令和7年5月12日(月)、建築技術コース3年生は建築製図の授業において、木造2階建て専用住宅の自由設計に取り組みました。
この日は、設計の第一段階である「エスキス(基本構想)」を作成しました。生徒たちは、与えられた設計条件をもとに、クライアントの立場になって家族構成や生活動線を想像しながら、自分なりの住宅プランを練り上げました。
実践的な課題を通して、設計の面白さや難しさを実感する貴重な授業となりました。
本校の特色ある専門教育のひとつ、生産システムコースでは「電子回路とものづくり」を融合させた実践的な実習を行っています。
このたび、3年生が取り組んだスピーカー製作実習が無事全員完成を迎えました!はんだ付けや部品の組み立て、音響の構造に至るまで、自分の手で仕上げたスピーカーから、お気に入りの音楽を流す瞬間――「音が出た!」「すごい!自分で作ったんだ…」と、教室には驚きと感動の声が響きわたり、生徒たちの表情には達成感と笑顔があふれていました。スマートフォンと自作スピーカーがつながり、音楽というカタチで「ものづくりの成果」を実感する、まさに感動のひとときとなりました。
こうした実習を通じて、生徒たちは技術力だけでなく、創造力や課題解決力、そして自信を育んでいます。今後も本校では、実社会で役立つ実践的な教育を通じて、生徒の「つくる力」と「考える力」を伸ばしてまいります。
令和7年5月9日(金)建築技術コース2年生を対象に、「建築製図」を行いました。
この授業では、建築図面に必要な基本的な文字の書き方を練習しました。
文字の大きさや形、配置のバランスなどに注意しながら、製図に適した丁寧な文字を書く力を養いました。
今後の平面図や立面図の作図において、正確で見やすい図面を描くための基礎力を身につける第一歩となりました。
生徒たちは集中して取り組み、設計への意識も高まっている様子でした。
令和7年5月8日(木)、建築システム科建築技術コース2年生を対象に、建築模型実習を行いました。
今回の実習では、生徒たちがCADで作成した図面をもとに、スチレンボードに図面を貼り付け、木造平屋建ての建築模型を製作しました。部材の切り出しや接着作業を通じて、設計図と実際の建物の関係性や立体構成への理解を深めることができました。
建築設計の基礎を実感しながら学べる貴重な実習となりました。
令和7年5月1日(木)、建築システム科では建築施工実習の一環として、木造軸組の建方実習を行いました。
実習では、床に描かれたマス目を基礎に見立てて、土台・大引き・根太・火打ち土台を正確に配置し、レーザーレベルを使用して垂直を確認しながら柱を建て、仮筋交いで固定する作業を行いました。
生徒たちは実際の建方作業を通して、木造軸組工法の基本構造と施工手順を体験的に理解することができました。今後の実習や技能検定に向けて、貴重な経験となる一日でした。
令和7年6月2日(月)、建築技術コース2年生を対象に、木製プランターの製作実習を行いました。
実習では、木工機械や手工具を使って部材を加工し、組み立て作業に取り組みました。
のこぎりやドリル、ビス打ちなどの基本操作を確認しながら、安全に配慮して作業を進めました。
生徒たちは、ものづくりの楽しさを実感しながら、木材加工技術の基礎を身につけることができました。完成したプランターは校内の美化にも活用される予定です。
建築システム科 生産コース17名を対象に出張授業を実施しました。
ものつくり大学から松本宏行教授をお迎えし、3Dプリンタと3Dスキャナを利用した、これからの新しいものつくりの技術をご説明いただきました。
実際に製作された作品も見せていただき、とても分かりやすい授業でした。
令和7年1月22日(水)、建築システム科3年生による「課題研究発表会」を実施しました。
3年生は1年間、各自の研究テーマに沿って課題研究に取り組み、その成果を後輩である2年生に向けて発表しました。
後輩たちにとっても学びの多い機会となりました。
建築技術コース2年生は、建築技術検定試験(主催:栃木県建設業協会)に挑戦しました。
この試験は将来の建築士に向け平屋建て木造住宅の製図をする試験です。
時間は150分で与えられた条件から配置図兼平面図、屋根の骨組みを描く小屋伏せ図を正確に描きあげます。
全員合格を目指し、生徒たちは練習に励みました。
建築技術コース3年生が、栃木県建設業協会主催の建築製図検定試験に挑戦しました。
この試験は、将来建築士を目指す生徒にとって重要な試験であり、2階建て木造住宅の製図を課題としています。 制限時間330分の中で、与えられた条件をもとに、1・2階平面図、立面図、断面図を正確に描き上げる内容です。
生徒たちは、集中力を切らさず最後まで取り組み、自身の技術を試す貴重な経験を積むことができました。
建築システム科生産コース3年の生徒3名が、課題研究として1年間かけて製作したLED看板を、萱橋小学校に寄贈しました。
看板が点灯した瞬間、児童たちから歓声が上がり、喜ぶ姿が見られました。
この看板を通じて、萱橋小学校の児童の皆さんに少しでも喜んでいただけたなら、大変嬉しく思います。
令和6年12月17日(火)、建築技術コース3年生が栃木県建築士事務所協会主催の「BIM講習会」に参加しました。
BIM(Building Information Modeling)は、建物の設計から施工、管理までの情報を3Dモデルで一元化する技術です。このシステムを活用すると、建物の形状や構造、材料、コスト、スケジュールなどのデータを効率よく管理することができます。
生徒たちは講習を通じて、BIMの基本的な操作やその応用方法を学びました。また、講習後には放課後に自主練習を行うなど、社会で求められるスキルの習得に向けて意欲的に取り組んでいます。
今回の講習は、建築技術の未来を考えるうえで大変有意義な内容となりました。
建築システム科の建築技術コースでは、来年1月に実施される2級および3級建築大工技能検定試験に向けて練習を重ねています。
生徒たちは、放課後や休日を活用し、道具の使い方や木材加工、墨付け・仕口加工など、実技試験の課題に取り組んでいます。
時間内に正確に仕上げる技術が求められるため、先生や先輩方の指導を受けながら、真剣に準備を進めています。
全員が合格し、大工技術者としての第一歩を踏み出せるよう、頑張ってください。
建築システム科2年生生産コースの生徒17名は、実習の授業でSTEM教育※の一環としてマイコンを搭載した自立型ロボットの製作に取り組みました。今後は、プログラミングを学習し、自分で製作したロボットにプログラムを書き込んで制御する予定です。
※STEM教育は、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の4分野を統合的に学ぶ教育手法です。論理的思考や問題解決能力を育成し、21世紀の課題に対応できる人材を育てることを目的としています。
令和6年11月22日(金)~25日(月)の期間、建築システム科建築技術コース3年生の貝塚陸斗さんが、愛知県国際展示場で開催された第62回技能五輪全国大会「建築大工職種」に栃木県代表として出場しました。
本県から建築大工職種に出場したのは貝塚さん1人で、本校としても技能五輪全国大会への出場は初めての快挙です。
貝塚さんは朝早くから放課後夜遅くまで、学校や自宅で練習に励みました。目標としていたメダリストには届きませんでしたが、栃木県の建築大工技術の高さを全国にアピールすることができました。
校内外でご支援をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
貝塚さん、本当にお疲れさまでした。
令和6年11月15日(金)、建築システム科3年の坂本泰雅さんは、令和6年度とちぎものづくり選手権「建築大工部門」にて高校生の部金賞の授賞式に参加しました。
令和6年11月3日(日)、建築システム科の生徒たちは、那珂川町の小砂焼藤田製陶所で開催された秋季陶器市に参加しました。
陶芸家の藤田眞一様とコラボレーションした、さくら色の器などの販売を行いました。
今後、生徒たちは左官業者様と協力し、学校などの壁に陶壁を造るプロジェクトにも挑戦します。
完成した北桜カラーバージョンの商品は、北桜祭(11月16日(土))で販売します。可愛いカラーデザインの器ですので、ぜひご購入ください。
令和6年10月18日(金)、建築技術コースの2年生は、建築製図の授業で「小屋伏せ図」を描きました。
授業では、軸組模型を用いながら、部材の名称や取り合いを確認し、構造への理解を深めることができました。
実際の建築現場で必要となる知識を、模型を通じて実感しながら学習しました。
これからも、生徒たちは実践的な製図技術を身につけるため、日々努力しています。
令和6年10月17日(木)、建築システム科建築技術コースの2年生が、10月28日(月)から始まるインターンシップに向けて「測量実習」を行いました。
この実習では、建築現場で必要とされる測量技術の基礎を学び、インターンシップでの実務に備えました。
インターンシップは、10月28日(月)から11月1日(金)までの5日間実施されます。
参加する生徒の皆さんが、学んだことを活かして充実した経験を積むことを期待しています。 生徒の皆さん、頑張ってください!
建築システム科生産コース2年生17名を対象に、電気自動車についての出前授業を実施しました。
栃木日産自動車販売株式会社より菅野様・小林様を講師にお呼びし、電気自動車についての構造、メリットなどを詳しく説明していただきました。また、実際にアリアとサクラを見せていただき、とても参考になった授業となりました。
ご来場いただき ありがとうございました。