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2023年1月の記事一覧
漁具作りのために竹細工を学びました!
1月20日(金)
水産科実習場にて、那珂川町竹芸会の芳賀様ご夫妻から竹の基本的な加工方法について教えていただきました。
まずは孟宗竹と真竹の違いについて教えていただき、なたで36等分することから始めました!
なたの刃が曲がって入ることで、竹の断面が斜めになってしまうなどただ割るだけなのに苦戦中です。
36等分した竹は、表面を薄く残すようになたで削っていきます。作業の難易度はあがり、当たり前ですがうまくいきません。芳賀様にアドバイスをいただきながら、少しずつ慣れていきました。これまでの作業を上手にできるようになるまでには、かなりの回数を重ねないと・・・と思うばかりです。
後半は、室内にて編み方の練習をしました。今回は6角形の形ができる六つ目網を教えていただきました。
最初はどの順番で編んでいくかわからず、言われた通りに手を動かしていた生徒たちですが、作業が進むにつれて自分で感覚をつかみ、どんどん編んでいきました。
今回は煮魚を作るときに活躍する道具を作りました。
芳賀様、本日はお忙しい中、馬頭高校に足を運んでくださり本当にありがとうございました。
本日学んだことを活かして、網作りを進めていこうと思います。
馬頭高校しもつかれ缶詰リニューアル大作戦!
1月12日(木)に大田原市にある創作料理「たわら寿(ことぶき)」の遅澤ご夫妻と、しもつかれブランド会議の青栁様をお招きし、本校実習場で水産科2・3年生がしもつかれについて学びました。
青栁様からはしもつかれの歴史や意義、しもつかれブランド会議の活動について、また遅澤様からは調理法や作り手側の思いについて学びました。
しもつかれは、各家庭ごとの歴史や味があり、「多様性」に富んだソウルフードであると言えます。150年の歴史ある伝統食を後世に引き継いでいくお手伝いができたらと考えています。
3年生はまもなく卒業です。本日、遅澤様から教わったポイントを活かしながら、今後は味の後継者である2年生の佐藤くん、廣田くんを中心に、“馬頭高校のしもつかれ”を作っていきたいと思います。
遅澤様、青栁様貴重なお話と熱心なご指導をありがとうございました。
~馬頭高校しもつかれ販売します~
2月4日(土)に宇都宮インターパークの「ミナミテラスとちぎ」で開催されるしもつかれ博に本校卒業生でしもつかれ缶を開発した小林君がパネリストとして出演します。また今回の実習を受けて、リニューアルしたしもつかれを販売いたします!興味のある方は、ぜひ足を運んでください!
水産教育講演会が行われました。
1月11日
本校会議室で水産科の生徒を対象に、水産教育講演会が行われました。
今年度の講師は、元馬頭高校水産科の教員である吉田宰様をお招きし、「課題研究から学ぶ」というテーマで講話をいただきました。
吉田先生は、本校のウナギ研究の第一人者であり、現在も帝京大学にてウナギの研究を継続していらっしゃいます。講話の内容は、ウナギのみならず、これまで馬頭高校水産科の卒業生が築き上げてきた研究の歴史について、生徒たちにわかりやすく、また今後課題研究の授業へのエールをいただくような内容でした。