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宇高からのお知らせ
2018年12月の記事一覧
第2学期終業式
本日で平成30年度の2学期が終了しました。
終業式に先立ち、校内外の各種大会で活躍した生徒の表彰式が行われ、
新年に関東大会に出場する写真部・囲碁部の壮行会が行われました。
表彰・伝達表彰
壮行会 応援団による応援
終業式では校長から、今年1年の振り返りを行う際の視点について話がありました。
宇高生の精神的支柱となる「瀧の原主義」や
「和敬信愛 質実剛健 自律自治 進取究明」の生徒指標をもとに、
自分自身の生活・生き方を見つめ直す契機とする旨、生徒に語りかけました。
新年は1月7日が第3学期始業式です。
ほけんだより 12月号
保健だよりが発行されました。
●保健だより(12月特別号) (PDF)
●保健だより(12月特別号) (PDF)
滝の原教養講座 ~異文化理解~
12月18日(火)7限目の1年生の総合的な学習の授業において、宇都宮大学国際学部教授の松金公正先生をお招きし、『異文化理解と国際交流 -震災を通した国際連携から台湾の親日を考える-』という演題で講話をしていただきました。
国際化が急速に進んでいる中で、国際交流や異文化理解の実情を知り、それを自己の問題として正視する態度を身につける目的です。
まず初めに、台湾と栃木県は関係がないと考えている生徒に対し、つい最近の台湾の国民投票で栃木県を含む5県で生産された食品の輸入禁止の継続が決定され、栃木県も台湾と無関係ではないとお話しされました。
そこから台湾の歴史や文化についての説明がありました。また、お互いに地震が多いという面で技術交流や支援交流があることから、台湾の方々は非常に親日的であるというお話がありました。
最後に先生は、「異文化は理解が極めて難しいということ、ステレオタイプの理解は間違った認識だということを前提とし、そこを入り口として新しい知識を学んだり間違った情報を削ることにより、正しく異文化を理解することに近づいてほしい。この話は文系の話に感じると思うが、国際化が進み国外が身近なものになった現在では理系の生徒も重要である。」と話されました。
今後グローバル化がますます進む世の中を生きていくことになる本校生にとって大変参考になったと思います。
貴重な講話をしてくださいまして、松金先生ありがとうございました。
課題研究Ⅰの発表会が開催されました
12月17日(月)7限目に講堂において、1年生の課題研究Ⅰの発表会が行われました。
10月から各クラス7班に分かれて研究する分野を決定し、1か月以上かけて研究を行ってきました。
まず、各クラスにおいて12月4日(火)に発表会を行い、そこで各クラスの代表を決定しました。
そして、17日に各クラスの代表が発表を行いました。
各クラスの代表班の主な内容は、以下の通りです。
1組 難民問題と日本の受け入れの責任のあり方について
2組『アンパンマン』の子どもを惹きつける素晴らしさについて
3組 人間が服を着ることになった科学的、文化人類学的な考察
4組 核兵器の現状と今後のあり方について
5組 マクドナルドが現状まで業績回復することに成功した経営戦略について
6組 未来の企業はどういう戦略をとるべきかについて
7組 睡眠のメカニズムと眠気のコントロールの仕方について
各班とも、調べた情報をそのまま発表するだけでなく、プレゼンテーションソフトをうまく利用し、各自の考察を踏まえながら研究発表を行うなど、工夫を凝らしていました。
各班とも非常に興味深い内容であり、聞いている生徒も関心を持ちながら各班の発表を聞いていました。
生徒による投票の結果、最優秀の発表には、劇を取り入れることにより人を惹き付けるプレゼンを行った、3組の発表が選ばれました。
来年の秋には課題研究Ⅱの全体発表会があるので、学年全体としてしっかりと取り組んでいきたいと思います。