学校生活[全日制]

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

Library News 7月号

図書館からLibrary News(図書館だより)7月号を発行しました。
今月の特集は、
◆特集 「旅・冒険」
◆夏季休校中の図書館について
です。
  
 
※蔵書点検のお知らせ
7月21日(水)~28日(水)の間、図書館では蔵書点検を行います。
上記期間中に貸し出しはできません。ただし、返却は可能です。
点検作業に伴い21日の午後は自習室のみ閉館します。 

国際理解だより 9

 「多言語多文化社会」を実現するために大切なことは、「アイデンティティ」の確立であると考えます。また、自他のちがい(差異)を認める寛容な心でもあります。なぜなら、自分と他者をつなぐ相互作用がコミュニケーションであり、多文化共生はこのコミュニケーションと他者に対する理解(異文化理解)から成り立つからです。
 このように考えると、「アイデンティティ」の確立、「言葉」についての認識、「差異」に対して開かれた心は、多文化・多言語共生に向けて不可欠な要素であると言えます。

つづく

学力向上のための本校の取り組み

 ただ今、本校では芳賀郡市を中心とした中学校訪問を実施中です。訪問中、「本校での取り組み」として以下のことを報告しています。

 本校では、生徒の学力向上を目的として、様々な取り組みを実施しております。以下は、本年度の主な取り組みです。
 1 朝の学習(月曜日~金曜日 8:10~8:25)
 2 図書室と自習室を開放(月曜日~金曜日 午後7時まで)期間:4月~翌3月
 3 7時限授業(週3回 月・火・木)
 4 学習実施計画(毎日、生徒に記入、提出させ、学習の取り組みを自覚させる)
 5 平常課外の実施(週2回放課後 水・金)
 6 土曜日の学校開放を年間40日実施
     7,8はその一環として取り組んでいます。
 7 1・2年生「サタデーセミナー」を年間22日実施(国・数・英)
 8 3年生の土曜課外を年間15回程度実施(理・地歴公民)期間:5月~12月
 9 長期休業中の課外を年間17日実施(夏季14日、冬季3日)
10 年間6回の面接強化週間
    本校は、年間最低6回は面接を実施し、生徒理解に努めています。
11 年間5回の校内模試
    3学年 (国、数、英、日・世・地理・現社、物・化・生・地)
    2学年 (国、数、英、現社、物・化・生)
    1学年 (国、数、英)
12 第1学年学習合宿
    実施日 平成22年4月26日(月)~28日(水) 2泊3日
    実施場所 ホテルニュー塩原
                                                    以上

国際理解だより 8

 「多文化多言語主義」の中心になっている理念は、言語と文化、つまり、人間の思考と文化との関係に光を当てた言語相対論に根拠を求めることができます。また、言葉は文化であり、自らの言語を使うことは人間としての権利であるという哲学に求めることもできるでしょう。
 このように人間存在の根源として言語の重要性があるから、多言語・多文化主義の尊重がこれまで以上に求められるのです。残念ながらこの視点は、日本の英語教育ではほとんど話題にもなっていません。しかしながら、言語の重要性を教育することが多文化・多言語共生への第一歩となるのです。

つづく

国際理解だより 7

 前回に続いて、「多言語多文化社会」を考えてみましょう。
 現在、EUは通訳翻訳に膨大な予算をかけてまで全加盟国の言語を公用語とし、多言語を守り通しています。このことは「多文化多言語主義」、つまり「多文化共生主義」にもとづいているといえます。
 さらにウェールズ語、アイルランド語、また米国内のネイティブ・アメリカン部族語といった消滅しかけている言語を復活させようとする努力が世界各地で見られます。このことも同様の考え方に由来していると思います。

つづく

保護者の皆様へ


6月22日、保護者の皆様宛てに、生徒の送迎に関するお願いのプリントを配付いたしました。
お子様を降車される際の危険なケースなどを提示させていただきました。
ご理解とご協力をお願いいたします。
 
配付しましたプリントを下記に載せてあります。あわせてご覧ください。

東北大学オープンキャンパス見学会の申し込み締め切りました

 夏休み期間中に行われる東北大学オープンキャンパス見学会への参加者を募集しておりましたが、申込締切日までに50名の参加申し込みがあり定員数を上回りましたので、募集を打ち切らせていただきました。
 なお、参加者の内訳は、1年生3名、2年生46名、3年生1名となりました。

国際理解だより 6

 「多言語文化社会」を考えるうえで、ユネスコによる『文化多様に関する世界宣言』を参考にしてみましょう。
 例えば、「ことばや映像による思想の自由な流れを保障する一方で、すべての文化がみずからを表現し知らしめることができるように配慮しなければならない。表現の自由、メディアの多元主義、多言語主義、デジタル情報を含む芸術や科学・技術の知識への平等なアクセス、そしてすべての文化が表現と普及の手段を手に入れる可能性。これが文化的多様性を保証する」とあります。
 すべての文化がみずからを表現し知らしめることができるように、私たちは、上のことを重く受け止めなくてはいけまんせん。ここに多文化共生を目指した国際理解教育が必要になってくるのです。

つづく

「教育実習生との進学座談会」が行われました

    6月18日(金)放課後、教育実習生との進学座談会が行われました。先週から7名の卒業生が教職を目指し母校で教育実習を行っています。実習生が、在校生に対し進路選択・受験・学生生活などについてアドバイスをする趣旨で、進学座談会が催されました。
 7名の実習生は、大学、学部、担当教科がそれぞれ異なるので、生徒諸君は自分の進路希望に応じてアドバイスを受けたい実習生のもとに集まり、熱心に話を聞いていました。
 受験勉強の話から、在学している大学の情報、現在学んでいる学問分野に至るまで、話題は広い範囲に及び、予定していた1時間という時間はあっという間に過ぎて行ったようでした。
 

国際理解だより 5

 今回は、「国際化」のもう1つの考え方、「多言語文化社会」を取り上げます。
 世界はグローバル化と同時に多言語社会へも向かっていると、以前に書きました。多様な言語や文化を尊重する考え方は「多言語多文化主義」と呼ばれます。このような考え方に基づく場合、多様な言語や文化を理解することが大切になります。そのために互いに協調しあいながら共に生きることが求められるのです。
  こうした考えの基礎には、「競争しあう」を尊重する「競争原理」でなく、「共に生きること」を尊重する「共生原理」が働いていると言えるでしょう。

つづく