定時制だより
人権教育
11月12日(水)、人権についての理解を深め、人権感覚を身に付けることを目的に「人権教育講話」を開催しました。講師には、作新学院大学女子短期大学部 幼児教育科の矢野善教先生をお招きし、「自己理解と他者理解 ~あなたはあなた、人は人~」という演題でご講演いただきました。
講話では、ジョハリの窓のワークシートを作成しながら、自分と他者の認識の違いを確認し、自己理解・他者理解を深めることができました。
講話を聴いた生徒からは、「自分と他人が違うのは当たり前。あなたは唯一無二の存在です」という言葉が印象に残ったと、感想文に記されていました。
これからの学校生活でも、友人の考えや意見に耳を傾け、周囲を尊重しながら過ごしていきましょう。
宇商祭 一般公開
2025年10月25日(土)、宇商祭「宇商万博 ~煌めけ 煌星連結 2025~」の一般公開が行われました。定時制では、学年ごとに企画を立てて発表を行いました。1年次は『こどもの遊び場』、 2年次は『和菓子販売』、 3年次は『縁日』、 4年次は『ピザの販売』を、各学年で仲間同士協力し合いながら発表を行いました。
限られた準備期間の中で、生徒たちは工夫を凝らし、それぞれの企画を見事に形にすることができました。また、全日制との貴重な交流の機会にもなり、普段は接点の少ない生徒同士が会話を交わす場面も見られました。さらに、来場者に対して積極的に呼び込みを行ったり、企画内容を丁寧に説明したりする生徒の姿が印象的でした。
1年次 2年次 3年次 4年次
栃木県定通文化発表会
10月18日(土)、栃木県教育会館にて「栃木県定通文化発表会」が開催されました。この発表会は、定時制・通信制高校に通う生徒たちが、学校生活を通して得た貴重な体験や学びを発表し、互いに共有することを目的とした催しです。
生活体験発表では、本校代表として2年の渡部さんが「夢に向かって」というタイトルで登壇し、堂々とした態度で自身の体験を語りました。また、ポスター部門では、商業科3年の勝間田さんが優秀賞、同じく室橋さんが佳作を受賞するなど、素晴らしい成果を収めました。さらに、参加した本校生徒たちは、すべての発表に真剣な態度で耳を傾け、有意義で充実した時間を過ごしました。
黄ぶな清掃活動
9月26日(金)、恒例行事である「黄ぶな清掃活動」を実施しました。黄ぶな清掃活動とは、本校の東側を流れる田川の河川敷を、生徒と地域の方々が協力しながら清掃する取り組みです。活動を通じて、地域の方々との交流も深めることができます。
今週は秋らしい爽やかな日が続いていましたが、当日はまるで夏に戻ったかのような暑さとなり、参加者はこまめに水分補給をしながら、熱心に清掃に取り組みました。約2時間にわたる活動の中で、学校周辺の美化に貢献できたことに、多くの生徒が達成感を感じていたようです。参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。
キャリア形成支援事業 講演会
9月18日(木)、キャリア形成支援事業講演会を実施しました。「キャリア形成支援事業」とは、外部機関を活用し、専門的な知識の習得や社会への意識を深めることで、生徒の自立に必要な力を育成することを目的とした取り組みです。その一環として、外部から専門家をお招きし、講演会などを実施しています。今年度は、矢板市にある川口鉄筋建設株式会社 取締役会長・川口篤史先生をお迎えし、「すばらしい人生のスタートをしよう」という演題でご講演いただきました。
ご自身の起業経験をもとに、「夢(好き)を持ち、失敗を恐れず、常に挑戦することで新しい景色が見えてくる」と、生徒たちに向けて力強いメッセージを送ってくださいました。講演を聴いた生徒たちは、「自分の夢を叶えるために多くのことを学ぶことができた」と話しており、大変有意義な時間となりました。