方の祝辞を頂戴しました。

   

 

約2時間程のお昼の時間は、生徒成果発表会として、小ホールでは「宇女プロ」と称しピアノ演奏や英語スピーチが披露されました。

   

展示室では8ブースに分かれ、DVD上映(R7年9月に撮影したドローン空撮映像、歴史的映像「宇女高の昔と今」)や、

卒業生によるトークセッション(ガーナで国際ボランティアをしている大学3年生とのオンライン発表と、大先輩お3方との宇女高トーク会)、

宇女高祭の歴代のポスターや、総合的な探究の成果をまとめたポスターを展示するブースもあり、どちらも大盛況で人がいっぱい、歩くのも困難なほどの賑わいでした。

記念演奏会では、指揮の飯森範親氏が率いる群馬交響楽団が、新進気鋭のヴァイオリニスト平野友葵氏と共に素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。群馬交響楽団の中には宇女高OGの方もヴァイオリンで出演されていました。

     

 

現存する日本最古の女子高、宇都宮女子高校。

創立150周年をこのように盛大に祝うことができ、関係各者の皆様には心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

そしてこれからの宇女高も見守り、折に触れご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

下野新聞社旗争奪第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会栃木県代表決定戦について

9月20日(土)、21日(日)で下野新聞社旗争奪第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会栃木県代表決定戦が行われました。

3年生が引退し、新チームになって初めての大会でした。1回戦の鹿沼商工戦は、2‐0のストレートで勝利し、2日目に進むことができました。2回戦の宇都宮東戦はフルセットの末、1₋2で敗退し、最終予選に進むことができませんでした。悔しい結果となりましたが、チームの課題が見つかったので、次の新人大会に向けてまた頑張っていきたいと思います。応援のほど、よろしくお願いいいたします。

令和7年度 前期終業式

9月26日(金)、前期終業式を行いました。

本校は二学期制となっており、4月から始まった前期は本日までで、4日間の秋季休業(秋休み)ののち、10月1日から後期が始まります。

前期は始業式・入学式から始まって、体育大会・合唱コンクール・宇女高祭(文化祭・体育祭)と様々な行事がありました。勉学はもちろん、部活動や様々な活動で充実した半年間だったかと思います。

 

終業式に先立って賞状伝達式が行われ、生徒たちの多方面での活躍が披露されました。

テニス部、バドミントン部、陸上競技部、水泳部、百人一首かるた部、書道部、囲碁部、合唱部の総勢34名が登壇し、表彰を受けました。

 

続く壮行会では陸上部、百人一首かるた部の19名が紹介され、上位大会での活躍への激励がなされました。

更なる活躍を期待しています!

 

終業式では校長先生から「を持つこと」のお話がありました。

大リーガーの二刀流、大谷選手は高校生の時に恩師の勧めで「マンダラチャート」というものを作成していたそうです。3×3のマスを書き、中央に大きな目標を書き、周囲に大きな目標を達成するための8つの中くらいの目標、さらにその周囲に中くらいの目標を達成するための小さな目標を書く、というものです。

目標を持ち、計画的に小さな目標を達成していく。それを実行できるのが才能なのではないか。

前期の様々な行事はみんなと一緒に盛り上げ、凄まじいエネルギーを放っていたが、自分のことはどうか?自分と向き合い、見つめ直す秋休みとしてほしい、とのことでした。

 

校長先生が引用された、吉田松陰の格言

【夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし。】

  

              校歌と礎の歌声を体育館に響かせました。

              再来週に控えた150周年記念式典では、文化会館で披露します音楽

 

朝晩は涼しくなり、実りの秋になりました。

秋休み明けからの後期、更に学校生活を成熟させていきましょう!

令和7年度 栃木県高等学校新人テニス大会個人戦結果について

9月20日(土)、21日(日)両日、個人戦を戦ってきました。

2年の渡邉が準優勝、同じく伊藤が第3位、ダブルスは、その渡邉・伊藤組が優勝と好結果を残してくれました。日々の絶え間ない努力の成果が花開いた感じです。

この後、関東選抜大会に向けて団体戦を戦います。昨年度に続き連続出場がかかっています。2位以内で出場となりますが、優勝目指して頑張りたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いします。

宇女高祭 2025体育祭 

宇女高祭は,文化祭とその1週間後に行われる体育祭を合わせて「宇女高祭」と呼んでいます。

9月7日(月),宇女高祭後半戦である体育祭が行われました。

体育祭は,各年次縦割りで7色に色分けされ,競い合います。今年度は年度初めの抽選の結果,

1組:緑  2組:紫  3組:黄  4組:白  5組:桃  6組:赤  7組:青

となっています。クラスTシャツの色も,これに準じています。

午前中は,開会式,学年種目である「台風の目(2年)」「棒取り(1年)」「2人3脚ムカデリレー」

「玉入れ」「応援綱引き」が行われました。

  

  

午後の競技では,「応援合戦」「部活動対抗リレー」「借り人競走」「色別対抗リレー」が行われました。特に,各組有志による応援合戦ではどの組も趣向をこらし,素晴らしい応援を披露してくれました。

部活動対抗リレーではそれぞれの部活動が自分たちでバトンを用意し,個性豊かに走り抜けていきました。

  

  

  

   

 

 大盛り上がりの中全競技が終了し,結果発表。各順位は以下のようになりました。

 総合順位 優勝:赤組  準優勝:紫組  第3位:黄組

 応援合戦 優勝:赤組  準優勝:緑組  第3位:白組

  どの組も全力で頑張りました。お疲れさまでした!

 

令和7年バスケットボール部夏休みの活動報告(練習試合・遠征)

練習日13日、練習試合・遠征11日、オフ13日

ご協力いただきました関係高校の皆さま、本当にありがとうございました。

今年は、初めて山形商業高校様に遠征させていただき、強豪校のレベルの高さを肌で感じることができました。選手それぞれが考えて行動し、自分の課題と向きあうことができた充実した夏となりました。

また本校には、国民スポーツ大会少年女子チームの選手もおり、遠征続きのハードな日程を乗り切って、栃木県代表として大いに活躍してくれました。

宇女高バスケットボール部は練習と休みのメリハリを大切にしています。練習や試合の際にはバスケットボールの技術向上、体力やメンタルの強化、休みの日には勉強と心身のリフレッシュ、家族との時間など一日も無駄にすることなく学校生活を送っています。

これから始まる栃木県U18リーグ戦(9月20日〜)、ウィンターカップ予選(10月25〜)に向けて全員で協力して練習に取り組んでいきます。

引き続きの応援をよろしくお願いします。

 

試合遠征等の記録

7月19日(土)A M練習試合 宇女高vs姿川中学 陽東中学

7月21日(月)A M高校生向け審判講習会補助員

7月25日(金)A M 合同練習 宇都宮東高校

7月29日(火)A M 合同練習 宇都宮商業高校

7月31日(木)A M 練習試合 宇女高vs宇都宮北高校

8月2日(土)A M 練習試合 宇女高vs宇都宮清凌高校

8月3日(日)A M 練習試合 宇女高vs那須拓楊高校

8月4日(月)山梨遠征 日川高校 甲府昭和高校(山梨4位) 

8月5日(火)山梨遠征 吉田高校 甲府昭和高校 伊那西高校 甲府商業高校 富士北稜高校

8月8日(金)A M 練習試合 宇女高vs小山高校

8月13日(水)山形遠征 山形商業高校 山形中央高校(山形1位) 上山明新館高校 羽黒高校

8月14日(木)山形遠征 山形商業高校 福島西高校(福島3位) 仙台育英高校

8月16日(土)~17日(日)終日 国民スポーツ大会 関東ブロック予選会 群馬県開催

8月23日(土)終日 練習試合 宇女高vs小山城南高校 壬生高校

8月24日(日)A M 練習試合 宇女高vs宇都宮北高校 宇都宮白楊高校

8月25日(月)学校始業

          

   山形商業高校(山形遠征)       吉田高校(山梨遠征) 

宇女高祭 文化祭2日目(一般公開)

8月30日(土)に文化祭2日目となる一般公開が行われました。

 

今年の宇女高祭テーマは、『#UJK万博 ~150年の歴史と共に~』です。

各団体が知恵を出し合い、個性あふれる企画を計画して来場者の皆様をお迎えしました。

 

各部活動の展示では、体育館・明鏡寮ホール・各教室での発表や企画、各部活動の体験ができるコーナーが設けられ、日頃の成果を皆様にお披露目する良い機会となりました。

 

 

 

 

 

 

クラス展示では、1年次は縁日を、2年次はお化け屋敷等アトラクションを運営しました。3年次は万博を意識し、それぞれのクラスが各国のテーマに沿った飲食販売店を運営しました。来場者投票の結果、3年次の最優秀展示に選ばれたのは3年2組『数学者の晩餐』、ギリシャをモチーフにした数学者たちが集うカフェを運営し、おもてなししました。

 

 

 

 

 

最後には体育館での閉会行事が執り行われ、今年の宇女高祭(文化祭)もお陰様で大盛況に終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度も非常に暑い中、多くのお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。

卒業生との座談会

後期課外4日目である8月21日(木)の午後、9名の本校OGを招いて在校生との座談会を行いました。

 

前半は各OGの高校生活や大学の生活についてを、文理関係なくお話ししていただきました。

1年生はこれから文理選択を決定することから、幅広く話を聞くことができ参考になったようです。

 

後半は文系・理系に分かれて、高校での学習や大学の研究分野について、前半の時間よりもより詳しくお話ししていただき、個別相談にも対応していただきました。

前半の時間よりも、より焦点を当てた内容となり、学部の詳しい話を聞いたりや志望する大学の先輩からの励ましを受けたりすることで、今後の学習へのモチベーションが上がったなどの感想があがっていました。

 

進路目標を達成し、充実した大学生活を送っているOGのお話をきくことができ、在校生にとって刺激となる大変有意義な機会となりました。

 

<前半(全体会)>

<後半(分科会)>

<個別相談>

科学の甲子園 実技競技研修会

  後期課外最終日 8月22日(金)の午後、科学の甲子園栃木県大会に向けて、実技競技の研修会を行いました。希望生徒26名が参加。今年のテーマは、「向かい風に向かって走る車を作る」でした。3名でチームを作り、与えられた材料で製作に取り組みました。製作後、タイムレースを行いました。

 実技競技に求められる工作の精度や強度を高めたり摩擦をへらしたりする等のコツ、チームとして力を発揮するにはどうすればよいかなど多くを学ぶ機会になったことと思います。

 チームでものつくりに臨む楽しさを味わうとともに,この経験を本大会の実技競技にも活かして欲しいと思います。

 

   

一日体験学習

8月20日(水)、一日体験学習が行われました。

県内外の中学3年生と保護者合わせて約1000名の方にご参加いただきました。

本校は教職員と、1年次生で編成された一日体験学習委員88名がお迎えしました。

 

まず配信による一日体験学習委員代表・校長先生・生徒会長からの挨拶があり、学校の歴史等の紹介ビデオを見ていただきました。続いて教頭先生からの学校概要の説明後に、各会場で一日体験学習委員から学校生活についての説明がありました。

   

 

担当の生徒が中学生に向けて学校生活の体験談を話したり、質問に答えたりしていました。一年前の自分たちの姿を重ね、自然に親しみが沸いているようでした。

 

説明会後は部活動見学の時間となり、それぞれの部室に赴いて活動の様子を自由に見ていただきました。案内図を手に校舎を歩き、生き生きと部活に打ち込む宇女高生の様子を見て、入学後の宇女高生活をありありと想像できているようでした。

   

 

また、保護者の方向けに本校教員による個別相談も設けられました。全体会では聞けなかったような質問やご相談も安心してお聞きいただきました。

 

自由な校風と歴史ある女子校で、来年度皆さんとお会いできる日を楽しみにしております!

残暑厳しい中でしたが、本校の一日体験学習にご参加いただきありがとうございました。

 

 

創立150周年記念事業 「アプローチ・ストーン・プロジェクト」

8月8日、夏季休業中ではありますが各クラスの希望者と生徒会役員の生徒で、アプローチ・ストーン・プロジェクトを行いました。

 

本校は、ただ今150周年記念事業の一環で正門とアプローチの改修工事を行っております。

正門から操橋まで続くアプローチ歩道の両サイドを「一二三石」で彩ることになりました。

「一二三石(ひふみいし)」とは、石を一つ、二つ、三つとランダムに配置して土間や庭に模様を作る技法、デザインのことです。修学院離宮の隣雲亭等に見られ、秩序や自然との調和を表す日本庭園の哲学や美学を象徴しています。

 

クラスごとに分けられた区画に、石を配置していく生徒たち。

 石の接着面に思い思いの願いを込めている生徒も。

   

 

暑い日差しの中、やり遂げました!

マドンナリリーを思わせるデザインも見られました。

   

 

この後、一二三石の周りにモルタルを流して固定し、アプローチが完成していきます。

生徒たちが願いを込めて置いた一つ一つの石が織りなすアート。

今までの150年の歴史とこれからの未来を繋ぐ素敵な作品になりました。

今月末の完成が楽しみです!

物理研修会

 

7月31日(木)、2年次生・物理選択の希望者28名で、つくば市にある高エネルギー加速器研究機構を訪問してきました。まず常設展示室に入り、広報室の方から施設全体についての概要をわかりやすく説明いただき、その後、加速器から生じる放射光を利用して研究が進められているフォトンファクトリーを見学し、そこからは2班に分かれて巨大な加速器であるSuperKEKBのトンネル(富士KEKEBトンネル)内の様子、B中間子という素粒子の性質を詳しく調べる筑波実験室を説明いただきながら見学しました。食後は女性研究者の方から、どうして加速器に関わる研究者になったのか、女性としてどう研究に関わってこられたかなどの貴重なお話をいただきました。最後に、放射線科学センターの方のご指導による霧箱を使った放射線の観察実験を行いました。一日だけでしたが、とても充実した研修 となりました。施設職員の皆様には大変お世話になりました。 

  

 

夏季休業前全校集会

7月18日(金)、夏休み前最後の登校日に全校集会が行われました。

本校は前期・後期の二学期制で、前期は夏休みを挟んで9月26日までとなります。

本日は午前中に授業と大掃除、午後から全校集会として表彰伝達式・壮行会・校長先生の講話が持たれました。

 

 

 

【表彰伝達式・壮行会】

表彰式では60名の素晴らしい活躍を皆で称え、壮行会では8団体がこの夏の大会での意気込みを語り、生徒たちからの拍手で励まされていました。

 

 

【校長講話】

初めに先日の合唱コンクールについて、歌の魅力・不思議な力を実感させられる素晴らしい演奏であった、今から来年の合唱が楽しみである、との感想をいただきました。

先に行われた表彰式・壮行会についても日々の頑張りや成果の結果だとお褒めの言葉もいただきました。

 3年生に向けては、「勝負の夏となるが、仲間や自分を信じて頑張ってほしい、今の学びは目の前の第一志望合格のためだけでなく その先の人生の基盤にもなるものなので そのためにも懸命に取り組んでほしい、部活を続けている人はやり抜いてほしい」と励ましのメッセージを、

1・2年生に向けては「新学期から3か月半が経ったがチャレンジ出来ているか?チャンスを逃していないか?身の回りにあるチャンスを逃さず、本校の指標の”自主創造”にもあるように自主的にチャレンジする夏にしてほしい」と激励するメッセージをいただきました。

夏休み明け、それぞれにチャレンジし成長した皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

創立150周年記念 令和7年度校内合唱コンクール

7月16日(水)、創立150周年記念合唱コンクールが栃木県総合文化センターメインホールにて行われました。

この一か月半、生徒たちは休み時間や放課後、それぞれ練習に励み、校内は美しい歌声で溢れていました。

【開会式にて】

「クラス一丸となって美しいハーモニーを奏で、この合唱を通して成長し、絆を深めてほしい。また「150周年記念」の見事な看板の前で歌えることに誇りを持ち、特別な年に花を添えてほしい。」と校長先生より挨拶をいただきました。

 

 

【合同発声練習】

開会式の最後に、全員で校歌と礎(創立130周年記念讃歌)を歌いました。

 

 

【閉会式】

全21クラスの演奏と、合唱部による演奏を終え、閉会式が行われました。

審査員の先生からは「短期間の練習期間で素晴らしいハーモニーに仕上げていた。順位を付けるのは難を要した」との評価と、プロの声楽家のお立場から、ハーモニーをもっと美しくするために「歌詞を読み解くこと、母音を揃えること、指揮者も含めて息を揃えること」等のアドバイスもいただきました。

 

 

 【審査結果発表】

優勝  3年6組「僕が守る」(銀色夏生作詞 上田真樹作曲)

準優勝 1年1組「二十憶光年の孤独」(谷川俊太郎作詞 木下牧子作曲)

第3位   3年3組「くちびるに歌を」(フライシュレン作詞 信長貴富作曲)

2年次優勝 2年7組「きみ歌えよ」(谷川俊太郎作詞 信長貴富作曲)

おめでとうございました!

 

【優勝した3年6組の合唱】

優勝トロフィーを抱え、最後にもう一度合唱しました♪

 

合唱コンクール会場にはたくさんの保護者の方にもお越しいただき、観覧していただきました。また配信も同時に行い、画面の向こうからたくさんの応援もいただきました。ありがとうございました。

薬物乱用防止講話(3年次)

7時間目に3年次の生徒を対象に薬物乱用防止講話が、明鏡寮と配信でのハイブリッドで実施されました。薬物の危険性についての理解や現代における薬物の課題について、薬剤師の猪瀬先生から講話をしていただき、生徒たちは熱心に聞いていました。

 

放課後の風景(定期テスト前)

定期テストが近づき、放課後に、自習場所である図書館以外の場で学習する生徒が多くみられるようになりました。

学校だからこそ、友人と教え合える、先生に質問できる。

貴重な放課後の学習時間になっています。

筝曲部活動報告

 

演奏の様子

6月14日(土)に栃木県教育会館大ホールにて、第47回日本音楽部会春季発表会が開催されました。

演奏曲は「赤い花束」(佐藤義久作曲)という曲で、外部講師の先生のご指導のもと、練習に励んできました。

入部したばかりの1年生も熱心に練習に励みました。2年生は日々の自主練習にも励み個人のスキルアップにも努めてきました。曲調やテンポが何度も変わる曲なので、息を合わせるのに苦労もありましたが、当日は14名が心をひとつにして練習の成果を発揮し、素晴らしい演奏を披露することができました。