建築システム科1年生は、工業技術基礎の授業においてエクセル実習を行いました。
今回は、自分のクラスの時間割表を作成する作業を通じて、セルの操作や表のレイアウト作成を学びました。また、建築分野に関連する実習として、資材管理のための簡単な積算にも取り組み、数量や金額を自動で計算する方法を学習しました。
生徒たちは、日常的な作業と建築現場での活用の両面から、エクセルの便利さと必要性を実感しながら 意欲的に取り組んでいました。
令和6年度後期に実施された2級・3級建築大工技能検定試験に、建築システム科の生徒5名が挑戦し、見事全員が合格を果たしました。
今回の合格者は、2級に2名、3級に3名で、いずれも学科試験と実技試験の両方をクリアする必要がある厳しい試験です。
生徒たちは1年間にわたって放課後や休日を利用し、道具の扱いや木材加工の精度向上に向けて熱心に練習を重ねてきました。その努力が実を結び、今回の結果につながりました。
今後もさらなる技術の習得を目指し、生徒たちは意欲的に学びを深めていきます。ご支援いただいた関係の皆様に心より感謝申し上げます。
令和7年6月2日(月)、建築技術コース2年生を対象に、木製プランターの製作実習を行いました。
実習では、木工機械や手工具を使って部材を加工し、組み立て作業に取り組みました。
のこぎりやドリル、ビス打ちなどの基本操作を確認しながら、安全に配慮して作業を進めました。
生徒たちは、ものづくりの楽しさを実感しながら、木材加工技術の基礎を身につけることができました。完成したプランターは校内の美化にも活用される予定です。
令和7年5月28日(水)、建築技術コース3年生を対象に、家具製作実習を行いました。
実習では、手工具である鑿(のみ)やのこぎり、かんなを使って、子供用の椅子の製作に取り組んでいます。
生徒たちは、これまで1・2年生で学んできた木材加工の基礎技術を活かしながら、丁寧に部材を加工し、組み立て作業を進めています。
一人ひとりが完成を楽しみにしながら真剣に取り組んでおり、木工技術の理解を深めるとともに、ものづくりの達成感を実感できる貴重な実習となっています。
令和7年5月28日(水)、建築技術コース3年生を対象に、BIM(Building Information Modeling) 実習を実施しました。
BIMとは、建物の設計から施工、管理までの情報を3Dモデルで一元化して扱う建築の最新技術です。今回の実習では、専用ソフトを用いて木造住宅の基本モデルを作成し、立体的な設計や寸法の確認、建材情報の取り扱いなどを学びました。
生徒たちは、2次元の図面では得られない空間的な理解を深めながら、実践的なスキルを身につけることができました。今後の設計課題や進路選択にもつながる貴重な学習となりました。
建築技術コース2年生を対象に、デザイン実習として「レッド&ブルーチェア」の模型製作に取り組 みました。
この実習では、近代建築の巨匠ヘリット・リートフェルトがデザインした名作椅子「レッド&ブルーチェア」を題材に、建築とデザインの関係性を学びました。
生徒たちは、スチレンボードを材料に、図面をもとに正確な寸法で部品を切り出し、丁寧に組み立てを行いました。
色の配置や構造バランスにも注意を払いながら作業することで、造形力やデザイン感覚を深めることができました。 建築の枠を越えて、デザインの魅力に触れる有意義な実習となりました。
令和7年5月21日(木)、建築技術コース3年生を対象に、木造建築の小屋組に関する建方実習を行いました。 小屋組とは、屋根を支えるための骨組み構造を指します。
実習では施工図をもとに、母屋・棟木・隅木・垂木など、さまざまな構造材の役割を理解しながら組み立て作業を行いました。
生徒たちは、実際に木材を扱いながら構造の仕組みや接合方法を学び、図面と現場の関係性についても深く理解することができました。
今後の技術習得や技能検定に向け、大変有意義な実習となりました。
令和7年5月8日(木)、建築技術コース2年生を対象に、JW-CADを使用したCAD実習を行いました。
この実習では、木造住宅の平面図や立面図の作図に取り組み、CADの基本操作や製図の基礎知識を学びました。
生徒たちは、寸法の入力や線の引き方、図面の配置などに注意を払いながら、集中して作業に取り組んでいました。
今回の実習で学んだ内容は、今後の設計課題や建築製図の応用に活かされていきます。建築の基礎を着実に身につける貴重な機会となりました。
令和7年5月12日(月)、建築技術コース3年生は建築製図の授業において、木造2階建て専用住宅の自由設計に取り組みました。
この日は、設計の第一段階である「エスキス(基本構想)」を作成しました。生徒たちは、与えられた設計条件をもとに、クライアントの立場になって家族構成や生活動線を想像しながら、自分なりの住宅プランを練り上げました。
実践的な課題を通して、設計の面白さや難しさを実感する貴重な授業となりました。
本校の特色ある専門教育のひとつ、生産システムコースでは「電子回路とものづくり」を融合させた実践的な実習を行っています。
このたび、3年生が取り組んだスピーカー製作実習が無事全員完成を迎えました!はんだ付けや部品の組み立て、音響の構造に至るまで、自分の手で仕上げたスピーカーから、お気に入りの音楽を流す瞬間――「音が出た!」「すごい!自分で作ったんだ…」と、教室には驚きと感動の声が響きわたり、生徒たちの表情には達成感と笑顔があふれていました。スマートフォンと自作スピーカーがつながり、音楽というカタチで「ものづくりの成果」を実感する、まさに感動のひとときとなりました。
こうした実習を通じて、生徒たちは技術力だけでなく、創造力や課題解決力、そして自信を育んでいます。今後も本校では、実社会で役立つ実践的な教育を通じて、生徒の「つくる力」と「考える力」を伸ばしてまいります。
令和7年5月9日(金)建築技術コース2年生を対象に、「建築製図」を行いました。
この授業では、建築図面に必要な基本的な文字の書き方を練習しました。
文字の大きさや形、配置のバランスなどに注意しながら、製図に適した丁寧な文字を書く力を養いました。
今後の平面図や立面図の作図において、正確で見やすい図面を描くための基礎力を身につける第一歩となりました。
生徒たちは集中して取り組み、設計への意識も高まっている様子でした。
令和7年5月8日(木)、建築システム科建築技術コース2年生を対象に、建築模型実習を行いました。
今回の実習では、生徒たちがCADで作成した図面をもとに、スチレンボードに図面を貼り付け、木造平屋建ての建築模型を製作しました。部材の切り出しや接着作業を通じて、設計図と実際の建物の関係性や立体構成への理解を深めることができました。
建築設計の基礎を実感しながら学べる貴重な実習となりました。
令和7年5月1日(木)、建築システム科では建築施工実習の一環として、木造軸組の建方実習を行いました。
実習では、床に描かれたマス目を基礎に見立てて、土台・大引き・根太・火打ち土台を正確に配置し、レーザーレベルを使用して垂直を確認しながら柱を建て、仮筋交いで固定する作業を行いました。
生徒たちは実際の建方作業を通して、木造軸組工法の基本構造と施工手順を体験的に理解することができました。今後の実習や技能検定に向けて、貴重な経験となる一日でした。
建築システム科 生産コース17名を対象に出張授業を実施しました。
ものつくり大学から松本宏行教授をお迎えし、3Dプリンタと3Dスキャナを利用した、これからの新しいものつくりの技術をご説明いただきました。
実際に製作された作品も見せていただき、とても分かりやすい授業でした。
令和7年1月22日(水)、建築システム科3年生による「課題研究発表会」を実施しました。
3年生は1年間、各自の研究テーマに沿って課題研究に取り組み、その成果を後輩である2年生に向けて発表しました。
後輩たちにとっても学びの多い機会となりました。
建築技術コース2年生は、建築技術検定試験(主催:栃木県建設業協会)に挑戦しました。
この試験は将来の建築士に向け平屋建て木造住宅の製図をする試験です。
時間は150分で与えられた条件から配置図兼平面図、屋根の骨組みを描く小屋伏せ図を正確に描きあげます。
全員合格を目指し、生徒たちは練習に励みました。
建築技術コース3年生が、栃木県建設業協会主催の建築製図検定試験に挑戦しました。
この試験は、将来建築士を目指す生徒にとって重要な試験であり、2階建て木造住宅の製図を課題としています。 制限時間330分の中で、与えられた条件をもとに、1・2階平面図、立面図、断面図を正確に描き上げる内容です。
生徒たちは、集中力を切らさず最後まで取り組み、自身の技術を試す貴重な経験を積むことができました。
建築システム科生産コース3年の生徒3名が、課題研究として1年間かけて製作したLED看板を、萱橋小学校に寄贈しました。
看板が点灯した瞬間、児童たちから歓声が上がり、喜ぶ姿が見られました。
この看板を通じて、萱橋小学校の児童の皆さんに少しでも喜んでいただけたなら、大変嬉しく思います。
令和6年12月17日(火)、建築技術コース3年生が栃木県建築士事務所協会主催の「BIM講習会」に参加しました。
BIM(Building Information Modeling)は、建物の設計から施工、管理までの情報を3Dモデルで一元化する技術です。このシステムを活用すると、建物の形状や構造、材料、コスト、スケジュールなどのデータを効率よく管理することができます。
生徒たちは講習を通じて、BIMの基本的な操作やその応用方法を学びました。また、講習後には放課後に自主練習を行うなど、社会で求められるスキルの習得に向けて意欲的に取り組んでいます。
今回の講習は、建築技術の未来を考えるうえで大変有意義な内容となりました。
建築システム科の建築技術コースでは、来年1月に実施される2級および3級建築大工技能検定試験に向けて練習を重ねています。
生徒たちは、放課後や休日を活用し、道具の使い方や木材加工、墨付け・仕口加工など、実技試験の課題に取り組んでいます。
時間内に正確に仕上げる技術が求められるため、先生や先輩方の指導を受けながら、真剣に準備を進めています。
全員が合格し、大工技術者としての第一歩を踏み出せるよう、頑張ってください。
令和7(2025)年7月31日(木)開催
ご来場いただき ありがとうございました。