すずらんより

すずらん4-⑥

★ありがとう★

一段と寒くなってきました。
空気がすっきり、夜は星がとてもきれいに見えます。

「先生、これあげる」とすずらんに来ているお友だちが
木の実をくれました。
しかも、自分の数よりも、先生の方がたくさん。
とってもうれしかったです。
すずらんでの子どもたち、「ありがとう」もスッと出る!
(たまには、お母さんに言われているときもありますが)
ぶつけてしまい痛がっていると「大丈夫?」と声をかけてくれる、
ステキだなと感じています。

「もう少しこうなってほしい」「ここを直してほしい」……
そんなところもあると思います。
でも、褒めポイントもたくさんあると思います。
身近にいると通り過ぎてしまうことかもしれませんが、
そんなときには、「さすが」「ありがとう」「うれしい」と
伝えてあげてくださいね。

すずらんより4-⑤

★深呼吸★

学校の周りの紅葉がキレイだな~と秋の深まりが感じられる日々です。

子どもたち、特に年長さんたちは……
小学校に行ったり、運動会があったり、おゆうぎ会があったり……
幼稚園・保育園では、一番上として活躍を期待され、
「がんばった!」でも「ちょっと疲れた……」もあるかもしれません。
「がんばるぞ」とちょっとムリをしちゃうこともあるかもしれません。
お休みの日は、みんなでちょっと一息ついてくださいね。

今年は、急に温度が下がったので、色が鮮やかなんだそうです。
今日は、空もスッキリ晴れていました。
寒さや感染対策で心身が緊張してしまいがちな時
期……
深呼吸は、
 〇リラックスできる
 〇自律神経のバランスを整える
 〇たくさん空気を取り込める
 〇血液の循環がよくなる
 〇姿勢がよくなる
心と体にいいことがたくさん!だそうです。
マスク生活では、呼吸が浅くなりがちです。
秋の空をながめながら、深呼吸!してくださいね。      
              
    *学校のもみじ       さざんか 

すずらんより4-④

★秋★

朝夕は涼しい日が多くなり、セミの声から秋の虫の声になり……
秋の気配が感じられるようになりました。

昆虫にも『耳』があるそうです。
ただ、耳の位置は、足だったり、胸のあたりだったり……
どうやって聞いているのだろう?! 想像がつかないです。
耳では、仲間がどこにいるか知ったり、敵がどこにいるか察知したり
しているそうです。
私たちと違うところにありますが、役割は同じ、構造も似ているそうです。

外に目や耳を向けると、いろいろな秋が見つけられると思います。
また、いろいろなにおいからも感じられると思います。
少し涼しくなってきた日々、一緒に、”秋の発見”をしてみてくださいね。

すずらんより4-③

★オムツ……★

オムツがまだ……とお聞きすることがあります。
オムツは卒業して、トイレに行けるようになるといい!ですが……

ちょうど新聞にもオムツについてのことが載っていました。
心構えは、
『うまくいかなくても、子どもを叱らないこと
 小さな成長を見逃さず、ほめることが大切』  
もう一つ、
『子どもは一人一人、成長のスピードが違う
 よその子と比較せず、その子にあった方法を工夫』  だそうです。

トイレのことだけでなく、ほかのことでも……
いろいろなやり方があると思います。いろいろな方針もあると思います。
そんな中で、子どもたちも……
 すぐにできちゃう子も
 たくさん、たくさん練習してできるようになる子も
 練習しても、なかなか難しい子も
 できるのに、それを見せてくれない子も   いろいろです。

なんとか工夫はないものか?
どうしたらできるかなぁ~
がんばっているな
どんな気持ちなのかな

すずらんでも一緒に考えていけるといいかなと思います。

すずらんより4-②

★なんとなく……★

連休明け……グズグズ、グダグダすることが増えちゃった……
なんてお友だちもいると思います。
そんな様子を目にしていると、大人もイライラしてしまいます。

「なんかだるい」「なんとなくやる気が出ない」などは、
大人でも、「なんか……」や「なんとなく……」で、ぴったり当てはまる
ことばが見つかりません。
「だるい」や「疲れた」なども、どんな状態なのかは、わかりにくいですよね。

子どもは、自分の状態をことばで説明することは、まだまだ難しいです。
そのため、泣く、機嫌が悪い、ゴロゴロ、グズグズ……などの行動に
なってしまうかと思います。

大人にちょっとゆとりがあったら、
「疲れちゃったか」や「今は、やりたくないんだね」など、
こんな感じなのかなということを、ことばにしてあげるといいかな
と思います。
大人だって……なので、ゆとりがない時には、ちょっとそっとしておく
でもいいかなと思います。