令和7年8月26日(火)、日本工業大学を会場に「第25回高校生ものづくりコンテスト関東大会(木材加工部門)」が開催され、本校建築システム科3年 青木遼太朗さん が出場しました。
関東地区の代表選手23名が集う中で、青木さんは見事【第3位】 に入賞し、栃木県勢として最高位を収める快挙となりました。
競技課題は「柱建頭繋ぎ二方転び」で、伝統的な木材加工技法の精度と正確さを競うもので、制限時間は3時間40分。
青木さんは日頃の練習で培った集中力と技術力を発揮し、素晴らしい成績を残しました。 本校生徒の努力と成果を誇りに思います。青木さん、本当におめでとうございます!
7月26日(土)、栃木県ものづくりコンテストが開催されました。このコンテストは、工業に関する5つの部門で、県内の工業高校生が技術・技能を競い合う大会です。本校からは、建築システム科生産システムコース3年の滝田陽夕芽君と、2年の仁平龍吾君が「電子回路組込み部門」に出場しました。この部門には県内9校から16名が参加し、モーターの回転制御、ブザーの鳴動、LEDの点灯などのプログラミング技術と回路制御の正確さ・速さが求められました。2人は5月中旬から週3回の放課後練習を重ね、技術の向上に真剣に取り組んできました。その努力の成果として、滝田君が第3位、仁平君が第4位に入賞するという素晴らしい結果を収めました。さらに、滝田君はこの成績により、今後開催される関東大会への出場が決定しました。これからの更なる活躍に大いに期待が寄せられます。
令和7年7月26日(土)、宇都宮工業高校を会場に「令和7年度(第18回)高校生ものづくりコンテスト栃木県大会(建築大工部門)」が開催されました。
この大会は、栃木県高等学校教育研究会工業部会の主催により行われ、県内5校から選抜された10名の生徒が出場し、建築大工の技能を競い合いました。競技時間は3時間40分とされ、出場者は限られた時間の中で、課題に真剣に取り組み、技術の精度と完成度を競いました。
本校からは建築システム科の青木遼太郎さんと関脩真さんが出場し、青木さんが第3位、関さんが第4位という優秀な成績を収めました。特に青木さんは、令和7年8月26日(月)に開催される関東大会への出場が決定しました。
日頃の練習の成果を十分に発揮し、技術力と集中力をもって挑戦した今回の大会は、技能向上はもとより、他校の選手たちの取り組みや姿勢にも多くの刺激を受ける貴重な機会となりました。
今後もさらなる技術習得と成長を目指し、努力を重ねてまいります。応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
活動テーマ『建物の維持管理方法の習得』
第1日目 令和7年7月14日(月)、建物の維持管理について株式会社英和技研の鈴木様からお話をいただき、自分たちに出来ることを相談・検討をしました。
検討の結果、老朽化した校舎の一部を修復する活動をしてくことになりました。
令和7年7月16日(水)、建築技術コース3年生を対象に取り組んできた家具製作実習において、子供用の椅子がついに完成しました。
この実習では、鑿(のみ)、のこぎり、かんななどの手工具を用いて、木材の加工から組立、仕上げまでを一貫して行い、作品としての完成度を高めました。
生徒たちは1・2年次に学んだ技術を活かし、細部までこだわりながら丁寧に製作に取り組みました。 完成した椅子にはそれぞれの個性と工夫が込められており、生徒たちは大きな達成感を味わっていました。
出来上がった作品は持ち帰り、自宅で実際に使う予定です。自分の手で作り上げた作品を目にしたときの笑顔がとても印象的でした。
今回の実習を通して、ものづくりの楽しさと達成感、そして木工の魅力をあらためて実感する貴重な経験となりました。
令和7年7月14日(月)、建築技術コース2年生が製作していた木製プランターが完成しました。
この実習では、のこぎりや電動ドリルなどの工具を使い、部材の切り出しから組み立て、仕上げまでの 工程を体験しました。生徒たちは、木材の寸法取りや釘打ちなどに苦戦しながらも、仲間と協力し、丁寧に作業を進めてきました。
完成したプランターは、校内の花壇整備や美化活動に活用される予定です。実用的な作品を自らの手で作り上げた達成感を味わうことができ、ものづくりの楽しさや技術の大切さを実感する貴重な機会となりました。
令和7年7月10日(木) 建築システム科2年生を対象に、県内6つの企業様のご協力のもと、「出前授業」を実施しました。
本授業では、各企業の専門技術者の方々から、それぞれの職種の仕事内容や魅力、現場での体験談など をお話しいただき、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
働くことの意味や建設業の幅広さを知ることで、自分の将来や職業適性について考える貴重な機会となりました。
【ご協力いただいた企業と職種】
〇足場工 :株式会社大勝建設
〇左官工 :株式会社英和技研
〇造作大工工:湧井建設株式会社
〇鉄筋工 :株式会社カネダ
〇圧接工 :株式会社大場工業
〇型枠工 :長谷川建設株式会社
今回の出前授業は、生徒の進路選択や職業理解を深めるうえで大変有意義な学びとなりました。ご協力 いただいた企業の皆様に心より感謝申し上げます。
令和7年6月20日(金)、建築システム科1年生を対象に実施していた木組み実習において、課題である「ほぞ差し」技法の製作が完成しました。
この実習は、人材育成事業「建築大工マイスター講習」の一環として行われたもので、基本的な大工手 工具の使い方を学びながら、木造建築における基本的な接合技術「ほぞ差し」の加工に挑戦しました。
鑿(のみ)や鋸(のこぎり)などの手工具を使って、自らの手で木材を加工することで、ものづくりの基礎を体得するとともに、伝統技術への理解を深める貴重な機会となりました。完成した作品を手に、生徒たちは達成感と喜びを感じていました。
令和7年6月19日(木)、建築技術コース2年生を対象に実施された「建築大工マイスター講習」(人材育成事業)の最終日を迎え、課題である「腰掛蟻継ぎ」の製作が完成しました。
この講習は、栃木県地域技能振興コーナー主催によるもので、全3回にわたり伝統的な木造軸組工法の技術習得を目的として行われました。
腰掛蟻継ぎは、高い精度が求められる木材接合技法のひとつであり、生徒たちは大工マイスターの丁寧な指導のもと、鑿(のみ)や鋸(のこぎり)を使って慎重に加工を進めてきました。
完成した作品を前に、生徒たちは達成感とともに、ものづくりの奥深さや伝統技術の大切さを実感して いました。今後の技能検定や実習に向けて、大きな自信となる貴重な経験となりました。
令和7年6月16日(月)、建築技術コース3年生は、課題研究の授業において「ペーパーコードスツール」の製作に挑戦しました。
この実習では、これまで学んできた木材加工技術を活かし、座面にペーパーコードを編み込んだ実用的なスツールを製作しました。
使用した木材は、栃木県那珂川町の八溝山系で採れた間伐材であり、森林資源の有効活用を意識した取り組みとして、SDG's(持続可能な開発目標)にもつながる内容となっています。
生徒たちは、材料の選定から加工、組立、コードの編み込みまで、ひとつひとつの工程に真剣に取り組み、完成を楽しみにしながらものづくりの楽しさを実感していました。
地元資源と向き合う体験を通じて、環境と共生する建築の在り方を学ぶ貴重な時間となりました。
令和7年6月6日(金)より、栃木県地域技能振興コーナー主催の人材育成事業「建築大工マイスター講習」が始まりました。
この講習は、建築システム科1年生34名を対象に、全3回(6月6日・13日・20日)の日程で実施されます。
【時間】5限目~6限目、【場所】建築実習棟1階 木造実習室/2階 計画実習室
今回の講習では、大工手工具の基本的な使用方法を学ぶとともに、木組みの基本である「ほぞ差し」技法の習得を目的としています。
生徒たちは、鑿(のみ)や鋸(のこぎり)などの道具を実際に使用しながら、正確な加工と組立を体験しています。 熟練の建築大工マイスターによる丁寧な指導のもと、ものづくりの基礎を身につける貴重な学びの機会となっています。
今後の技術習得に向けて、意欲的に取り組む姿勢が見られました。
本日より、栃木県地域技能振興コーナー主催による人材育成事業「建築大工マイスター講習」を開始しました。
この講習は、建築技術コース2年生を対象に、全3回にわたって実施されます。
【実施日】6月5日(木)、12日(木)、19日(木)、【時 間】1限目~3限目、【場 所】建築実習棟1階 木造実習室
今回の講習では、木造軸組在来工法における伝統的な技法「腰掛蟻継ぎ」の習得を目的としています。実習では、熟練の建築大工マイスターによる丁寧な指導のもと、生徒たちは道具の扱いや加工の精度に重点を置きながら真剣に取り組んでいます。
技術の習得を通して、実社会で求められる専門性やものづくりの大切さを学ぶ貴重な機会となっています。
建築システム科1年生は、工業技術基礎の授業においてエクセル実習を行いました。
今回は、自分のクラスの時間割表を作成する作業を通じて、セルの操作や表のレイアウト作成を学びました。また、建築分野に関連する実習として、資材管理のための簡単な積算にも取り組み、数量や金額を自動で計算する方法を学習しました。
生徒たちは、日常的な作業と建築現場での活用の両面から、エクセルの便利さと必要性を実感しながら 意欲的に取り組んでいました。
令和6年度後期に実施された2級・3級建築大工技能検定試験に、建築システム科の生徒5名が挑戦し、見事全員が合格を果たしました。
今回の合格者は、2級に2名、3級に3名で、いずれも学科試験と実技試験の両方をクリアする必要がある厳しい試験です。
生徒たちは1年間にわたって放課後や休日を利用し、道具の扱いや木材加工の精度向上に向けて熱心に練習を重ねてきました。その努力が実を結び、今回の結果につながりました。
今後もさらなる技術の習得を目指し、生徒たちは意欲的に学びを深めていきます。ご支援いただいた関係の皆様に心より感謝申し上げます。
令和7年6月2日(月)、建築技術コース2年生を対象に、木製プランターの製作実習を行いました。
実習では、木工機械や手工具を使って部材を加工し、組み立て作業に取り組みました。
のこぎりやドリル、ビス打ちなどの基本操作を確認しながら、安全に配慮して作業を進めました。
生徒たちは、ものづくりの楽しさを実感しながら、木材加工技術の基礎を身につけることができました。完成したプランターは校内の美化にも活用される予定です。
令和7年5月28日(水)、建築技術コース3年生を対象に、家具製作実習を行いました。
実習では、手工具である鑿(のみ)やのこぎり、かんなを使って、子供用の椅子の製作に取り組んでいます。
生徒たちは、これまで1・2年生で学んできた木材加工の基礎技術を活かしながら、丁寧に部材を加工し、組み立て作業を進めています。
一人ひとりが完成を楽しみにしながら真剣に取り組んでおり、木工技術の理解を深めるとともに、ものづくりの達成感を実感できる貴重な実習となっています。
令和7年5月28日(水)、建築技術コース3年生を対象に、BIM(Building Information Modeling) 実習を実施しました。
BIMとは、建物の設計から施工、管理までの情報を3Dモデルで一元化して扱う建築の最新技術です。今回の実習では、専用ソフトを用いて木造住宅の基本モデルを作成し、立体的な設計や寸法の確認、建材情報の取り扱いなどを学びました。
生徒たちは、2次元の図面では得られない空間的な理解を深めながら、実践的なスキルを身につけることができました。今後の設計課題や進路選択にもつながる貴重な学習となりました。
建築技術コース2年生を対象に、デザイン実習として「レッド&ブルーチェア」の模型製作に取り組 みました。
この実習では、近代建築の巨匠ヘリット・リートフェルトがデザインした名作椅子「レッド&ブルーチェア」を題材に、建築とデザインの関係性を学びました。
生徒たちは、スチレンボードを材料に、図面をもとに正確な寸法で部品を切り出し、丁寧に組み立てを行いました。
色の配置や構造バランスにも注意を払いながら作業することで、造形力やデザイン感覚を深めることができました。 建築の枠を越えて、デザインの魅力に触れる有意義な実習となりました。
令和7年5月21日(木)、建築技術コース3年生を対象に、木造建築の小屋組に関する建方実習を行いました。 小屋組とは、屋根を支えるための骨組み構造を指します。
実習では施工図をもとに、母屋・棟木・隅木・垂木など、さまざまな構造材の役割を理解しながら組み立て作業を行いました。
生徒たちは、実際に木材を扱いながら構造の仕組みや接合方法を学び、図面と現場の関係性についても深く理解することができました。
今後の技術習得や技能検定に向け、大変有意義な実習となりました。
令和7年5月8日(木)、建築技術コース2年生を対象に、JW-CADを使用したCAD実習を行いました。
この実習では、木造住宅の平面図や立面図の作図に取り組み、CADの基本操作や製図の基礎知識を学びました。
生徒たちは、寸法の入力や線の引き方、図面の配置などに注意を払いながら、集中して作業に取り組んでいました。
今回の実習で学んだ内容は、今後の設計課題や建築製図の応用に活かされていきます。建築の基礎を着実に身につける貴重な機会となりました。
ご来場いただき ありがとうございました。