日誌

水産科掲示板

「生きものの “つぶやき” フォトコンテスト」

生物科学学会連合主催 第一回「生きもののつぶやきフォトコンテスト」の審査結果が発表されました。全国から315作品の応募があり、本校からも数人の水産科生徒が応募しました。このたび、28作品(26名)が優秀賞として選出され、見事、本校水産科2年添田くんが優秀賞を受賞しました。

 以下、主催者側のコメントです。
【作品の中には本当に「生きもののつぶやき」が聞こえているのではないかと、思ってしまうような作品もあり、高校生の皆さんの生きものや自然に対する感性の豊かさに驚かされました。自然の素晴らしさに感動する心を大切にして、私たちの生きものの星「地球」をいつまでも守っていけたらいいですね。】
 添田くんの作品は下記の通りです。
http://seikaren.org/wp/wp-content/uploads/2019/12/photo_con/27_218.pdf

 

関東・東海地区課題研究発表会に行ってきました!


11月12日~13日にかけて、静岡県焼津市で行われた関東・東海地区課題研究発表会に校内発表1位になりました水産科3年嶋﨑くん瀧澤くんのペアが参加してきました。
「川から町をPR」と題し、自然豊かな那珂川町を水産科生だからこその視点で、地域活性化を目指し、リバーマップの作成やグリーンツーリズムの企画・運営に取り組んだ2年間をまとめた発表でした。
これまでの発表の中で一番の素晴らしい発表ができた!と思うほど素晴らしい発表でした。
結果は見事最優秀賞!!馬頭高校初の全国大会への切符を手にしました!
12月に山口県で行われる全国大会に向けて、さらに頑張っていきたいと思います!
全国大会での更なる活躍に期待していてください!


素敵な2人の表情にご注目ください!


発表前日に神社でお参り。神様も2人に力をくれたのでしょうか。

課題研究発表会

10/18 本校講堂にて、課題研究発表会が行われました。
今回の課題研究発表会は3年生との格差を感じてしまう、尊敬してしまうような発表が多いものでした。発表の仕方や態度、スライドの作り方に大きな差を感じましたが、それでも2年生として非常に刺激され、次回に生かしていけるように思いました。2年生としても、しっかりとした手応えを得たので、来年も頑張っていきたいです。
今回の発表会の1位は「川から町をPR」でした。11月に行われる静岡県の発表会に出場します。発表会では全力を出し切って、頑張って下さい!!優勝という報告を待っています!!
2位は「ミヤコタナゴ班」3位は「オニテナガエビ班」でした。いずれも甲乙つけがたい高いレベルの発表でした。
私たちは来年があります。来年こそは1位を取れるよう、頑張っていきます。

以上、水産クラブ2年後藤でした。

1位「川から町をPR」


2位「羽田ミヤコタナゴ生息地を用いた環境教育プロジェクト」


3位「オニテナガエビの繁殖計画」

馬頭小学校4年生との交流学習


9月12日(木)
馬頭高校水産科実習場に隣接するビオトープを舞台に、馬頭小学校4年生と水産科2年生との交流学習を行いました。このビオトープは、久那瀬農地水組合のみなさんが学習フィールドとして開放して下さっている場所です。武茂川に魚道を通してつながっているため、淡水魚が自然に遡上し、多様な生態系をつくりだしています。

内容は、魚道についての学習と水質検査、そして、生物採集を行いました。本校水産科生徒が先生役となり、一緒にビオトープに入り、小学生に検査の方法や採集した生物の名前を教えたりしました。子供たちは目を輝かせながら夢中で網を入れ、タガメやクロゲンゴロウが採れたときには、ひときわ大きな歓声が上がりました。

本校生にとっても普段学習していることを子供たちに伝えることができ、非常に充実した表情をしていました。
最後になりますが、草刈り等事前整備をしていただいた、益子様をはじめ農地水組合の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

第21回ジャパンインターナショナルシーフードショー

8/22(木)・23(金) 2日間にわたって、東京ビッグサイトで行われた標記のイベントに目的は水産科のPRとして水産科2年生6名が参加してきました。

インターナショナルという名前の通り、思っていた以上にかなり大きなイベントで3万3千人を超える方が来客されたそうです。その巨大なイベントにブースの一角をお借りして、キャビア、魚醤や缶詰、そして僕たちの活動についてPRすることができたことは本当に貴重なことだと思いました。様々なお客様がお越しになり、びっくりするくらいお褒めの言葉をいただきました。とても自信になったと同時に、これからもたくさんのイベントに参加していこうと思いました。

鮎とマスのつかみ取り


8月11日(日) 那珂川町那珂川橋址付近にて

     鮎とマスのつかみ取り

のお手伝いをしてきました。

馬頭高校の生徒は、8名が参加し、ため池への鮎やマスの放流や監視員、金魚すくいの催し物のお手伝いをしました。

那珂川町の人たちと交流を深めることができたり、鮎やマスといった魚に触れられたりと魅力的な町であることを感じたようでした。

 
 

普通科水産科合同生物調査

7月22日月曜日、水産科実習場の隣接ビオトープにて、普通科水産科合同企画を行いました。
以下に、その報告を記します。


普通科・水産科合同生物調査~水産科実習場隣接ビオトープにおける小型貝類の調査~

1 目的

① 水産科で継続的に行っている那珂川水系における水辺の生物の生息データの蓄積

② 普通科生徒に自然観察や生物調査を体験させること

③ 水産科生徒が普通科生徒に観察や調査の支援を行うことで、主体性や自己有用感を喚起し、また、普通科生徒と水産科生徒の交流を図ること

2 調査場所  馬頭高校水産科実習場隣接ビオトープ  那珂川町久那瀬

3 調査日時  令和元年722日(月)9001200

4 調査内容  微小貝類の生息調査を中心に、付随して採集できた生物についての観察を行う

5 対象生徒  普通科有志者 水産科有志者

6 参加者  普通科2-1 2名 2-2 2名 水産科2-F 5名 1-F 6名 計15

7 採集結果

①ハブタエモノアラガイ


 今回の調査で2個体発見。いずれも農水路のコンクリート壁で採捕されたが、1個体は水底基底、1個体は飛沫域(水面よりも上部)であった。

北米原産の外来種であるが、栃木県内では幅広い場所で生息が確認されているようだが、調査からは生息数はそれほど多くない。

形はモノアラガイより殻径が狭く、螺塔と体層との比率はモノアラガイが19くらいで殻高の大半が体層となる一方、ハブタエモノアラガイは37くらいとなり螺塔が三角形に尖る。

また、個体差も大きいもののモノアラガイは貝殻表面にやや大粒の斑紋が多くあらわれるが、ハブタエモノアラガイはより黒色で模様に乏しい。

 那珂川町として、初の標本となるとみられている。

② ナガオカモノアラガイ

 

 今回の調査で稚貝から成貝まで10個体以上採捕した。マコモダケを中心に、水草の水面から上部の茎に付着していた。

本種の同定(種特定)においては、オカモノアラガイとの違いがポイントとなる。細長い形状からナガオカモノアラガイと判断したが、正式には博物館ならびに遺伝子の情報をもって結論付けられるものである。

 また、栃木県においては黒羽地内において唯一採捕データが存在し、それ以外については全く存在しないことから今回の採捕は極めて重要な意味があったと判断できる。

 採集地点は、かつては水田であったところにマコモダケを移植したことで形成されたビオトープであり、ナガオカモノアラガイがどのように定着したかについては定かではない。マコモダケは周年性植物であり、秋になり収穫を終えると、刈り取りが行われる。翌年まで個体群を維持する機構については不明であるが、成貝や仔稚が何らかの方法で越冬し、または卵などのかたちで次のシーズンを待ち、数年にわたって定着しているものと考えられる。ビオトープの保存が求められる。 

③ その他の貝

 今回の調査でターゲットの一つに加えていたヒメモノアラガイおよびカワネジガイ等については見つけることができなかった。今後は、これらの貝に採捕対象を絞って、適地を選定し、採集を試みることが必要と言える。

8 事後処理

  サンプルの①②については、栃木県立博物館に寄贈する。

  生徒の活動については、この報告書とともにポートフォリオに記録させる

9 懇親会
 せっかく普通と水産科、そして学年の枠を超えて一緒に調査を行ったので、すべての作業終了後に流しそうめんを 行い、雨の中みんなで食べました。とても楽しいイベントとなりました。今後もこのようなイベントを開催したいと思いますので、今回参加しなかった人も含め、次回の参加を心待ちにしております。


 

サバからマグロ!?


7/4 馬頭高校にて、宇都宮大学バイオサイエンスセンターの松田勝先生による「生殖幹細胞移植」についての講話が行われました。
タマネギのDNA抽出実験も取り入れていただき、遺伝子について優しく、時に専門的にハイレベルな内容を教えていただきました。
東京海洋大学で成功した「ヤマメから産まれたニジマス」の話をして下さり、生徒は興味津々。専門用語が飛び交う中、何とか理解しようと奮闘する生徒の姿が印象的でした。
希少種の保護や養殖の簡易化のために行われている事を知り、生徒達の興味・関心は更に広がったのではないでしょうか。
松田先生、貴重なお話ありがとうございました。


水産・海洋系高等学校意見・体験発表会に参加してきました。

真珠で有名な三重県鳥羽市。
この地で水産科3年生の嶋﨑由海くんが馬頭高校の代表として発表をしてきました。
タイトルは「アガりたかったら賽をふれ」
中学生の時に参加した留学の経験や学校代表として参加した商談会、1人旅の経験を経て、将来の自分を夢見て、実現するための挑戦に関する話でした。
しっかりと自分の言葉で、堂々とした発表でした。
結果は見事「優秀賞」!
お疲れ様でした。

水産科交流会(ドッジボール)大会


6月19日(水) 天候にも恵まれて、水産クラブ主催水産科交流のドッジボール大会が行われました。

各学年の水産科の生徒で合同チームを4組作り戦いました。
どのチームも優勝を目指し、白熱した試合がみられました。

優勝したチームは、水産科の先生方のチームとドッジボールを行いました。

1年生は初めてのドッジボール大会で、先輩が投げるボールに怖がりながらも交流を深めることができました。どの学年の生徒も楽しんでいる様子でした。